吉村達也。『平安楽土の殺人』

もう図書館に返してしまって手元にないので、思い出しながら(汗)。

魔界百物語の第二弾。
というか第一弾の話の内容をもう忘れていて、第一弾のときに
ちょびっと舞ちゃんと氷室先生が…ふふふふ。ぐらいしか
記憶にない。←タダのミーハー
で、やっぱり氷室先生に逢いたい、というだけで借りたこの
本であった。
名探偵のシリーズというものには、必ず「宿敵」が出てくるのは
どうしてだろうな、と思う。
氷室先生よりもお慕い申し上げている伊集院先生にだって
「シリウス」が出てくるし。
QAZという「宿敵」は、まだ氷室先生の前に姿すらあらわして
おらず、読者的には「もう待てへん!」というところまで
来ているのではないか。だから、後書きで、今後の展開を
かなり明かしているのではないだろうか。
このへんも、前代未聞かも…
だって全部で100も書くんだからなあ…

それにしても、あのひとがああなるとは思っていなかった。
まったくもって、容赦ないね。それがちと残念。
もちろん、そういう展開だからこその100物語なんだろうけれども
かなり今回は犯人側の邂逅が長くて、キツかった。
単なるミーハーだね、ワタシってやっぱり;^^)
でもでも一言。舞ちゃんでなさすぎ!!…あー、言っちゃった。
2003年09月21日(日)
By ちゃいむ

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