ちまたでは「しゃべれどもしゃべれども」がけっこう あちこちで聞こえてくる、佐藤多佳子さん。 「神様のくれた指」存在は知っていて、一度は手に 取ったのだが、馴染めないかなあ、とその時は読まなかった。 そして今回。 とっつきにくかった。薫さんのギャンブルのシーンが出た ころには、感情移入出来なくて「だめかな」とも思った。 読み終わった今は、全然感想が違う。 読んで、よかった。まったく、読ませてくれた。 なんて表現したらいいのかな。登場人物がリアルで生き生きしてるとか 心地よい裏切りとか。 月並みな言葉しか浮かばないのがかなしい。 最初は気になっていた二段組が、中盤から気にならなく なっていた。←長いの苦手 スピーディーな展開には本当にハラハラさせられた。 咲ちゃんのキャラが、今時ちょっとお目にかかれない純すぎる感じが したが、まあ清涼剤と言うところか。 相手がマッキーなので、あまり嫌みにならないのかも。
マッキーって言ったら、やっぱり想像するのはあのミュージシャン? ・・・・ワタシ的には、ジャイアンツのマキハラなんだが。ヘン?
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| 2002年01月24日(木) |
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