教科書。

・・・といっても、今話題の「歴史の教科書問題」ではない。
その昔、遠い遠いむかし。
小学生の時も、中学生の時も、高校の時も、教科書にはいっぱい
落書きをして遊んだ。
特に、国語の教科書。
著名な文学者の作品を使うと、必ずその末に文学者さまの写真が
乗っている。
これが、かっこうの落書きの材料となった。
ひげ。のりまゆ。おさげ。めがね。
あらゆる「美しい」化粧と装飾を施された文学者さまたちには、
大変申し訳ないが楽しませてもらった。
あとは、教科書の端っこを利用した「ぱらぱらマンガ」。
よくもそんな細かい作業をこつこつとやったな、と誉めてやりたい。
社会の教科書は、蛍光ペンのオンパレード。
あの頃誰もが筆箱に持っていた、ピンクや黄色、緑、青などの鮮やかな
発色は、教科書に一所懸命線をひいただけで、勉強がわかったような
不思議な気分にさせてくれたものである。
これらの情熱が、すべて勉学にそそぎ込まれていたならば、今頃は・・・・・

きっと子ども達も同じ事をするんだろうな?
2001年07月20日(金)
By ちゃいむ

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