北村薫&おーなり由子、ときたら手にとってしまう。 その本は、さりげなくちんまりと、図書館の本棚におさまっていた。 イラストそのままの、気取らない何気ない日常。 さきちゃんとおかあさんの過ごすそんな時間が、なぜこうもうらやましく 思えるのだろう? 北村薫さんが言われる「たて(親子)のつながり」が「よこ(友だち)の つながり」により近づいているということ、そのへんにヒントがあるようだ。 自分が今親であることよりも、かつて子どもだった自分を回想している。 ひそかに重ね合わせるのは、自分とさきちゃん。 「ふふふ・・・」と笑いが漏れてくる、小さなシアワセの確かな手応え。 ・・・・さきちゃんのおかあさんみたいなおかあさんになれたら、いいな。
というわけで、お気に入り『ほんだな』に追加決定! |
2001年06月23日(土) |
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