★鯨統一郎。 『なみだ研究所へようこそ!』

サイコセラピストが主人公だが、語り手は新米の松本くんで、
解決?するのは伝説のセラピスト、波田煌子。
うーん、これはユーモアミステリなのか・・・・
どうもいまひとつこの主人公たちになじめないで終わって
しまった。残念。
確かに謎の解決の仕方は、目からウロコものだし、殺人が
出てこないのはいい。心理学のこともいろいろわかるし。
が、いささかこじつけぽいというか、どこからどこまでがユーモア
なのかウロウロしてしまう。
そ、そうか、それが二階堂黎人さんが解説している「不条理」
なのか・・・ううん、でもそういうのちょっと苦手。
なにせ頭が単純に出来ているから。
・・・キャラクターは良いのだけど。う、うまく言えない。
最後のさいごだけ、ちょっとうふふ。
2001年06月22日(金)
By ちゃいむ

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