詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

ミカ・ジョンに学ぶ - 2003年07月14日(月)

ミカ・ジョンこと、下着通販のPeachJohnの社長、
野口美佳氏の本、『愛と勇気the story of Mika John』を読んだ。

浜崎あゆみが
「こんな男前な女、みたことない!
今度本を出すなら私が書きたい」といったという。

夕べ人にこの本の存在を教えてもらい、
今朝、彼のために1冊買ってきた。
そして、帰り道に自分用に1冊買い、一気に読み終えた。

2つの新たな認識がもたらされた。
ひとつは「プライド」について。
ふたつめは「ビジネス」について。

〜どんなに断られても粘り強く説得し続け、
最終的にそれを手にすることだけを考えていた。
「うちのブランドはおたくではちょっとね・・・」
なんて断られたら、プライドが許さなくて交渉をやめたりする人も多いだろう。
でも私は平気だった。「待ってください」と、何度でも言えた。
私にとってもプライドとは、目標に到達した時に
ふつふつと沸いてくる達成感のようなもので、
そのプロセスで、かえって目標を見失うようなプライドだったら、
そんなものをプライドと呼んでもしょうがないと、
私は思っている〜

いくつかの『画期的セールス』本を読み、
その「こちらから断る殿様セールス」と、
現場で実績を積む先輩の執拗なねばりにギャップを感じていた私にとって、
このミカ・ジョン流の「プライド」の持ち方に共感をおぼえた。
人に気に入られようとして媚をうるなんていやだな、
そう思っていた私は、とんだ思い違いをしていたみたい。

また、
〜不可能と思われる仕事ほど利益は大きい。
ビジネスは不可能を現実にする者だけが勝つ世界でもある。
可能の方向にもっていける人だけが、
仕事ができると呼ばれる人。
それは世界中どこへ行っても変わらないビジネスの法則だ。〜

この一説にもピンときた。
「どうしてできないんだろう?」
こう考え始めたら、終わるだろう。
「どうしたら、できる(可能)かな?」
この切り口で目の前の仕事を眺めたら、
とたんに笑いがこみあげた!




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