詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

結果オーライ? - 2001年11月22日(木)

ある友人がl今年結婚した。
半年ほど前、ケーキを片手にうちへ遊びにきてくれて、
マリッジブルーともいえる心の揺れを話してくれた。
また、家族がその結婚に100%賛成してくれているわけではない、とも。。
でももう日取りは決まっているし、広尾のこじんまりとした式場でやるから
よかったら日にち空けておいてよ、と。ドレスの写真も見せてくれた。
私の部屋はどうやら居心地がいいらしく、寝転がっておしゃべりは熱くヒート。
終電は軽く逃し、タクシーで帰る始末。
楽しい夕べだった。
それから数ヶ月、何の連絡もなく、私の手帳は仕事等の予定で埋まり始めた。
招待状もなく、こちらから「結婚式はその後どうなった?」とも聞けず、
もしかして流れたのかな?なんて、心配していた。
呼ばれていそうな友人にもあたったけれど、何も手がかりはないまま当日を迎えた。
私は別の用事が入ってしまったけれど、正式に呼ばれたわけでもなくて電話もできず。
数週間後、海外にいる共通の友人にさりげなく、「あの子の結婚どうなったかきいてる?」
すると、「いい式だったみたいよ、ここを見ると写真が見られるよ」と、URLが付記されていた。
日本にいる別の友人に転送すると、彼の手元には彼女自身からそのURLが送られていた。
一体何で私は避けられてるんだろう?
長い間、仲の良い仲間だと思っていたのにな。。

日にちまで空けさせておいて、ちょっとひどいと思った。
彼女との「キョリ感」に自信がもてなくなった。

本来何のしがらみもなく新しい人生の門出を祝いたいというのに、小さなすれ違いが溝を深めた。
こんなとき、相手を責めてもしかたない。
彼女が幸せなら結果オーライ。
相手の態度がどうあろうと、私は私で誠実にいきたい。
このわだかまりを乗り越えて、再び一緒に笑える日がくるように。。。



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