「静かな大地」を遠く離れて
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2001年10月01日(月) 人生のエピキュリアンをめざして

題:109話 札幌官園農業現術生徒19
画:クリップ
話:ここでは芋の種類もまた英語で覚える

あぁ、寝てない食べてない…のに、F1アメリカGP見ちゃった(^^;
明日も早いというのに。珍しく派手なオーバーテイキングが何度も
見られる、なかなか面白いレースだった、リザルトはともかく。

近現代史のリテラシー能力の話のついでに英語のことを書いたけど、
結構真面目に「英語力」の有用性を感じさせられている。
これだけ時間が無くて意志薄弱な人間だと、メソッドの技術革新が
進んでも単純に労力を「投資」する原資がない状態(^^;

さて、本日登場の“ベーマー先生”、いきなりエドウィン・ダンの
親友だったりします(^^) 『日本競馬を創った男』も必読度上昇か?

「移民文学」を志す“在沖縄北海道移民の末裔”作家さんの今後の
猛プッシュに期待♪(<勝手にいろいろ決めつけてみる 笑)
では、掲載間隔がわからない「あらすじ」を↓引用。
そーか、14歳だったか、と毎度ながら年代ばかり気にする奴(^^;

  ≪あらすじ≫由良は淡路島から北海道の静
 内に入植した伯父三郎や父親志郎の歩みを調
 べている。秋山五郎からは、アイヌと仲よく
 したのが兄弟の苦労の始まりだったと聞く。
 姉からは父の遺品にあった、古い手紙が送ら
 れてきた。西洋の思想や技術に初めて出合っ
 た体験を、14歳の三郎がつづっていた。

そして、ついに、ついに、明日は榎本武揚の話だよぉ、
どうなるかねぇ、おばぁも楽しみサァ♪(<抜けないらしい 笑)

『武揚伝』の書評より前に実作で触れることになるとは愉快なり♪
明治10年だと榎本公はまだサンクトペテルブルグにいるころかな。
色川大吉の名著『日本の歴史21 近代国家の出発』(中公文庫)の
冒頭に明治11年、内乱の余塵燻る極東日本を目指してシベリアを
東へ急ぐ榎本の、印象的な叙述がありましたね。
なにげに明治のことって、もっともっと知りたくなってくる。
ひとまず星新一『明治・父・アメリカ』(新潮文庫)からはじまる
一連の作品をオススメ再度。
あとは僕の知識は荒俣御大の『帝都物語』ですからねぇ(^^;
山田風太郎先生の明治ものも、少ししか読んでなかったので着手
したいと思いつつ、はや幾年…という感じ。もっと時間が欲しい。
人生の持ち時間は増えないけど、使い方は自由。
自分が後悔しないように、精一杯ムダなことに費やしたいものだ。
日頃よく内的独白している「今日やらないことは一生やれない」、
“兆し”のようなものでも今日の一日の内に種を蒔いておけたら
その萌芽がちゃんと後で実りをもたらす。
これぞ無計画人間の行きあたりばったり人生を正当化する屁理屈、
これでどこまで逃げ切れるか、やってみようか。
「人生のエピキュリアン」能力の向上をめざして♪


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