ヨシナシゴト

2002年11月14日(木) 才能の重み

 昨日からPCのキーボードがなんだかおかしい管理人でございます。外付けキーボードを挿したら記号関係がボロボロになったまま直らなくなりました。なんとなく使えてるからまあいいか。

 さて、今日はあからさまに愚痴です。
 昨日ああいう考えをまとめた矢先、ちょっとだけ頭に来ることがあったので。

 私には、先天的に絵の才能がありません。
 ただ卑屈になっているわけではなく、データとしてわかっています。色々と適性検査……教習所に入るときの検査とか、就職適正検査とかなんですが、それらを受けるたびに非常に滅入る結果が出るのです。私は立体を立体らしく認識する能力(奥行きとか、ね。空間把握能力とか言ったかな?)が普通の人より少しばかり欠けているらしいのです。絵を描き続けた挙句の大学三年の適性検査でああも無残な結果が出ると、もはや笑うしかありません。

 絵を描き始めた頃……中学のニ、三年頃ですか。あの頃は、ただの立方体ですら、思った通りに描けませんでした。
 正直、悔しかったです。
 絵を描くのが好きなのに、嫌いな人よりも下手なのですから。
 だから、何度も、何度も描きました。
 描けませんでした。
 何か、私の描き方に問題があるのだろうと思い、更に描き続けました。
 それでも、簡単には描けませんでした。
 だけど、絵を描く事は楽しかったので、私は描き続けました。
 気が付いたら「頭で理解して」描けるようになっていました。
 感性任せでは未だにろくに描けません。

 もちろん、今だって満足行く絵が描けているわけではありません。
 小学生だって、上手い人は私より上手いでしょう。
 ですが、全くの素人よりは真っ当なものが描けると思います。
 だから、素人目に上手く見えるのは当然なわけで。
 だけど、才能なんて、無いわけで。 

 だから、私に向かって羨ましいなんて言うんじゃない。

 彼に悪気があったわけではない事はよくわかってるんですけどね。
 ただ、私が精進すべきは、なお、これからなので。
 そうでなければ、私の八年余りが瓦解しますから。
 いつもにも増して意味不明な日記で誠に申し訳御座いません。


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