たまには日記らしく。
私の立場は現在、カテゴライズするならばモノ作り屋さんです。 と言ってもミュージシャン、アーティスト等々の、所謂横文字の格好良い職業ではなく(日本語で音楽家、画家って言った方が余計に格好良い気もしますが)、平凡な会社員です。 しかし、実のところはほとんど好き勝手に個人単位でモノづくり活動させていただいております。もちろん所詮は新人なので大したことを任されているわけではありませんが、元来大したことができるわけでもないので、現状は「身に余る光栄」だと思っています。
唐突ですが、私は絵を描く事が好きです。 中学時代に唐突に描き始めてから、かれこれ九年程度が経つでしょうか。絵だけは全く途切れる事なく続いている、一番の趣味と言えるかもしれません(それでこのレベルなので、才能の方は推して知るべし、ですが)。テレビゲームは惰性だけの時期が長いですしね。
また、私は「パソコン」も好きです。コンピュータというものの可能性が好きだ、というべきかもしれません。 プログラミングを本格的に始めたのは実はこの数ヶ月くらいなのですが、使いこなすという意味で、CGでもなく、DTMでもなく、ワープロとインターネットによる文章作成と発表でもなく、私は「パソコン」が趣味だと言えると思っております。94年頃から無理矢理マルチメディアし続けている阿呆も、そうは居ないことでしょう(個々のレベルがアレなのは置いといてください)。
しかし、文や音の趣味は、少なからず離れていた時期があります。文は高校の一、二年ごろに、音に関しては中学時代に一旦投げ出してから最近までまったく手をつけていませんでした。今にして思うと、これらは真に「好き」な物事ではなかったのかもしれません(いやまあ十二分に好きなんですけどね)。 それでいて、どうにか人並み程度に才能がありそうな趣味が文章である辺り、皮肉なものです。
話を戻しましょう。 そして私は現在、パソコンに関する仕事をしてお金を貰っています。何故か小物の絵を描いたりもしています。もちろん、仕事をする上で文章もそこかしこに生きてきます(さすがに音は使いませんが)。
別に給料が高いわけではありません。 他人に特別に誇れる仕事についているわけでもありません(つーても真っ当な仕事ですよ念のため)。 六畳一間と会社を往復する毎日で、月に一度のフットサルを楽しみにしているしがないサラリーマンです。 しかし、好きな事を好きなだけやることで少しばかり世の中へ貢献でき、おまけにいくばくかのお金が手に入る。 幸せな奴ってのは、今の私のことを言う様な気がします。
問題は、小物ばかりとはいえ私如きの絵を企業体の名を乗せて世に出して良いのか、という点です(正直だいぶ問題だと思います)。 あと残業はしたくないです(頼むから先輩方もっと早く帰ってください)。
|