仕事で、前からおかしな人だと思っていた 人からまた電話があった。 前に私が受けた電話では「紙の利権を巡って 殺されかけたことがある。○○さんは泥棒猫だ」 のようなことを主張して30分。別にこちらに 言ってくれなくても一向に構わないことなのに、 単に誰かに言いたかったのだろう。 とりあえず、聞きたくはなかった。 次は「○○先生は裁判官です」という主張を 繰り返した電話。これも、裁判官なんて会社とは 全く関係ないので主張してもらっても困る。 だいいちその先生、裁判官じゃないだろう。 次は、日本神話混じりの独自の世界観を書きつらねた ハガキがやってきた。繰り返すが、これだって 全く仕事には関係ない。用のないもの送って 来られても困るので全く無視していた。 その後音沙汰がなかったが、久しぶりに各部署に 手紙を送ってきたらしい。その発送元が病院になっている。 老人からの電話が多いので病気になったりケガをしたりと いう話題は多い。特に気にも留めていなかったら、 その手紙が来てすぐ電話があった。 たまたま電話を取ってしまった私に、 その方は普通に元気な声で話しかけてきた。
「入院している皆さんに声をかけて、お盆に 写経をしたら、おかげで運が開けてきました」
「…良かったですね」(…運?)
「オ○ムで騙されてた若いお嬢さんなんか すっかり元気になって…」
「…良かったですね」(…重い話題だな)
「私を拉致した北朝鮮人も…」
「…」(…は?)
「おかげで家族の誤解も解けました」
「…良かったですね」 (イヤ解けてないだろ!?)
その後、一言だけ仕事に関する連絡をしてくれたが、 その前の話題が重過ぎて衝撃の嵐だった。
…病院?(滝汗)
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