千年雨が降り続くのと千年太陽が照り続けるのとどちらがいい? と聞かれたら、それはそれで相当迷うと思う。 千年、雨を待つのも良いかもしれないし、千年太陽を夢見るのも捨てがたい。
ほら、ほんの少しでも書き留めておかないものだから、書き留めておきたかったことはすっかり忘れてしまった。
我々は毎日せっせと更新されていっているのかもしれない。 飛んでいる矢の例えのとおりに。
更新された内容についていけないのか、空白が僕の行く道のあとに 延々と続いていく。
黄色いカナリアの話はまた今度。 七枚のシーディと一通のメールの話もまた今度。
一秒一秒が違う世界であり、一秒一秒は、勿論そんな風に割り切れるとして、 互いに互いをこすりあっている そんな悲しい営み。
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