ナナとワタシ
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さて。
ラブホくんだりまでナナをつきあわせ(つきあわせたはずが結局ナナの方がノリノリになりましたが)、 果たしてナナとワタシに性的な進展はあったのかなかったのか。
さあ、張った張った! って、「進展はあった」に張ってくれる人が皆無って感じでさびしい限りですが!
まあ、そもそもですね。 ワタシがどんだけ、なけなしの欲望の炎をごうごうとたぎらせたとしても、ナナからその手のことでいただいたお言葉というのは
「じょりぃとは、キスもエッチもしない」しかも「今後もずっと」
めいたね、そういうアレをいただいたきりですから。 進展なんてあるわけねーよ、と思われてもですね、無理ないかなって思うわけですよ。ワタシですらあると思えない。 しかしそうは言っても、ナナもワタシも少しずつ、なんかしら、こう、気持ちがいろいろ変わってきているわけでして。どっちかっつーと、たぶん、良い方に。 ナナに基本的にその気がなくてもですね、何か間違っちゃったりすることもあるかもしれないではないですか。
てことで、さあどうです。 「進展はあった」に張ってくれる人は増えまし・・・あ、増えてませんか。
それでは以下、ご報告させていただきます。
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何かの話の流れで、ラブホに入ってすぐに、ワタシ、こんな発言をいたしました。
「ワタシはあなたに手を出さないけど、それはワタシがあなたにそういう魅力を感じていないからってわけではないよ」と。
・・・なんかもう、早々にこんなこと言っちゃってる時点で、ワタシ、土俵から降りてる風情を漂わせてますが・・・。
でもですね、ええと、これは「今日も清いつきあいを目指す、よいこのじょりぃでいるからね(´∀`)」という宣言 なはずはもちろんなくてですね。 ワタシのこの発言の前にふたりで会話していた中で、ワタシが何か言ったこと(内容忘れた…)を受けた、ナナのこんな発言があったのです。
「好きでいつも一緒にいても手を出さないってことは、そうか、その相手にそういう魅力を感じないってことか」と。
しかもビミョウにリピート。
それを聞いて少し経ってから 「あら、その状況ってまるでナナとワタシ? ワタシもしかして、ナナに性的な魅力を感じていないとか、誤解されちゃう?それってどうなのかな!」 と思い、ナナに
「さっきの話だけどさー、ワタシはあなたに手を出さないけど、それはワタシがあなたにそういう魅力を感じていないからってわけではないよ」
と慌ただしく伝えてしまったんですけれども。 まあ、陳腐なセリフですが、ワタシはさりげなさを装いつつも、緊張とドキドキをもって、えいやっとお伝えしたわけですよ。 だってほら、言葉は上品ぶって選んでありますが、早い話が「欲情してマース☆」と相手に伝えているわけですからねえ。
「え?・・・ああ(笑)」<ナナ
少し間が空いたあと、ナナが言いました。
「手ぇ出されても困っちゃうしね(笑)」 早口で。嘲笑っぽいのつきで。あっちの方見ながら。
( °д °)がーーーーーーーーん
そうか・・・(´・ω・`)
困るのか・・・・・・(´・ω・`) (あたりまえだ)
「それってどんな風に困るの?」 とかね、ちゃんと聞けるじょりぃならば、こう、もっといろいろ捗るんですけどね。 なんか、自分としては「えいやっ」と伝えたもんですから、がーーーんとなったと。そしてへらへら笑って終わりにしてしまったんですが。
でもさー、そんなさー、あらためて言わなくたっていいじゃんかよう。 と、あちらも思っていたかもしれません。 とにかく、パパとのラブホフライングと併せて、すっかりリングに沈み込んだじょりぃ。 といっても、そもそも何かするつもりはなかったので、立ち直れないほど落ち込んだりはしなかったんですが。 ああやっぱりねー、知ってたけどさー、と、一度思い切り谷底に落ちた後、まあでも体の関係になるとナナの性格的にワタシも困るしね!とすぐ浮上。 びよーーーんと落ちて、またびよーーーんと浮上。 心がバンジージャンプめいた。そんな感じ。
とまあ、そんな感じで、ラブホ入って早々に「手ぇ出されても困る」と、ある意味クギを刺されたカッコになったんですけれども。
で も で す ね え 。
ちょっと! 広い心で聞いてくださいよ!
ナナ、「手ぇ出されても困る」とか言いながら、ワタシに対して隙が多すぎるんですよ! わざわざご丁寧な隙が多すぎるんですよ! 「あたし、太ったせいでバストがBからDになったことを最近知った」 とわざわざワタシが喜びそうなこと言うから「せっかくのDカップの胸見せて」と返してみると、「いいよ」とかですね。 もちろん見せてもらえないんですけど! 「でも早く見ないと、あたし痩せるつもりだから、痩せればまたちっちゃくなっちゃうよ」とかですね。 でも見せる気ないの。きっとないの。絶対ないの。 まあワタシもおっぱいだけぺろんと見せられてもたぶん恥ずかしいわなんか困っちゃうわで見るこたぁできないんですけど! てかそれを知ってるから「いいよ」って言ってるんだろうなって感じで悔しさもひとしおなわけですよ。 そしてこの手のことは非常に多いわけですよ。ワタシが怖じ気づくのわかってる上での、ナナの軽い挑発。
まあ、ナナはもともとそのへん小悪魔チックというか何も考えてないというかエロ会話的ノリがいいというか、そのくせ実は身持ちが堅いというアンバランスさを持っている人なので、ナナがワタシを翻弄しているとかでなく、単にナナのそういった特性に対してワタシが一喜一憂大騒ぎしているだけのセンは非常に濃いわけですが。
あとはですね。 いまだにナナの、ワタシに対する「好き」が、どういった分類の「好き」なのかがよくわからないんです。 分類する必要はない、てのは頭ではわかってるんですが、でもなんか気になっちゃう。乙女心。
自分で言うのもなんですが、たぶん、ナナ、ワタシのこと、ものすごく好きなんですよ。(言ってろ言ってろとか思われてもいいもん!) しかし「恋愛感情はない」と言われたきり、そのままきているわけなんですよ。
しかしその割には。
ラブホに行ったときもですね、「今はきょんさん(とあたし)以外、好きな人いないの?」という話をしつこく追求してきたりですね。 友だち同士でもそういうこと気になるものなんですか。 ワタシはそういうのよくわからなくて、判断できずにいるんです。 あ、もしかして「早くあたし以外の誰か好きな人つくってくんないかなー。じょりぃから少し解放されてぇー」とか思ってしつこく聞くのかしら! 違うと思いたい!てか、たぶん違う。きっと違う。 それならそうハッキリ言いそうだものあの人。あーでもどうかな。(もはやほとんど独り言状態のじょりぃ)
あとですね、この日もですね、きょんから電話かかってきてちょっと話したときに、「さっき電話してた?」とか「誰から?」とか聞いてくるんですよ、ナナ。 ワタシならそんなこといちいち聞かないので「へー?」とか思って、答える前にテレビ見てゲラゲラ笑ったらそのまま忘れてしまって、 でもナナは忘れてなかったようで「さっきの電話、誰からだったの?」と。またもや聞いてくるんです。 「きょんだよ」と答えてそれでおしまいかと思うと、さらに「なんて?」って内容まで聞いてくるんですよ。 そういうことがあると、なんでーー?って思うわけですよ。 単にナナが誰にでもそういう風に追求する人である、とは思えないんですよね。基本的に他人のことに興味のない人なので。 でもなんか、ワタシに対してはこの手のことは割と多くてですね。怖いんですけどね。 そういうこといちいち確認してくるって、怖い じゃなくて、なんか、すごくワタシのまわりの人間模様が気になっちゃってるっぽいじゃないですか。 で、それってどういう種類の感情なのかなー、とか思っちゃうんですよ。
あと、ナナと「もう会わない」宣言をしてつきあいをなくしていた時期に、ワタシ、好きな人ができましてね。 そのことをナナも知っているんですけれども。 「そういえば、あの人と今どうなってるの?」ってことをですね、会うたびに、てか、会って勉強と仕事以外の話ができるときは、必ず聞いてくるんですよ。 ワタシの答えることは毎回同じで「あー、もう全然会ってないし」めいた感じなんですが、 「何の連絡もとってないの?メールも?」ってな具合に、それ前回も答えたでしょ!ってことをホントに毎回聞いてくるんです。
なんでーー? って思うわけですよ。 なんでそのことがそんなに気になるの?と。 たまーーーーに「そういえば」って聞くくらいならワタシの感覚でもわかるんですけれども。 毎回「そういえば」って、なんかあんまり「そういえば」じゃない気がしますし。 どっちかっていうと「さーて、恒例の質問ですが!」とか始める方が、正解。
で、ワタシもそんなにそのことがひっかかってるなら「なんで毎回聞くの?」ってナナに聞いてみればいいんでしょうけど、 ナナのプライドに触ったりするかしら、とか、そうなった場合意固地になってワタシにイジワルなこと返してきそうな気もしたり、 あとはワタシが、ここから込み入った話に発展したらどうしようとか怖じ気づいたりして、聞けずにおります。
なんか読み返してみると怖じ気づいてばっかりのワタシなんですが、 そうなんです、ここが問題なのもわかっているのであります。 ワタシ、ナナの好きってどんな好き?と悶々としながらも、ナナがワタシに対して、 「じょりぃ、あたしだけのものになってよ」めいた感情を持っていたりしたらどうしよう・・・という、なんとも卑怯な怖じ気づきがあるのであります。 ワタシ、その気持ちに対して、責任ある、誠意ある行動がとれないんですもの。 ナナは、もし、バッチリ相思相愛、体の関係も持ちましたー、ってことになったら、 「じゃあお互いパートナーも家庭もあることだし、それらを壊さぬようにうまいことつきあっていこうネ('ω^)☆」なんてことはできない人です。 それを考えると、「あなた、ワタシのこと、本当のところどうなのさ」とかね、おそろしくて聞けない。
・・・なーんて具合に、ワタシの思考が 「ワタシの性格や行動を考えると、ナナはワタシのこと、好きになりたくてもなれないに違いない」 という、自己陶酔的思い込みでいっぱいになる頃になると、それを見計らったかのように 「じょりぃを(恋愛感情で)好きになるってことはないなー。あははははは。ないない」 とかあっさり言われて、またバンジージャンプするワタシ、ってことが繰り返されているんですけれどもね( ´∀`)もう勝手にやってろと我ながら
そうかと思うと「じょりぃのこと好きだよ」ということをしっとりと伝えてくれたり、やたらときょんや、前述の女性と張り合うような発言をしたりですね。 前者はワタシがしょんぼりしてるようなときに言ってくれることが多いので、もしかしたら「だから元気出せよ」ってだけなのかもしれませんが。 後者は、ワタシの感覚だとヤキモチに分類されてしまうので、混乱するんですよね。 ワタシの行動や言動もあちらにしてみたらわけわからないとは思うんですが、ナナの行動や言動も相当わけわからないんです。 わけわからないけど、そのわけわからない部分で、お互いちょっとドキドキしたりうんとイライラしたりして、結局楽しいね、ってなっている、そんなナナとワタシの現状。
そんな現状において、ラブホという大変恵まれたロケーションの中で・・・てか、ワタシの性格からすると逆にエッチしづれえーというロケーションの中で。 「ワタシはあなたに手を出さない」×「手ぇ出されても困るし」という会話がなされた後で。
ナナとワタシの間に性的な進展はあったのか。
長々と早送りめいて独り言を語り倒しましたが、やっと本日の本題にたどり着きました。
進展、 ありましたよ。
で、もったいぶるわけではないんですが、 せっかくしたためた記事を今アップしようとしましたら、エンピツ様からまーた「字数オーバーでっせ。ぶぶーー」とダメ出しくらいましてね。 すんませんが、いったんここで切ります。 ちょっとね、進展にいたるまでの説明が長すぎんだよおめえ!って感じなんですけど、 でもだって、ワタシにとっては必要な長い説明だったんですよ! これでもだいぶ早口っぽくはしょったんですよ!
ということで、ペコペコしながら
つづく。
(もう、進展がハードコアなものでなければ許されないんでしょうねこうなると)
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