ナナとワタシ
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2011年07月17日(日) |
少女マンガのワンシーン |
書き貯めてあったナナワタメモから更新させていただきます。
前々回の記事の翌朝のことです。
寝ずに仕事へ直行することになったナナ。 お疲れさまでございますね。 まあ、ワタシもおつきあいして、寝てないわけですが。
これがですね、
「一緒に寝たから、いわゆるひとつのそういう結果、眠れてない」
という色っぽいソレだったら、朝焼けすらふたりのホルモンで桃色に染まりそうなモンですが、 現実は、単に徹夜で一緒に勉強して寝てないという、ふたりしてビン底メガネかけて必勝ハチマキしてるような、色気のないソレ。
まあ、どんなに色気のないソレであろうとも、寝不足というのは人間からバランス感覚を奪うものであります。 それを証明するかのごとく、玄関でよろめいて転びそうになるナナ。
危ない!Σ(゚Д゚;)
ナナは両手に荷物を持っていますから、この状態で転んだら、顔面を打ちます。 と、咄嗟にアドレナリン全開となったワタシの脳はフル回転でワタシの全身に指示を送りまして、 ワタシは右腕だけで、必死にナナを受けとめました。
重かった。 <ひとこと多い けど、なんとか支えて、転倒はまぬがれました。
で、ちょっとちょっと。 そのシーン想像してみてくださいよ。
なんかワタシ、カッコ良くね?(・∀・*)
ナナはワタシの方を向いて倒れそうになったので、ちょっとね、こう、抱き合ってるような、そんなソレ。 右腕だけでナナを支えてる格好なので、体の密着度的にはイマイチ物足りなかったんですが。 おまけにワタシはチビっこく、そして非力ですから、はたから見ればたぶんけったいな絵になっているはずです。 それでもね、なんかワタシ、カッコ良くね?(・∀・*)
「・・・ありがと」 と、ワタシの右腕に抱かれた状態のナナが恥ずかしそうに。
なんかワタシたち、少女マンガのワンシーンみたいじゃね?(・∀・*) もしかして、ナナも今、ドキドキしてたりしてね!
「大丈夫?」
バカだなー、気をつけろよベイビー、めいて言ってみるワタシ。 ナナ、恥ずかしがりながらも、頬を染めてワタシを見上げ
るはずもなく、続いた言葉は
「うん。 これで拭いちゃえ。へへへ」
何のことだ?(・.・)
ナナ、手に持っていたテキスト類を入れる布製のバッグで床を拭いてます。
何してんだ?(・.・)
「びっくりして、よだれたらしちゃった」 とナナ。
よだれ拭いてたのか! しかもバッグで!
てか、少女マンガはそこでよだれ、垂らさない。 なんかワタシまでカッコ悪くね?( ´_ゝ`)
少女マンガなら、この後、背景にキラキラとかほわほわを飛ばしながら「ちゅー」なのになぁ。
よだれがナナワタのリアルか( ´_ゝ`)
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