ナナとワタシ
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ナナが苦しめられている「症例研究を!パソコンで書いて!提出!」な課題のおかげで、 ここのところ毎週末一緒にちまちまと勉強しているナナとワタシ。 少し前の、会えない会えない言ってた頃が懐かしくなるくらいであります。 ちょくちょく会えるようになったら、ネタがありすぎて書くのが追いつきません。 結局ネタがあってもなくても更新できない、愛らしいじょりぃ。
しかしですねー。 贅沢病と言われればそれまでなんですがー。 せっかく会えているのに、なんかちょっと、いまいちつまんない。
会ってもホント、勉強しかしませんしね、ほとんど。 おまけにナナたん、どうもこう、「見てるだけでしあわせー(*´∀`*)」って感じでなくなってきてますので。(失礼よねーワタシ) だってさー。<言い訳をスタートさせる魔法の言葉 太ったのはまあ、譲るとしましても。 おばあさんに席を譲るくらいの気持ちで譲ります。気持ちよく。恥ずかしがりながら。もじもじ、あの、ここ、どうぞ、めいて。 書いてるうちに、例としてまったく適切でなかったことに気づき始めましたがまあいいです。
ワタシがこんな顔(´_`)になっちゃうのは、ナナの洒落っ気のなさでございます。
髪もテキトウですしね。 服なんて、もっとテキトウ。 ワタシはオシャレなナナが大好きなもんですからね。 なのにあのヤロウ、先週なんて、下半身、ジャージでご登場ですよ! えええええ?!って思いました。もうホント驚いた。 500円玉かと思ってウキウキと拾ったら、コイン型のリチウム電池だった、ってくらい驚いた。 そしてそれくらいこんな顔(´_`)になったわけです。
ワタシは家にいるときでも、庭作業するとか運動するとか目的のあるとき以外でジャージ姿でいるってことはないもんですからね。ジャージ心が狭いんです。 なーんて言ってますが、きょんは割とジャージ、多いです。 「家事をするのに汚れを気にするのはイヤじゃないのー」だそうです。 そうか、ワタシは家事をしないということか。
でまあ、ナナの帰り際、「ジャージで来たのか」と思わず呟きましたら、 「あはは。家ではいつもこのカッコだからさ、そのまま来ちゃった」と。
自分ちと同じくらいくつろいでくれてるのか。わあい。
って思うような、やさしいワタシではないもんですからね。 しかもそのジャージ、ダサいんだものーーーー。
というつまらない理由でもって、ちょこちょことナナに会えてはいるものの、なんかこう、キラキラとラメの効いた心のときめき、みたいなものはですね、 かつてのようにはなくて。
で、そのジャージな日の翌週土曜日が、日記の方でさんざん「行きたくない」と騒いでいた披露宴のある日だったんです。 なので、翌週もナナがワタシをアテにしちゃったとしてもちょっと無理だなと思って、予告しておきました。
「来週はワタシ、つきあえないよ」と。
そうしましたら「あ、来週は大丈夫だから(・∀・)」とお返事が。 ならよかったー、ナナの迷惑にならずに済んだ、と安堵していたんですけれども。
翌週の金曜日、つまり披露宴の前日になって、ナナから「土曜か日曜にまた行ってもいい?」とメール。
おまえーーーーー! 人の話ちゃんと聞いておけよーーー!
返信。
明日は都内で披露宴なので、一日がかりのくったくたで使い物にならないと思う。ワタシが。 なので日曜の夜に。
文句言いつつも結局手伝うワタシ。 披露宴とか出ちゃうと、しかも遠出ですし、日曜もぐったりしている自分が見えたんですが、課題があるならしかたないです。 じょりたんがんばるよ!(`・ω・´)
大丈夫?
日曜ならもう大丈夫だと思うよ( ^ ω ^ ) 披露宴出るのがイヤでイヤで、今はお腹痛くて困ってるけど…ああ、行きたくない…。
今思えば、この腹痛、単に「披露宴イヤだー!」のストレスのせいではなく、この時点でワタシ、マシマロにも書きましたように胃腸風邪にやられていたんでしょうね。 もうずっと痛かったんです。
さて。 披露宴も無事に終わり。 iプチ姫が車に乗せていってくれたおかげで、非常に楽チンに快適に長距離移動できましたし、 iプチ姫がいろいろと気を遣ってくれたおかげで、楽しく過ごせました。 心配していた服装も、iプチ姫に「カッコイイ☆」と(社交辞令を)言っていただき、じょりたんゴキゲン(*´∀`*) それに出席してしまえば、やはり「おめでとう!よかったね!」という気分になるのもワタシの常。(心身にストレスはかかりつつも、やはりおめでたい席は浮かれます) お料理もおいしかったですし。(このときはまだ食べられた) 椿山荘の敷地があんなに素敵なところだということもわかって、「来てよかったな( ^ ω ^ )」なんて思っていたんですが。
その晩から、ワタシの苦しみが始まったのでありました。 胃腸風邪、悪化。 てか、この時点までは胃腸風邪だなんて思ってなかったんですが、お腹と背中と腰の「だじげでーーー」という痛みと、「誰か止めてーーー」という下痢により、 こりゃ風邪をもらったな、と自覚。
日曜日は寝てるかトイレに入ってるかという感じで過ごしまして。 ああ、早く、早く治さねば。 夜にはワタシ、ナナの勉強というかパソコンを手伝うという使命があるのです。 治れーーー。せめて痛み止まれーーーー。 って、あの人、何時に来るのかしら。 なるべく早く来てほしい。早寝したい。体つらい。
ということで、ナナにメール。夜の9時頃に。
今日何時ですか。
11時くらいですかね。 大丈夫?
・・・実はあんまり大丈夫じゃないんだ、ナナ・・・。
と、ちょっと打ち明けてみることに。
了解。 ただ、今日すごく体調悪くて、体起こしてるのがつらい。 できるだけ早寝したいです。
・・・返事来ない・・・(・_・)
なんだよー。 ちょっと心配くらいしろよー。 それともワタシ、冷たかったのかな。
と不安になり、きょんにメールを見せて「ナナから返事来なくなっちゃったんだけど、このメールきつかったかな?」と確認。
「んー。いつものじょりぃより冷たい感じはするかな?」ときょん。 「でもナナとワタシのメールって、あなたとのやりとりとは違うのよ。 基本的に文字少ないし、お互い冷たいの。ほら」
メール一覧を見せるじょりぃ。見られて困ること、なんもないというさびしい関係の最近のナナとワタシのメール。ふ。
「ホントだ(笑) でも、いつでもオッケーなじょりぃからのメールがこれだと、冷たく感じるかもよ? でもまあ、ナナも冷たいよね。こんなにじょりぃが苦しんでるとは知らないんだろうけどさ」と。
で、お腹と背中と腰を痛がってましたら、ナナから電話が来まして。
「やっぱ今日、いいや」とナナ。
はあ?(゚д゚) 何その勝手に決めっぷり。
「いいやって、平気なの?」 「うん。だいじょぶだいじょぶ」
なんかすごく明るいナナたん。
「平気ならワタシは助かるけどさ・・・ホントに平気?」 「んー・・・自分でやってみるから、大丈夫(・∀・)」
なんかすごく明るいナナたん。
「自分でやってみるって、ちょっとした直しなの?」 「ううん。 今回、新しいレポートなの」
Σ(゚ω゚ノ)ノ
「それ自分でやるつもり?」 「んー・・・(笑)」 「いつ提出?」 「明日」 「無理だろう」 「やってみる。 考えながら打てば間に合うかも」 「考えながらって・・・あなたのタイピングだと、打ってるそばから考えてたこと忘れるだろ」 マジで 「あははははは。 ・・・そうかな。そうだよね(笑)」 「自分でやりたいってことならいいけどさ」 「やりたいわけじゃないけど、じょりぃ具合悪いんじゃ悪いし。大丈夫。寝て?」
なんかすごく明るいナナたん。
なんですが。
ワタシ気づいたアルヨ。 気づいたから言ってみたアルヨ。
「ねえ、あなた、泣いてない?」
なんで泣いてるのかはさっぱりわかりませんでしたが、明るく笑いを含んだ声の中に、涙を感じたんだぜベイベ。
正解でした。
「なんで泣いてるのだ? しかもそんなに明るく」 「よくわかんない。 具合悪いじょりぃにこんなこと言いたくないけど、あたしも忙しくて、疲れちゃってて。 もうどうしたらいいかわかんないんだよー(笑)」<これも明るい けど泣いてる
なんか、どうしたらいいかわからなくて泣いちゃってたみたいです。
「まあじゃあさ、今のふたりの状況でできることを考えてみよう」 「んー・・・」 「レポートの下書きはできて・・ないか」 「できてない」 「量はどれくらい?」 「1200文字以上」 「なんだ、短いじゃん。なんとかしよう。下書きどれくらいできてる?」 「全然できてない・・・これから・・・」
(°▽°)来るって言った11時になんて、てんで間に合わなそうじゃんか
「提出は明日の何時?」 「2時」 「午前中は仕事?」 「休み」 「じゃあ、これからがんばってあなたは下書きをするのだ。で、ワタシは寝る」 「(笑)」 「そして書き上がった時点で、うちにファックスしておいて。何時でもいいから」 「うん」 「で、ワタシは朝、パソコンで清書するから。仕様書だけ先にファックスしておいて」 「わかった。でもじょりぃ、大丈夫なの?」 「ワタシはこう見えてピンチに強い(・∀・) 今もアドレナリン出て、痛みが治まってきているくらいだ」 「ありがと・・・」
で、アドレナリンじょりぃが明日に至るまでの計画を立てまして。伝えまして。
「これなら間に合うだろうから、妥協しないでがんばろーず。 ワタシはトイレに行かねばならないから、もう切る。レポートがんばれ」 「うん」
ということで、ナナは結局徹夜(うちに来ないでよかった!)、ワタシは翌朝カタカタやりまして、見事レポートを提出できることになりました。 天衣無縫に紡がれていたナナの文章の体裁を整えることまでしちゃう、余計なお世話なワタシのサービスぶり。 勝手に変えてはいけないかもと思い、ナナバージョンとじょりぃバージョンの両方作ってプリントしておくさらなるサービスぶり。 ワタシってやさしい。ちゅてきー。 とナナも思ってくれればいいんですが、それはないのがナナワタというものであります。ふん。
しかし、ナナが明るく泣いていたのは、笑っちゃいつつも、なんかかわいそうでかわいかったです。 天気雨みたいだな、と思いました。
とまあ、それはよかったんですけども。 翌日やってきたナナに、ワタシは驚愕しましたですよ。 なぜなら。
この日は全身ジャージで、しかも首にタオルかけて登場したからです。 アドレナリンが出ていろんな痛みが治まっていたじょりぃでしたが、なんかそれ見たとたんにお腹くだりそうになりました。
帰り際、言わずにいられなくて言ってみちゃいました。
「もしかして、そのカッコで学校に行くの?」とな。
だって、うちにジャージで来るだけならまだいいですけど(よくないけど)、 よそにもそれで行っちゃうって、なんかワタシの愛情試されなくちゃならなくなるじゃないですか!
ナナの返事。
「今日は体育があるんで。卓球だって。だからこのカッコで行かなきゃなの」<おめぇうるせえよという顔で
よかったーーーーー(´д`)
と安堵したんですが。それでも。
首にタオルかけてワタシの前に登場することはなかったんじゃないかな。 と思いながら、アドレナリン切れとなったワタシは、床にうずくまったりトイレにこもったりしていたのでありました。 じょりたん、おつかれさま。 ここまでやってるワタシがナナに愛されないのがホント不思議でたまりませんよ( ^ ∀ ^ ) <実は泣いている
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