ナナとワタシ
INDEX|前へ|次へ
たまに会っても勉強の話しかしなくてつまんない。 もう勉強手伝うの、めんどくせ。
と、ナナワタに書いたのをナナが見たのかもしれない。
という想像もしたくないことを考えてしまうほど、先日のお勉強会のときは、久しぶりにいろんな話をして、ふたりで涙流してゲラゲラ笑ってました。 しあわせでした。 ナナもしあわせだったならいいなぁ。 じょりぃといると楽しくてしあわせだって思ってくれるといいなぁ。
・・・と、ワタシに都合よく夢想しているのはもちろんワタシだけでありまして、 ナナはですね、相変わらず「役に立つところ以外」のワタシには無関心であります。 その証拠にナナ、ワタシが髪を切ったことにまったくさっぱり気が付かないんですよ! かなり切ったというのに! しかも自分から「かなり切ったの(・∀・*)えへへ」って申告したのに!
ナナの反応↓ 「え!・・・ごめん。 言われてもなお、わかりません」
「ひどい! マジですごく切ったのに(´;ω;)」と、うっとうしいワタシ。 「ごめんごめん。でもあたしさー、学校で毎日会う友だちが髪切っても気が付かないのよ」 「(・_・)マジ?」 「マジ(笑) その子もビックリしてた」 「ならば許そう」 「別に許してもらわなくてもいいんだけど。どうぞ勝手にいじけてください」
ヽ(`Д´)ノ
ワタシ、知り合いがちょっと前髪を切ったって気づきますもんですからね。 なんかちょっとビックリしました、ナナのこの感覚。 それでも以前は、ちょっと髪型変えただけでも、変だとかサルみたいだとか言ってくれたりしたんですけどねぇ・・・やっぱ余裕がないせいなのかしら、ナナ。
で。 本日の本題は、ワタシが髪を切ったこととはまったく関係ないんですよこれが。
ナナが前立腺肥大に関する検査(たぶん)について、ワタシに話して聞かせてくれていたんですが。
「こうね? 指を肛門に入れるでしょ? で、くいくいって、前立腺のあるところを刺激するんだけどね?」
その様子を、実際に自分の指で、くいくいってやって説明してくれてるんですが。
前立腺刺激について、リアルな指づかいで説明しちゃうって。
・・・おまえそれいやらしくねえか?
と、余計なことを考えて、脳内がドンパッチ食べたみたいに大ハシャギしたじょりぃは、もう少し前立腺に向けて指をつっこんでみよう じゃなくて、話をつっこんでみようと思っちゃったわけですよ。 早い話が、ナナに「あんた今いやらしかったよ」って気づかせて恥ずかしい思いをさせてやろうというSっ気がうずうずしちゃったわけですよ。
「ふうん。それって看護師がやるの?」 「ドクターだよ。 先生が診ないとわからないでしょ」 「ふーん。 ドクターは男性?」 「あたしのところはね。 なんでそんなこと聞くの?」 「や。 女性の看護師に前立腺刺激されたら、困っちゃったり嬉しかったりしちゃうだろうなーとか思って」
ここまで話してもですね、ナナはなんか、きょとんとしてるんですよ。 この感じは覚えがあります。 確か、パパと3人でバター犬の話をしたときのナナによく似ています。
で、きょとんとしながらも、ナナはマジメに検査の話を続けているわけですよ。 ナナが何を話しているかといいますと、ガンてわかるときのつらさとかですね、その前の検査だって患者さんはいろいろつらいよね、みたいなですね、話を。 何か、体に負担の少ない検査から順々にやって調べていくんですってね。 という話を順々にしたかったみたいなんですよ、ナナ。 でもワタシったら、ナナは一生懸命話しているし世の中にはそういう病気でご苦労されてるかたもたくさんいらっしゃるというのに、頭の中は
「前立腺をくいくいする(フリをする)ナナ」
しかなくなっちゃったんですよね。不謹慎ながら。ワタシ不謹慎ばかりでホント申し訳ないんですけども。
で、また話を無理矢理前立腺に戻しちゃうわけですよ。
「でもさー、患者さん、前立腺探られちゃうって、ドクターが男性でもバツが悪かろうね」とな。 「まあ、そりゃね」
そりゃね、とか言ってはいますが、まだやっぱりわかってなさそうなナナたん。 尻をペロンとドクターに向けてあれこれされちゃうからバツが悪い、くらいにしか思ってなさそうです。 や、それだけでも意気地なしのワタシなら「もういっそ全部脱ぎます」とか錯乱しちゃいそうなくらいバツが悪いですけど。
「あなた、その検査の様子を見たことはあるの?」 ワタシってホントしつこい。 「あるよ」 「患者さんは、ええとその、反応しちゃったりしてなかった?」 「反応って?」 「恥ずかしい部分が、元気にかつ恥ずかしいことに という反応」
間。
「・・・してなかったと思うけど・・・そんなとこ見てなかったし。 って、え? そういうことなの?」 「うむ」 「・・・って、どういうことなの?(・.・)」
まだわかってなかった(°▽°)
「前立腺を刺激すると、そうなっちゃうことがあるって話」 「うそっ。 えー、知らなかった」 ちょっと恥ずかしそうなナナたん。 「看護師のくせに(笑)」にやにやにや 「看護師のくせにったって、そんなこと教わらないし。 あたしには前立腺ないし」
や。 ワタシもないけどさ前立腺。
話はそれますが、もう10年以上前、ワタシの父が人間ドックか何かでその手の検査をしたときに、「恥ずかしかったー」という言葉と一緒に
「だけど、なんか新しい世界を知った感じだよね(″▽″) うひょ!ってなった」
と、ものすごい満面の笑みでうれしそうに申告していて引きました。 うひょ!が ウホッ だったら、父とワタシ、セク的に仲間になれた感じなんですが。 しかしまあ、前立腺を開発されたことを娘にうれしそうに話す父親ってどうなのかしらと。 日頃そんな話全然しないというのにワタシたち父娘。 たぶん、ホントに、初めての経験に「ナニコレ!」と嬉しくて、話さずにいられなかったんだと思います。 そしてワタシは父親のそういうところが似てしまいました。どうしてくれる。
父親の尻の中の話はこれくらいにして、話を元に戻します。
「まあそんなわけなのでね、あなたも患者さんの前立腺を刺激することがあるのかなって、知りたかっただけ」 「ないです。 てか知りたがるかよフツーそんなこと」 「(にやにやにや)」 「なんでうれしそうなわけ?」 「いや、あなた、ちょっとバツが悪そうだから。それが楽しい」 「別にバツなんて悪くないけど? ただ、知らなくてもいい情報だったな。なんかやりづらくなった」 「ふふふ」
ワタシがうれしそうなのは、ナナがバツが悪そうなのに加えてですね。
この様子から察するに、 ナナはパパの前立腺で遊んだことがない ということがわかったからだったのでした。(そういうことですよね?)
・・・ものすごくくだらない、ワタシだけがうれしい話でどーもすみません(´∀`)
そして、もし、ナナがパパの前立腺で遊んだことがあったとしても、 やっぱりたぶん、ワタシはよろこんでにやにやしているんだろうと思います。
清純派で売ってるのに、おかしいですね、ワタシのこの反応ってば。 前立腺をくいくいされちゃってるのかもしれません。 ないけど、前立腺。
しかしワタシこれ、看護師という職業の人を相手に、とんでもないセクハラ発言ですよね。 その点については深く反省しております。 ナナに嫌われても文句言えないですわこれ。 幸い言われてませんけど。
きっとホントはワタシにこうやってねちねちといやらしいことを言われるのが好きなんだそうにちがいない。<反省が生きていない
|