ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2010年10月10日(日) 3人デエト

ナナ・・・根っからテキトウな人。
ヒメちゃん・・・ワタシといるときは基本的に「えー、じょりぃちゃんやってくれないのー」な人。
じょりぃ・・・任されれば任務は遂行するが、そうでなければ動かざること山の如し。

この3人で本日日曜の昼にランチをすることになっていたんですが。
ってことを前回のナナワタにしたためたわけですが。
なんかですね、場所と時間を決めてちゃんとこの会合が果たされるのかどうか、まあこのメンツだとすごく心配だったんですよ。
心配だったんですが、当日の朝9時半には、なんとか時間と場所が決まったようで、ランチできそうな運びとなりまして。

で、ワタシちょっと出遅れましてね。
今日はワタシのお気に入りふたりと会うもんですからね、
ちょっとこう、髪型に気合い入れて、ワックスつけてわしわしいじってたら、やればやるほど悪化するといういつもの深みにはまって遅れました。
こりゃ15分は遅れそうですな!と思ったんですが、日頃は使わないようにしている超能力をちょちょいっと使っちゃいまして、5分遅れでなんとか到着。
テキトウ人間ふたりが相手ですから、5分遅れ程度なら一番乗りかもと思ったら、ヒメちゃんがもうちゃんと来てました。
想像しやすいようにご説明させていただきますと、ヒメちゃんは藤谷美和子に似ています。
最近の藤谷さんをワタシは知らないんですが。藤谷さんが藤谷さんだった頃の藤谷さんを想像してみてください。
とはいえヒメちゃんは、出産後少々ふっくらしたんですが。
で、声は大原麗子。
引き合いに出す人物が昭和過ぎて、ついてこられない若者もいらっさるかもしれませんが。スミマセン。

ヒメちゃんに「遅れてごめんねー」なんて言いながら向かいに座りまして。
おしゃべりしてましたら、30分経過。
このたびの3人デエトの発案者・ナナが来ないまま、遅れるという連絡も来ないまま30分経過。

「ナナ、遅いなー」とワタシ。
「忙しいって言ってたしねー」
「まあ、あの人の場合、忙しくなくても時間通りに来ることはないんだけど、今日はそれにしても遅いなぁ」
「たぶん、洗濯物干してるせいだよ


は?( ゚Д゚)


「洗濯物?」とワタシ。


だって、なんか、遅刻の理由に洗濯物が出てくるって、ワタシの中には存在しない因果関係だったもんですから。

「なんで洗濯?」とワタシ。
「だって、出かける直前くらいに晴れてきたじゃない?」
「うん」
「こりゃ干さなくちゃ!って思うものでしょ」
「思ったことない。しかもそのせいで遅刻なんて」 髪型いじりすぎて、ならわかるけど。
「そお?(笑)」

ほどなくしてナナがやってきまして。
第一声が

「ごめんねー。もーーー、忙しくてさーー。やんなった(`Д´)」


(°▽°)・・・・。


普通、30分も遅れてくれば、なんというかこう、申し訳なさそうなフリだけでもしませんかね。
それが遅れてやって来るなり、ヒメちゃんもいるというのにプリップリしてますけども。
この人、ワタシが相手でなくても、誰にでも分け隔てなくたいした態度なのかしら・・・。


しかし、ナナのプリップリには慣れっこなワタシは、にこやかに言いました。

「洗濯してて遅刻したんでしょ?m9(・∀・)」


「んなわけあるか」という答を期待し、ヒメちゃんをからかうために、ナナにとっては唐突と思える質問を堂々と放ってみるじょりぃ。
しかしナナ、ちぃっとも驚くことなく答えました。


「うん、そう」


Σ(゚ω゚ノ)ノ


「え! ホントに洗濯してて遅れたの?」
「うん」
「干さなきゃーって思うよね、出がけに晴れちゃったら」とヒメちゃん。
「そうそう。ホント忙しくて時間なかったし今まで」
「(°▽°)・・・・」 <じょりぃ


もうね!ワタシね!ひっくり返るくらい驚いたんですけどね!この遅刻理由!

帰ってきてきょんに話したら
「主婦ならそう思っても無理ないんじゃない?」
とあっさり返されて、なんかすごくひとりぼっちな気分なんですが!
ワタシと同じくらいビックリしてくださるかた、どなたかいらっしゃいませんかね!


というワタシの驚きはよそに、ナナ、ワタシの隣に座るなり、どんだけ現在自分が忙しいかをフキゲンに話してます。
ワタシ、自分がどんなに忙しくても、それを事細かに人に話すという習慣がないので、あんぐりしながら聞いてたんですけども。
や、ナナはいつもこうなんですが、それって気を許しているワタシ相手だからそうしているのかと思っていたんですが。
たいして気を許してもいないヒメちゃんもいるというのにこれですからね。
まあ、ヒメちゃんて、見かけが一見おっとりやさしそうなので、それに騙されてナナもべらべら喋ってるのかもしれませんけれども。
しかしナナ、油断するな。
ヒメちゃんはキミと同じくらい、実はおっかねぇーんだぞーーう。(おっかない、って、方言?)

しかし、話を聞くとホントに忙しくてですね。って毎回これ書いてる気もしますが。
この忙しさが、ワタシがナナを怖がってメールも電話もできなくさせているんですよねえ、実際の話。
もうね、いつコンタクトとっても、電話の声やメールの言葉のはしばしから「あん?!」という声が聞こえてくるような、そんなおそろしさ。

なんか、一昨日は夜勤で、しかも忙しい夜勤で、救急車は来っぱなしだわなんだわ、末子ちゃんのミニバスのなんたらがどうたらで、次女ちゃんが迎えに来てよっつってどうたらで・・・てな具合。
夜勤の話が出たところで、ヒメちゃんがナナにたずねました。

「あれ? あと何年だっけ?卒業まで」

このあとですね、普通に「ん?あと1年半」とかね、普通は普通に答えるじゃないですか。
それがですね、ナナったら、ふっ って苦笑いした後に

「こないだ会ったとき話したじゃん、それ( ´_ゝ`)」


( ° ▽ ° )


前回に引き続きもう一度説明させていただきますと、ヒメちゃんとナナは、ただのママ友であり、そう親しくもなかったんでありまして、さらに先日スーパーで偶然会うまで、もう何年も会ってなかったという、それだけの間柄なわけでありますよ。
なのにおまえ! なんだその何様的態度!

と、ヒヤヒヤと脇の下から冷や汗が出始めたワタシをよそに、ヒメちゃん、涼やかに

「あ、聞いたよね(笑) ごめん」 と。
「うん、話した。だからもう言わない


ぎーこ ぎーこ ぎーこ <じょりぃが櫓を漕ぐ音

じょりぃ、助け船を出すことにしました。
なんかたぶん、焦ってるのワタシだけかもしれないけど、ヒメちゃんホントは怖いんだからナナ!

「んな人のことなんて、いちいち覚えてらんないよねー(笑)」

あ、ヒメちゃんの肩を一方的に持ってしまった。
ナナの肩も持たねばいけないかな!
ってことで、ナナの方を向いてもいっかい発言。

「あなただって、いつもワタシの話、全然覚えてないじゃないかー(笑)」

しまった。これでは全然ナナの肩を持てていない。
ていうか、「根に持ち攻撃」ですらあったかも!

「学生期間が、准看2年、正看3年ていうのは覚えてて、今正看になるためにがんばってるっていうのは把握してるんだけど、
 今現在どれくらいになるんだっけなーっていうのがよくわからなくなっちゃって」 と、ヒメちゃん。

「あと1年半だよ(笑)」とナナ。

あと1年半もあるのかー。
と思わず口に出しそうになりましたが、ワタシがそれ言うと「何回言えばわかるんだよ!」ってホントにキレられそうで、そしたらおしっこちびっちゃいそうなので飲み込みまして。

まあ、ヒメちゃんは気にしてないようだったので(でも一瞬ビックリしてたのは確か)、そのあとは和やかに、ふたりして共通の知人(おもに子どもたち)の話で盛り上がっていたので、ワタシは全然わからないながらもふんふんと聞いていたんですけど。


で、なんだよこのオンナ、ホントえらそうだしヒヤヒヤするわー、と思いながらもですね。
ナナとヒメちゃん見比べてつくづく思ったんですが。(見比べるなよと)

ナナって、やっぱなんか、エロい。
エロいっていうと清潔感なさそうでアレなので、良い表現をしてみますと、色っぽい。
ヒメちゃんと比べると、スキが多いとでもいいましょうか。
色っぽさって、割と「隙」から生まれるように思うワタシなんですが、いかがでございましょう。

カットソーからおっぱいの谷間見えてるよ、というわかりやすいソレのせいもあるかもですが、そういうの抜きにしても、
なんなんでしょうかねえ、アンニュイさというか雰囲気なんでしょうか、
あとはワタシの単に好みってこともあるかもですが、ヒメちゃんと比べて桃色めいているのは確か。
しかもあなた、いっときより、少々痩せましたか?

最初はワタシの隣に座ったナナだったんですが、途中で「エアコンが寒い」とか言って、ヒメちゃんの隣に移動したので、ワタシはふたりの顔を満遍なく見られるしあわせに預かったのですが。
ヒメちゃんもかわいいのでしあわせなんですが、こう、ナナとワタシのほかにもうひとりいる、というこの状況がですね、
いつもと違ってとても新鮮。
いつもより色っぽく見えるナナ。
いつもと同じナナなのに、いつもと違って見えるナナの不思議。
あーやっぱ、怖いよ恐ろしいよ触らぬ神に祟りナシだよとか思ってても、ワタシこの人好きだわー、なんてことをあらためて思いながら、
ニヤニヤとふたりの会話を眺めつつ、ナナを視姦しておりました。
あー、くちびるエロい。
あー、おっぱいエロい。
あー、ハネた髪がエロい。
腕の太さすらエロい。

もしかして、ワタシ、ナナのエロいとこしか好きじゃないのかもー。
ってくらい、今日のワタシったら、ナナのそのへんしか評価してなかったですわ。いやあね、ワタシ。

2時頃に、「じゃあね」とあっさり、次の約束もせずにバイバイしました。

ナナよ。
ワタシが今キミにそっけないのは、キミの邪魔になりたくないからなのだ。
(ホントは怖くて話しかけられないっていうのがいちばん大きいんだけど)
ワタシ、あなたに時間できるの待ってんの。
もはやそれすら伝えられない状況であるけれども。
さらに言えば、ワタシがナナにそっけなくしていることなんて、ナナは気づいてすらいない可能性が高いんですけれども。


まあとにかく。

ナナに時間ができたら、また第三者をひとり加えてデエトするのもいいなーと思ったりしました。
どうせふたりで会っても、ふたりっきりでなければできないアレコレがあるわけじゃありませんしね ァ'`,、('∀`)


ふ( ´_ゝ`)




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