ナナとワタシ
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2010年10月25日(月) |
言いたいなら言えばいいのにと思うなら言わせてやればいいのに |
なっちゃんに休日出勤までさせて忙しぶっているじょりぃですこんばんは。
忙しいとか言ってるせいで、存軽コンテンツもマシマロも開店休業状態でして、でもこういうのってよろしくないじゃないですか。 家もですね、住んでいないと悪いモンが湧くとかね、聞きますし。ゴキからオバケまで張り切るらしいですよ。 ということは、このまま更新せずにサイト放置していると、存軽にアクセスした途端、画面からゴキとか貞子とか湧いてきちゃって、モニタの前のみなさまにご迷惑がかかってしまうかもしれない。 という具合によろしくないじゃないですか。 まだいいんですよ、みなさまのモニタからゴキや貞子が出てくるなら。ワタシ、痛くも痒くもないですし。 でもうっかりワタシのモニタからもそーゆーモンが出てきちゃうと、ホントもう、忙しいとか言ってる場合じゃなくなってすごくよろしくないので、 書いたまま放置していたナナワタをアップさせていただきます。
なんだ、言い訳だけで日記一日分くらい書けそうですよワタシ。
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ナナは、自分の中で引っかかっていることやら気に入らないことがあると、割とその話題を何度も出します。 誰でもそういうところはあるでしょうけれども。 ちなみにワタシは大ありです。 きょんにもよく「またその話にもっていくか(´д`)」的な顔をされたりします。
が、ワタシとナナで違うところがあります。
ワタシの場合→「だって気になっちゃうんだもん(´∀`)しょーがないじゃんかー」と開き直る。 ナナの場合→「べつに気にしてないし(・_・)」という雰囲気を醸し出す。
ということで、まあ、ワタシの方がかわいげがあります。 と思うのはワタシがワタシの味方をしているからってだけかもしれません。
ここしばらく、ナナが気になっているのは、「同僚に気持ちの悪い独身男性がいる」ということです。 ハッキリこのようには言いません。 ナナは基本的に、特定の人の悪口を言うのを好みません。 このあたりはワタシと違って立派です。 ワタシは言いたいときは開き直って堂々と言います。 開き直り、これはじょりぃの行動を特徴づけるキーワードのひとつと言っても良いかもしれません。 ちなみにこの「あたしゃ悪口言うときゃ言うよ」というのも開き直って話しているわけですが。
ではこのたび、どのように「同僚に気持ちの悪い独身男性がいて不快である」ということをワタシに伝えているかといいますと。
個人の特徴を、あるカテゴリ全体の傾向として批判しているのであります。 特定の人の悪口を言いたくないがために、その個人と同様の特徴を持つ人すべてをひっくるめて
「こーゆー人はこーゆー傾向があって、それがイヤ」
みたいに話すわけです。 これ、よろしくないですが、まあワタシもやっちゃいますよこういうことは。(また開き直ったワタシ) だから気持ちはわかる。 わかるんですが、ワタシの中では「その人個人の特性について悪く言うよりも、自分の基準でカテゴライズして、それにあてはまる人すべてをこうだ、と決めつけるのはどうか」という考えがあるもんですから(自分もやっちゃいますがリピート)、 この手法でナナがぶつぶつ言い始めると、素直に話を聞けなくなるワタシがムクムクしてくるわけなんですよ。 自分のことは棚に上げてムクムクしてくるわけなんですよ。
で、また、ナナがなんといいますか、「悪口言いたくない」という葛藤も強いようでして、なかなかハッキリ「何がこうでイヤだ」てな話にならないんですよ。
「こーゆーこと?」「つまりこれこれこうだから気に入らないって話?」と、ワタシが具体的に悪口に変換して確認すると 「そうでなくて」とか「そうそう」とか返ってくるので、なるほどそういうことか、と納得できるという、実にまどろっこしい会話になるわけなんですが。
でも、悪口言いたくない、と葛藤しているナナはかわいくもあります。 結局言っちゃってるわけですが(吐き出せるところで吐き出しちゃったほうが良いと思いますし)、嬉々として悪口をべらべら話されるよりは、なんだか安心したりしますし。
で、その同僚の気持ち悪い独身男性なんですが。 ナナと学校が同じで、さらに同じ病院に配属になっているらしくてですね。 年齢はワタシたちより上で、立派に中年と言えるお年頃なわけですが。ワタシ23歳ですけどね?(お約束) ナナの話をわかりやすくまとめてみますと
「ある程度の年齢になっても独身でいる男性は、やはりそれなりにモンダイがあるからそうなっているとつくづく思う」
ということであります。
「モンダイって? ゲイとか?」とワタシ。 「ゲイはモンダイじゃないでしょ。そうでなくて、人間性とかコミュニケーション上のモンダイ」 「例えばどんな?」 「女性に対する接し方が気持ち悪いっていうかさー。なんか、こっちは普通に接しているだけなのに、気があるって勘違いしてしつこくしたりとか」 「それはいい年とか独身とかのモンダイではなく、個人の資質のモンダイなのではないのだろうか」 「そうかもだけどー。あなたのまわりにはいません? そんな感じの、いい年した独身男性」 「いい年した独身女性ならたくさん知っているよ。ワタシも含めてだけど」 ワタシも気持ち悪いのだろうか。 「男性の話です」 「いないなぁ・・・あ、イケメンのカメラマンが独身だ。そろそろ中年だけど」 「うーーん・・・そういうさー、自分の意志で独身でいるような人ではなくて、結婚したい気持ち満々なのにできないような人だよ」
そんなかわいそうな人、責める気になれない(´Д⊂)
と思ったけど
「あ、いたいた。うん、あの人は確かに気持ち悪い。てか、かなり変人ぽいかも」 「でしょー?」
そんな、鬼の首を取ったかのように言わなくても。
なんかどうも、その同僚の独身男性が、まわりの女性に闇雲にアタックして、さらにみんな自分にちょっと気があると思いがちでミョーな行動を取るらしく、仕事がしづらいんだそうなんですわ。 てか、女性のお尻を追いかけるのに夢中で、仕事もちゃんとできてないらしく。 オマケにやたらと触ってくる、という、好かれていない限り女性に決定的に嫌がられるしつこさもあるようです。
「あなたもそのようにしつこくされてるわけ?」 「まあね。 あたしなんてさー、相当冷たくて意地が悪いと思うんだけど」
うんうん。想像つくよ!冷たくて意地悪な様子!
「でもさー、何例かそういう人がいたとしてもさ、それを『いい年した独身男性だから』って括りにしちゃうのはちょっとなぁ」とワタシ。 「ちょっとさー、よくさー、思い出してみてよ! 絶対じょりぃのまわりにもほかにいるって!」 「うーん・・・いるのかなぁ・・・気持ちわりーと思った時点で遠ざかってしまうから記憶に残らない、って可能性もあるけど・・・。 でも、既婚男性だって、勘違いしがちな気持ち悪いの、ちょくちょくいるよ? てか、そっちのが多いかも、ワタシのまわり」
なにしろ年齢的にも、絶対数が違いますしね。気持ち悪い人だって、既婚男性の方が多くなります。
ナナ、おもしろくない様子。 そりゃそうですよ。 話したいことがあるのに、「そこじゃないんだってば」ってとこでワタシがいつまでも足踏みしているので、話が思うように進まないんですからね。 これ、きょんにもよく「むきー!ヽ(`Д´)ノ」とされるんですワタシ。 ちょっと軽くグチ言いたいだけなのに、本筋とズレたところで説教食らってストレス倍増、的なソレ。 なんかちょっと「あー、そういう人いるよねー」と相づちを打てばそれで済む話なんですよたぶん。 ナナも「結婚したいのにできない独身男性の傾向について」なんてことをキッチリとどこかに発表したいわけではなくて、友だち相手に職場のキモい男性についてキモいんだよね仕事の邪魔なんだよねって言いたいところを察してほしいってだけなんですから。 しかしワタシったら、特にネガティブなことや自慢話やらを遠回しに話されるとイラッときちゃう傾向がありまして、秋口のスズメバチみたいな攻撃的な返しをしちゃうもんですから、ナナも逆にムキになっちゃって「いい年した独身男性全体」でくくっちゃってることに対して引けなくなっちゃってる、そんな状態。
でもまあ、お互いジリジリしながらも、ナナがその同僚を不愉快に思い、それゆえにその同僚を象徴するようなカテゴリすべてに嫌悪しちゃってる、というところは理解できたわけですよ。 たぶん、よっぽど気持ち悪くて不愉快なんだと思います。もちろん容姿も。なんか不潔っぽいらしいし。
ナナ、ワタシのこと考えてる時間より、ソイツのこと考えてる時間のほうが断然多いと思います。 いい年した独身キモ男に軽く嫉妬。 はしませんけど。 ワタシももっと気持ち悪くなろうかしら。 という、ナナに聞こえないところでイヤミを放つのはこれくらいにしまして。
さて、ワタシはその同僚の話を「あ、またソイツの話か(°▽°)」なんて具合に、たまに聞いていたわけですが。
前回のナナワタ「3人デエト」のときも、「いい年した独身のオトコってさー」と、またその話題が出ちゃったナナたん。 いつもはここまで他人のネガティブ面に固執することないんだけどなぁ。 あなたホンットにヤなのねその人のこと。
でー、また、ナナに負けず、ワタシがワタシなわけですよ。
ヒメちゃんという第三者のいるところで、ナナが「いい年した独身男性」って括りの話をするのがちょっとイヤだったんですよね。 ナナもしつこいが、ワタシもしつこい。
なもんで
「ワタシもいい年した独身だよ( ^ ∀ ^ )」
と、口を挟んだんですよ。ふたたび。冗談ぽく。 モンダイなのはいい年した独身男性であって、ワタシは男性でないのは承知で。 いい年はまあ、認めますよ。23歳だけど。
「あなたも十分変わってるから」とナナ。 それを聞いて、ヒメちゃんもケラケラ笑いまして。
「でもね、マジメな話、女の人の場合は違うんだよ。 女の人だと、独身でも…ていうか、だからこそ立派だなーとかカッコイイなって人のほうが多い気がするし」とナナ。 「フォローしてくれてんの?(笑)」 「違うよ。あなたは変だし。 でもさー、男の人の場合は『だから結婚できないんだよ』って人が多いと思うんだよ」 「多いっつってもさ、あなた、一例だけで話をしてない?」 「そんなことないもん」 「じゃ、何人の『いい年した独身男性』を見てそう言っているわけ?」 「何人か・・・」 「統計的に信頼できそうなサンプル数があるわけ?」
あ、ちょっとね。 ワタシ今、理屈に走りすぎたかも。
と思ったときにはもう遅く。
「 雑 談 に 統 計 が 必 要 な ん で す か ? 」 <すんごい低い声で、敬語
( ° ▽ ° )
怖 い 。
「必要ないですスミマセン(・_・)」 即答。
ナナの貴重な息抜きタイムに、これはワタシがいけませんでした。 ワタシもいいかげんしつこいったらないですよ。 気になってるささやかなグチくらい、好きに話させてやりゃーいいのにワタシったら。
そのあと、ワタシは蚊帳の外に置かれ、ナナとヒメちゃんで話が盛り上がっていたんですが。 なぜか気持ちの悪い同僚独身男性のことはさておき、
「昭和に結婚したあたしたちの時代と違って、今って結婚で得られる女性のメリットってかなり少ないんじゃない?」→「女の人、独身でよくね?」
という少子化に拍車のかかる結論に達していました。
うんうん。 ワタシもその話なら一緒に盛り上がれそうな気がするんだ。 だからほら。 もうつまんない屁理屈言って話の邪魔しないから。
ワタシも仲間に入れて(´д`) なんかこの蚊帳の外な状況もそれはそれで興奮するけどサ。
ぽつーーーん(´д`;)ハァハァ
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