ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2010年02月27日(土) 上から目線

書き貯めておいたナナワタで更新させていただきます。

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ワタシ、けっこう自分のこと、腰が低いとかドMとかいじめられっ子とか思ってるフシもあるわけですよ。
おまけに「人の良いところを見つけるの得意(・∀・)」とか「褒めるの得意(・∀・)」とかね、自分のこと、良い風に考えてるわけですよ。
で、「ワタシっていい人ー(うっとり)」とかやって、毎日しあわせに暮らしているわけですよ。

そういうことが、いかに根拠の浅い、ずうずうしいにもほどがある自己評価であるかということをですね、
たまに教えてくれる人がやっぱり必要なわけです。
でないとじょりぃって人、「ワタシっていい人ー(うっとり)」とか「ワタシが褒めてやってるんだから」とか「ワタシが認めてやってるんだから」みたいにですね、自分のことをファッション界のピーコみたいな位置にいると、勘違いしっぱなしになっちゃいますからね。



まずはですね。
いちばん最近の、末子ちゃんの授業参観のときの話になるんですが。

「授業参観にはもう絶対二度と遅刻しない」と立てた誓いは守られておりまして、ワタシは今回も早めに学校につきましてね。
「じょりぃちゃんは迷子になっちゃうから、末子が玄関まで迎えに行ってあげるから!」と末子ちゃんが言ってくれていたので安心して油断しきってましたら。

あのやろう。
迎えにきやしねえ。

でもほら、ワタシもすごくいい年な大人なもんですからね。
まさか小学校で迷子になることはない、と思いまして。
何年何組、ってのは聞いておきましたから。迷うわけない( ^ ∀ ^ )

てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく
てくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく

迷った・・・・・・orz


でもほら、大人ですから。
聞けばね、誰からでも教えてもらえます。
道行く大人でも子どもでも、誰だって知ってますよ教室のありかくらい。
知らないのはワタシだけ。
てことで、まあ、休み時間のうちに教室までたどり着きましてね。なんかもうすっかり疲れましたが。

教室を覗いたら、すぐに末子ちゃんがワタシを見つけて、出てきてくれまして。

「じょりぃちゃん!迷子にならなかった?(・∀・)」
「なった・・・(つд-。)」
「ダメねえー」
「迎えに来てくれなかったじゃん」
「あ、そっか(・∀・)ごめん」

忘れてたのね・・・。

で、ふたりしてにやにやした後に、

「ね、あたしね、髪切ったんだよ? 気が付いた?」 と末子ちゃん。

気が付いていたとも!
長かったの、切ったんだね。けっこう切ったね。

「うん、気が付いたよ。 かわいいじゃん。似合ってるよ(*´∀`*)」

と言いながら、頭を軽くなでましたら、末子様から予想外のお返事が。


「何その上から目線な言い方(嘲笑)」


えええええ( ° Д ° )ええええええ????


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「ということがあってね」 と、ナナに話すワタシ。

我が家のリビングで、一緒に勉強していたときのことであります。
ナナ、大笑いしたあとに、

「末子こそ、ものすごい上から目線でモノを言い放ってる気がするけど(笑)
 何様だよっつー感じだよね。それはどうもすみませんでしたねえ」 と。

「いやいや、なんかさ、末子ちゃんの言ってることは正しいんじゃないかって、ワタシ反省したのだ」


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また授業参観のときの末子ちゃんとのやりとりに戻ります。


「上から目線だった? ワタシ? ええええ?」
「うん。気をつけたほうがいいよ」と末子ちゃん。
「あ・・・はい。気をつける・・・けど、そういうつもりじゃなかったよ!」
「はいはい(´_`)」

なんだこの生意気な5年生はヽ(`Д´)ノ
と思ったけど、長女ちゃんが5年生だったときはもっと生意気だった気も。

まあとにかく、一瞬「せっかく褒めたのに!」と思いましたが、そのあとすぐに反省したわけですよ。

確かにワタシ、
そういうところ、あるのかも。
褒めるときって、上から目線になっているときもあるのかも。
てか、好きな人に対してほど、所有欲?みたいな悪い感情でもって、上から目線で褒めたりしてるのかも・・・。


なんかすっげーーーー反省したーーーー!!!!!!
ありがとう!末子ちゃん!


-----------(で、またリビングへ戻ると)(時をかける少女みたいですねワタシとあなた様☆)


「と思ったのだよ」とワタシ。
「なるほど。言われてみれば末子は正しいかもしれない。あはははは」
「だろーーーー」
「でも末子も末子だよなぁ( ´_ゝ`)かわいげねえーーーー」

まあ、親子って似るらしいからね。しかたないよ( ^ ∀ ^ )  とは言えませんでしたが。



で、翌朝。
ナナを家まで送る途中、「じょりぃが眠そうだ」とナナが心配しましてね。
ワタシ、たいして眠くなかったんですが、しめしめ、と思いまして

「うん・・・居眠り運転しちゃいそうだなぁ」なんつって、目をむぐむぐこすってみたりして。演技派。とは言えないわざとらしさ。

「ファミレスでコーヒー飲んで行こっか」とナナ。
「ワタシはうれしいけどさー。(<カッコつけてたいしてうれしくなさそうに)
 でもあなた、帰らなくて大丈夫なの? パパとか平気?」
「平気。 じょりぃは大丈夫なの?」
「うん。ワタシは寄れたらすごくうれしい」
「じゃ寄ってこ」

そうかそうか(*´∀`*)そんなにワタシと(*´∀`*)一緒にいたいのか(*´∀`*)しょーがないなー

で、ファミレスに寄りましてね。
結局またモーニングとか食べちゃったんですが。
食事しながら、ワタシ、今さら気づいたんですが。

「あなた、髪を切った?」 と。

ナナ、准看護学生時代に実習が始まってからは、髪をまとめなければならない都合上、もうずっとロングだったんです。
それが、今日はなんか、懐かしい感じの髪の長さになっているような。

「ああ、うん。 てか、もうだいぶ前なんですけど」
「だって会ってないもん。知りようがないじゃないか」(`ε´*)ぶうぶう
「あ、そっか(笑) うん、短くしたよ」
「勤務中は縛れるの?その長さ」
「うん、これくらいあれば縛れるよ」
「ふうん」

そうか、髪切ったのか。

ふふ。
ふふふ。
ふふふふふふふふふ。

ワタシ、ナナに関しては、長い髪よりも肩くらいまでの髪型が好きなんです。

てことで、素直にそれを伝えるじょりぃ。

「やっぱさー、それくらいの長さが似合うと思うな」 とな。
「そう?」
「うん(*´∀`*) すごく似合う」
「それはどうも」

にこにこにこにこにこにこにこにこ。
いつもそういう感じでいてほしいなーワタシは。
そうだそうだ、もひとつ大事なことがあった。

「今ってストパーかけてないんでしょ?」
「ないよ」
「ワタシ、あなたのくせっ毛、すごい好きでさー(*´∀`*)」
「あたしキライ」

以前もどこかに書きましたが、ワタシはナナのナチュラルなくせっ毛が大好きなんですよ!
ゆるーいウェーブで、なんかヨーロピアンて感じで。良い具合にはねる感じで。
ワタシなんて直毛ですからね、なおさらあこがれちゃうんですね。
で、そんな素敵なくせっ毛なのに、キライだなんてなんでー?と思いまして。
またもや素直に、ていうか無神経に伝えたわけです。

「もしかして、くせっ毛、コンプレックスなの?」 とな。
「そうだよ。決まってるじゃん」 <ひっくい声で決まり悪そうに
「えーーー、なんでさ! すごく素敵だよその髪。ワタシ大好きさあなたの髪。
 でさー、肩くらいの長さだと、そのくせがまた生きるんだよね。かわいいんだよすごく(*´∀`*)
 だからストパーなんてかけないほうがいいって」

にこにこにこにこにこにこ。
ナナの髪のこと、ワタシが大好きって伝えられてうれしいな。
いつも、ゆるはねくせっ毛でいてくれるといいな。

と、ひとりでゴキゲンになってるじょりぃに返ってきたナナのセリフがこちら。


「あたしがどんな髪型しようとあたしの勝手なんだけど」 <超低い声で早口でどうぞ


( ° Д ° )



( ° Д ° )あわあわあわあわあわ



「あ、そりゃそうだ。もちろんそうだ。ええと、あの、」 もごもごもご なじょりぃ。
「ストパーかけたいときはかけるし、伸ばしたきゃ伸ばすし」
「うん、そりゃそうだ(・_・)うん」


しょぼーーーーー(´;ω;)ーーーーーーん

・・・うれしかったもんだから・・・ちょっと伝えたかったんだけなんだよぅ・・・


「でもちょっと、ワタシそういうの好きだって言いたかったんだよ・・・」<カップをがちゃがちゃいじりながら
「じょりぃの好みなんて知らないっつーの(`Д´*) てか、急にストパーかけたくなってきた


ストパー、顔立ちが余計にキツく見えるからかけないほうがいいって!(ヾノ・∀・`)


とは、当然言えず。


「・・・すみませんでした・・・(´・ω・`)」
「(無視)」


しょぼーーーーー(´-ω-`)ーーーーーーん



「・・・ワタシさ、やっぱり末子ちゃんの言ったこと、正しかったんだと思う・・・」とワタシ。
「なにそれ」
「上から目線でモノ言ってんだよなぁきっと・・・今もさー。 ごめんね?(´・ω・`)」

ナナ、ふんって鼻で笑ってましたが、キゲンは直ったようです。



ということでですね。
ワタシが親子に対してそれぞれに失礼で独善的な褒めを展開したためにですね、
それぞれにガツンとやられて、ワタシのまわりの人たちの溜飲がちょっと下がったんじゃないかしら、というお話でありました。


そして、「ワタシはナナのどんな髪型が好きか」がナナに知られた今。

ナナがその髪型をしてくれなくなっちゃう気がひしひしとしていて(自意識過剰)、今さらながら自分の底の浅い浮かれポンチ具合にワタシのバカバカバカ!と地団駄踏んでおります。
ナナーーーー。お願いーーー。
ストパーかけないでーーーー。髪伸ばさないでー。 <ホントに反省してるのかしらこの人





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