ナナとワタシ
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2010年02月04日(木) |
SOS田中と大人の事情 |
「パソコンで文章書くとタバコ吸いたくてハァハァ病」がまだ落ち着かないので、 前回に引き続き、書いたままアップせずにいたネタを今さらアップさせていただこうと思います。 なんかもうホントすんません(´∀`)
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小ネタです。
ワタシの背後にある書棚で探し物をしておりましたら、ナナと再会した当時やりとりしていたファックスのファイルが出てきましてね。 結構な量でびっくりしました。 そーゆーものをちまちまとファイルしておく自分にもあらためてびっくりしましたが。 しかし、当時既に携帯メールって世の中ではあたりまえだったんですが、なぜこんなにファックスなんぞでやりとりしていたのかナゾです。 そして今読み返してみると、ナナは今のナナよりもエキセントリックな不思議ちゃん(古い)で、ワタシはおどおどしつつも生意気という、なんというか「中学時代、相手が自分に持っていたであろうイメージ」をなぞって演じているような感じもしておもしろいです。 素のようで、素じゃない。 つきあい始めにありがちな、「一生懸命素なんだけど、相手の期待に応えなきゃみたいなところもある、素とはいえない素」という感じの初々しさがあります。 や、ワタシたち、つきあっちゃいないんですが。と、しかたないので自分でつっこんでおきますね☆
まあとにかく。今日の本題はそこではなくてですね。
そのX-FILEならぬファックスファイルに、広告チラシの裏で作られたファッション雑誌が挟まっていまして。 当時4年生だったかなあ・・・次女ちゃんが作ってくれたんです。 これはファックスで送られたものではなくて、ナナの家に遊びに行ったときに「あたしが作ったのー(*´∀`*)」なんつって、次女ちゃんがワタシにくれたものだったんですが。 ファックスと一緒にファイルしておいたみたいです。(ちまちま)
これがどんなものかといいますと。 パックのしかたとか、お洋服の紹介ページとかコスメのページなんかがありましてね。 絵も文もとんでもなくヘタクソですが、そこが良い感じなんですわ。 裏表紙には「ふろく」までついてます。 『毛糸でみつあみが簡単に作れる』という機械がふろくのようですが、絵が描いてあるだけです。 まさに絵に描いた餅。絵に描いたふろく。
巻末にはちょっとした読み物もついてまして。 SF小説です。 タイトルは『SOS田中』。 えすおーえすたなか と読みます。 次女ちゃんオリジナルでございます。
次女ちゃん、しばらくこのSOS田中に凝っていて、ワタシにもよく話をしてくれたんですが。 この雑誌に書いてある文章をそのまま転記すると、著作権の問題以前に、次女ちゃん独特の文章によりおそらく誰も解読できないであろうという問題が大きく立ちはだかっておりますので、どんな内容なのかアテクシがかいつまんで説明させていただきます。
●今よりずーーーっと昔の話。
●妖怪と戦っている勇敢なチーム、それがSOS田中だ。
●そこが天国か地獄かはまだ知られていないが、新聞では彼らの活躍がいつもたくさん載っている。
●それが我々の新聞だ。
●変な人たちに薬を飲まされてしまったSOS田中チームが、勝つか負けるか心配だ。
・・・とまあ、この号の話はざっとこんなもんなんですが。
秀逸なのは、このあと語られる、SOS田中チームのキャラ紹介であります。 このチームは5人で構成されております。
●まずSOSの田中。 こいつがボス。まあ、いちばんえらい人であった。
リーダー名がそのままチーム名らしいです。その割に説明はこれだけでした。 「いちばんえらい人」の前に「まあ、」と付いているあたりに、田中の実力の程度がうかがわれます。
●次にSOS中田。やさしい女であった。
田中と逆になっただけの苗字、中田。ぞんざい。 ちなみに田中とは恋人同士だそうです。 結婚したら姓が中田から田中に変わってしまうのが悩みだそうです。
●次は、藤木ヤンキーだ。 戦うときは、すごくやさしいタイプかな・・・
それで戦えるのだろうか、藤木ヤンキー。
●次はSOS LOVE。 こいつは男であった。
LOVEという名の男なのか。変わってるな、と思いきや
戦うときはすごくこわいが、でも普通のときは女らしいオカマです。
納得しました。 きっとかわいいものとかラブなものが好きなのね。
●最後、SOS山本。 これで全部だった。
山本の説明、なし。 かわいそうな山本。
このころは、ナナの家へ遊びに行くと、たいてい次女ちゃん、末子ちゃんと一緒にこの「SOS田中ごっこ」をしておりました。
小学校4年生でこの内容はいかがなもんなんだろうなー、という気もしないではないんですが。(文章メチャメチャですし) まあ、次女ちゃんの脳みその使い方って、ちょっと変わってますし。たぶん大物になるんじゃないかしら。
とまあ、次女ちゃんはこれで良いんですよ。まだ4年生でしたし。変わった子ですし。 それよりも当時このSOS田中を読んでワタシが愕然としてしまったのは
中1のときのナナと、感性も言ってることも、大差ないかも。
と本気で感じてしまったことでした。
それをナナに伝えましたら「そんなわけあるか!」と怒られた後に
「子どもたちの前ではそれ言わないでよっ」
と、真顔で釘を刺されました。
言わないよーう(´∀`)
「中1のときにママは小4の次女ちゃんと似たような文章書いてたよ。ママが書いてたのはインポの話だったけどね」
とか、とても言えません。 (本人の記憶からは、あの名作「インポ君の青春」を書いたことは都合良く抹消されているらしいですが)
部活をさぼりまくっていたことも、子どもたちの前で言ってはいけないというルールになっております。
おかあさんて、大変なのね(°▽°)てか、オトナってズルイナー
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