ナナとワタシ
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小ネタです。
前回のナナワタで、「今おさんどんしてるんだよ」と、 人間としてあたりまえのことを鬼の首でも取ったかのようにナナに自慢したじょりぃだったわけですが。 ちょっと褒めて終わりにしてくれればいいものを、ナナはおもしろがりやがりまして、 ワタシの料理についてねちねちとツッコンでくるんでございますよ。
「(おさんどん係になってから)初めてつくったおかずって何?」とナナ。
「いいよーぅ」<こればっかり
「いいじゃん。教えて?」
「簡単なものだよ」
「大根おろしとか?」
「そう! すごいなキミ」
前回の野菜炒めに続き、こいつエスパーか!Σ (゚Д゚;) (まあ、誰でもそう思うか)
「あれなら大根おろすだけだもんね(笑)」とナナ。
「そうなんだよー」
「しらすとか入れればよかったのに」
「あ、入れた入れた! しらす入れた!」
たかがしらすを入れただけで、鬼の首を取ったかのような勢いふたたびのじょりぃ。
「入れたんだ(笑)」
「それでさ、自分でもびっくりしちゃったんだけどさ」
「うん」
「しらすのパック開けたはいいんだけどさ、しらすって洗って食べるのかそのまま食べるのかわからなくてさ」
このときのことは日記にも書きましたが。
「ありえねーーー(笑)」
「ワタシも『まさかここでつまずくとは!』って、焦った」
「で、どしたの?」
「お母さんに聞くとなんか長くなりそうだしさー。 むか・・・やさしい友だちに聞いた」
むか・・・ は「昔つきあってたやさしい女性に聞いた」と言いそうになって、なんとなくとりあえずやめておいたという証です。
「教えてもらえたの?」
「うん。 ちょっと呆れてたみたいだけど。『そのまま食しましょう』って、やさしく教えてくれたよ」
「なんだー。 あたしに聞いてくれればよかったのにー。つまんないの」
え!
なにそのやさしいことば(*・∀・*)+*+* 愛?
「えー。 聞けば教えてくれたの?」 もじもじ
「うん。
目玉全部取るんだよ って教えてあげた(・∀・)」
( ゚ Д ゚ )
「そのあとじょりぃがしらすの目玉をいっこいっこちまちま取ってるかと思うと笑えるーーーあはははははは。しかもその姿がすげー似合う」
「さすがにウソだってわかるよそれは!ヽ(`Д´)ノタチわりーな!」
(*・∀・*)+*+* 愛? って思ったワタシの純情を返せ。
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