ナナとワタシ
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2009年01月02日(金) |
今年最初の無駄な禊ぎ |
少し前の掲示板にもちらりと書きましたが。
「今回は忙しすぎて無理。それにそんな時間あったら寝たい」と断られることを予想しつつも、
「初日の出どうするー?ワタシはできれば一緒に見たいんだけどさー」
とナナにメールしましたら、あっさり「いいよ」と。 喜ぶ前に「うそ!きょんとも朝から初詣の約束しちゃってるのに!」と焦ったワタシは、実は行く気がなかったのかもしれません(°▽°)
まあ一瞬焦ったものの、きょんにいそいそと 「またナナと初日の出見に行くことになったんだけど、9時に間に合うように帰ってくるからー」 と報告しましたら、こちらもあっさりと「はいよー」と。 もう、新しい年に向けて幸先がいいったらありませんよ!
で、ナナに「何時に迎えに行けばいい?」と聞いたら「日の出は何時?」と。 だいたい6時50分頃かな?と返信しましてね。 前回もそれくらいだったにも関わらず、希望お迎え時間は5時半と早めに設定されたので、今回もその心づもりでいたじょりぃだったんですが。 返ってきた返事は
「じゃあ6時20分で」
すげえギリギリ具合( ´;゜;ё;゜;)
前回、早すぎるお迎え時間設定に「ワタシと少しでも長く過ごしたくて時間を早く設定したのかも☆」と浮かれていたワタシとしては、
「今回は前回より愛が冷めたのね・・・orz」
と、がっくりと膝をつきかけたのですが、そもそもナナはそんな具合にはワタシを愛していなかったということに気付いて立ち直ったという、わけのわからない現象でもって復活。 てか、割とタナボタ式に初日の出を一緒に見に行けることになったので、もうそれだけでうれしいわけですが。
6時20分にお迎えということは、ナナんちまで30分ですから、ワタシは5時50分に家を出ればいいわけですよね。 早起きの負担が軽くなってよかった。 うん、ガッカリなんて全然してないよワタシ ァ'`,、('∀`) ということで、大晦日の夜、ていうか、1月1日の午前2時半頃、ワタシは目覚ましを4時半にセットし、ぐうぐうと寝ました。
目覚めたら5時。 この時点で30分寝過ごしております。 が。 なぜか「おお、目覚ましよりも早めに目が覚めた(・∀・)」と自分に大満足していたじょりぃ。
なんか、寝ぼけてたんだと思いますが、脳内時計が1時間狂ってしまっていたようです。 5時50分に出かけねばならない、ということはわかっていつつ、5時で早い('∀^v)余裕と思いこんだ。 思いこんだじょりぃはお風呂に入りまして。 なんかほら、どんな展開になるかわかりませんからね☆ 丁寧にカラダを洗いまして。 耳たぶ噛まれたりしてもいいように、耳も丁寧に泡泡泡。<この時点で本気でこう思って洗っている<誰にでも覚えのある愚かさですよね?<そうだと言ってください まあ、その勢いで、いつもより丁寧にお風呂に時間を費やしていたわけですよ。 ちなみに前日のうちに顔パックは済ませておいたりしちゃってネ☆乙女
で、はーさっぱり(*´∀`*)、これで桃色アクシデントが起こっても準備万端、パンツも新しいの用意したし(ほら本気でしょ)とほくほくしつつ、仕上げにゆっくり湯船にでも浸かるかー( ^ ∀ ^ )と思ったところで、お風呂にある時計を念のため見たわけですよ。 なるべく長い時間あったまりたいですからね。 どれくらい湯船でまったりできるか確認しておこう、とな。
時間は5時40分。 てことはー(・∀・)
てことはー(・∀・)
Σ(゚Д゚;) あと10分で家を出るのか!!!!!!
もーーーー、焦った焦った。 入浴後のお肌の手入れしてる間がねえ。とりあえずこれ塗っとけ! 髪とか乾かしてるヒマねえーーーーー!!! 服! 決めてなかったよ! 何着ていけばいいんだ! 何これどうなってんの早く起きたはずなのに時間の進み方がおかしい! ワタシったら時を駆ける少女?原田知世?過去も未来も星座も越えられるの? てかとにかく急げーーーーーー!!!!!!! そもそも約束の時間がギリギリめいていたというのに。遅刻するわけにはいかん! 日が昇ってしまうーーーー!!!
濡れた髪にとりあえずワックス塗りたくり、適当なモン着て車に飛び乗りまして。 濡れた髪が寒ーーーーー! しかしそんなことはいい。飛ばせ飛ばせ。 朝闇を駆け抜けるのだじょりぃ! てか、東の空がもう赤い。ぎゃあーーーー。
とひとりで大騒ぎしながらスピードを出しまくりまして。 ナナは割と縁起をかつぐので、初日の出間に合わなかったりしたら、 「なんか今年はいろいろと間に合わない年になるのだろうか」 とかつぶやきかねませんからね。 車を飛ばしながら、そう言われたときに励ます言葉まで考える、ものすごく大きなお世話なじょりぃ。
が。 道がすいていたせいか、6時16分にナナ宅へ到着。すげえよワタシ。 5時55分に家を出られた段階で既にミラクルですが。
ナナの携帯に電話。
「もしもし」 ものすごく低い声でナナ。怖いよあなた。 「あ、 着いたよ(・∀・)」 気にせずかわいらしい声で報告するじょりぃ。 「そうなんだ」
そうなんだ って、 どうなんだその答。
「ちょっと待ってて」
割と長い「ちょっと」だったので、マシマロの更新ができてしまいました・・・。 日の出、間に合わないかもな・・・。(また励ましの言葉を考えるじょりぃ)
えらく着込んだナナがやってきました。
「おはよー( ^ ∀ ^ )」とワタシ。 「おはよ。 あのさ」
あのさ?
何その不吉っぽい予兆を感じさせる言葉。
「・・・なに?」 「長女も行きたいらしいんだけど、いい?」
ほっ (´∀`)-3 なんだそんなことか。
「あ、いいよもちろん。じゃちょっと後ろ片づけるね」 「ごめん急に」 謝りながらなぜあなたがムスっとしてるんですか。 「いやいや。ワタシは大歓迎よ」
実際うれしいです。 ひとりで浮かれてヨコシマな気持ちでもってカラダの隅々まで洗った身としましてはアレですが。ァ'`,、('∀`) といっても、毎回ナナとのデエトのときは、必ず何かを期待して禊ぎのようにカラダを洗い倒すワタシってだけですし。
「で、長女ちゃんは?」 「もう少し仕度に時間かかるみたい。いい?」 「全然いいよ。 でももしかして、日の出に間に合わないかもだけど」 念のため事前告知。 「え!」 「あ、でもほら、ドライブしながら『出たー!』とかでも楽しそうじゃんね(´∀`;)」 「んー・・・・」
んー・・・・ って。 あなたが登場した時点で、既に時間ヤバイ感じなんですから、そんな顔すんなっつーの。
「しかもあたし、今日学校あってさ、9時には学校に着いてなきゃならないんだ。 だから前回みたいに、日の出観賞のあとゆっくりお茶ってわけにいかないみたい」 とナナ。 「あ、ワタシも9時には家に戻らねばって感じだったから、気にしないでよ。 ・・・しかし、元旦から学校あるの?」 「うん。先生の都合で今日でないとダメになっちゃったんだよね。 でもその先生の授業は受けたかったので、まあしかたないね」 「そっか」 「じょりぃは? 9時って、仕事?」 「仕事じゃないよ」 「きょんさんと初詣?」
千里眼かおまえ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル てか、フツウそう思うものかしら。
「うん」 「そう。よかったじゃん」 なにが?(°▽°)
なんてやってたら長女ちゃん登場。
「よー。久しぶりー」とワタシ。 「久しぶり(笑)」 「あけましておめでと」 「あけましておめでとー。 じょりぃちゃん、飛び入りごめんね?」 「いやいや、うれしいよー。長女ちゃんとも久しぶりだもん。じゃ、行こうか。飛ばしますよ?」 「え? 飛ばさないと間に合わない感じ?もしかして」 「ちょっと微妙かなーと思ってさ」
ぶぶーーーーと車を走らせまして。
「ママが悪いんだよー」と、後部座席から長女ちゃん。 「なにが?」とナナ。 「ママ、起こしてくれなかったじゃん」 「・・・・・・」<ナナ 「起こしてないのに『起こしたのに起きなかった』ってあたしにウソついたよね?」 「一応声かけたんだけど」 「ウソだよー。 あたしを置いていくつもりだったでしょ(`Д´*)」
なんてことだ。
ナナ。
ホントはワタシとふたりっきりがよかったんだね!!!!
なんてはずはないんですが、気付けば顔がにこにこしているじょりぃ。 後ろでは長女ちゃんがまだプリプリ文句を言い続けております。
「行きたいんだったら、自分でちゃんと起きろっつーの」とナナ。
やっぱり起こさなかったのだろうか・・・その理由はわからんが、悪魔やあんた。
「まあまあ、とにかく間に合わせるからさー(´∀`:)」 安請け合いして場を取り繕うじょりぃ 「あ!」 と後方から長女ちゃんの声。 「な、何? Σ(゚Д゚;)」とワタシ。
「ママ、化粧してる!ずるい。あたしすっぴんで来ちゃったのに!」
今度は、ナナが助手席で化粧し始めたことについて文句を垂れる長女ちゃん。
・・・たいていの母と娘って、こんな風にやかましいのでしょうか。 ワタシと母親では考えられないようなどうでもいい諍いが続いております。
それにしても。 そうかー。長女ちゃんも「お出掛け時にはお化粧して当然」なんてお年頃になってきたのねー。 ワタシなんぞと初日の出見に行くなんつーお出掛けでも、「あたしも化粧!」とか思うのねー。 しみじみ・・・。
・・・そしてごめん。 ワタシ、すっぴんどころか、入浴後のスキンケアもろくにしないで来ちゃったよ!
まあ、そんなこんなで、もっぱら長女ちゃんとワタシでおしゃべりしながら現場に到着。 日の出にも無事に間に合いました。なんかもう、ホントにワタシってエライと思うんですよねー。 で、3人して前回と同じ場所、すなわち墓場(今回よく確認したら見事に墓場でした)まで歩きまして。 他にも7〜8人、人が来てました。 お墓の中の人に失礼かしら・・・ともちょっと思ったのですが、「今年もお世話になりますー」とつぶやきつつ、お墓の人もにぎやかな年明けで良いだろうと勝手に解釈したりして。
寒い寒い言いながら、お日様が顔を出すの待っていたんですが。 そうしましたら長女ちゃんが言いました。
「ママ、なんで今日かわいいカッコしてるの?」
それはね、長女ちゃん。 たぶんきっと、ワタシとのデエトだからだと思うよ!!! ワタシなんてカラダの隅々まで洗って、パンツだっておニューなんだから!
と、ここでもまた勝手に解釈しようとしたんですが、かわいいカッコつーより、いつも通り、フツウのカッコのナナなんですけど。
「別に? てか、スカートは制服だし」とナナ。 「あ、そうなんだ」と長女ちゃん。 「まあ最近、家では超ーーーー適当なカッコしてるからね(笑)」 「うん。ホントに適当だよね。ありえないほどダサいよね」
・・・中学時代、ワタシにとってオシャレの象徴だったヒトが・・・。 ありえないほどダサいカッコで家にいるのか・・・( ´_ゝ`)
しかし、長女ちゃんのママへのツッコミの数々を聞いていると、 こりゃ確かに連れて来たくなくなるだろうなと思って笑っちゃいました。
と、ひとりでニヤニヤしておりましたら、地平線がチリチリし始めましたよ!
「あ、ほら!チリチリ始まったよ!お日様出てくるよ!」 大はしゃぎじょりぃ。だってほら、これ、ワタシの手柄だから(・∀・)
マシマロ更新用にと何枚かカメラに収め、ふとまわりを見回してみましたら。
みなさん、同じカッコ。 日の出に向かって、携帯構えてます。
日本人が初日の出を迎える光景といえば、昔は手を合わせ目を閉じ、凛とした神妙さをを感じさせたものでしたが。 なんとマヌケになったことでしょう。 と言ってるワタシも同じようにマヌケなカッコしていたわけですが。 しかも寒いので、コートのフードをすっぽりかぶってましたから、たぶんワタシがいちばんマヌケっぽかった。
撮った画像をふふふふと眺めておりましたら
「あ、じょりぃちゃん、やっと携帯変えたんだ? 前のデカくてマジダサかったもんね(・∀・)」
ワタシにも容赦なく、長女ちゃんのツッコミが入ってきました(°▽°)
ホントに口が減らないけど、親が親だから、まあしょうがないか。 とにかくキミが一緒で楽しかったよ長女ちゃん。 今年もよろしくね。
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