ナナとワタシ
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マシマロで既にご報告済みですが、昨日ワタシ、ナナとデエトしてまいりました。 デエトと言っても、2時間ほどブランチを共にしただけですけれども。 この2時間がですね、なかなか作れないものですから、うれしゅうございました。
30分遅れで現れたナナ、席につくなり 「あたし、男のようじゃない? 携帯と財布だけハダカで持ってきちゃった(笑)」と。
なんかよくわからんが、「あたし、男のようじゃない?」のセリフを言っているときが、逆に女っぽい顔だったことに小萌え。
「バッグは?」とワタシ。 「教科書入ってて重たいから、車に置いてきちゃった」 「ふうん」
おや? 財布が新しい?
「その財布、すごくいいね(・∀・)」 ワタシ好み。 「そう? このあいだまで、長女のお下がり使ってたんだけどさ(笑) あたし、財布とかあんま興味ないし。お金入ればいいやーとか思ってたからさ」 「うん」 「でもそれがボロくなって、小銭がぽろぽろと落ちるようになってしまってさ(笑)」 「財布の意味ナシ」 「そうなんだよ。そしたらパパが『そんなじゃお金たまらなそうだよナ』って言って、買ってくれたのだよ」
( ´_ゝ`)ふうん
と、一瞬シラけましたが、パパ、センスいーじゃんとか思ったりして。(実際、パパはオシャレさん) しかも、自分のお金で買ってくれるなんて、ちょっとステキじゃんねーと思いまして。
「パパやさしいね」と。 「ね。 てか、お金こぼすから、心配だったんだと思うよ」 「でもこれ、ホントいいよ」 「ありがと」
( ´_ゝ`)ふん
ワタシがプレゼントしたかったな・・・。(お金ないけど・・・)
なーんて話からスタートしまして、またお互いの進路や将来のこととか話しまして。 最近のナナは、自分の将来や未来について、悲観的な考え方をしなくなって、頼もしい限りであります。 まあそのほか、ドラマの話とか「のだめってかわいいよね」なんて話を(ワタシだけが楽しく)したりしたあと。
「そういえばさ、あなた、卒業式みたいのって、あるの?」とワタシ。 「あるよ。3月に」 「それってさ、一般の人も見に行けるの?」 「一般の人って(笑) どういうことだ?」 「ええと、たとえば、ワタシとかさ6(・∀・*)モジモジ」 「来たいの?(笑)」 「うん」 「来ても平気だけどさー。 そんなもん見たいかー?(笑)」 「見たいよ。だって、大事な日じゃないかー。 写真撮ってあげるよ」 恩着せがましいワタシ。 「写真ー? 嫌いなんだよなー」 おかげであなたの写真全然持ってないよワタシ。 「知ってるけどさ。記念だよ記念」 「じゃあいいよ別に」
じょりぃの脳内ねずみクンが、もう、滑車大回転の喜びようでございます。 いつもより余計に回しております。
「でもなあ・・・」 なんか顔赤くなってますけどこの人。恥ずかしいのかな。 「あー、あなたから見えない位置に、こそこそといるからさ」 「ならいいよ」
あ、そうだそうだ。
「戴帽式って、もう終わっちゃったの?」とワタシ。 「うん。それは1年のときに、実習始まる前に済ませちゃうから」 「ちぇーーー。ワタシ、実はそれも楽しみにしてたんだよナ・・・(´・ω・`)」 勝手に。
薄暗い会場の中、看護生ひとりひとりが手に灯すキャンドル。 そして当然、全員ナース服。(しかも学生用のってかわいいんですよね(*´∀`*)) もちろんナナもナース服。(ナナは「白衣」という色気のない呼び方をしますが) なんつーか、ワタシの憧れがギュッと詰まっているわけですよ、戴帽式。
「そうだねー。戴帽式の方が雰囲気いいよ」 今さら言うなよ。 「キャンドル灯したりするんでしょ?」 「そうそう。すごいキレイなの」 「それも家族とか参列できたの?」 「うん」
なにーーーーーー!?
「教えろよそういうのちゃんと! 気がきかないヤツだな!ヽ(`Д´)ノ」 家族でもないのに本気怒りするじょりぃ。 「・・・すみませんねえ(笑)」
残念ながら残念ながら残念ながら(くどい)、戴帽式は逃してしまいましたが。 卒業式には出席できることになったので、にっこにこなじょりぃ。
さらに。 またとりとめのない話をしている中で。
「冬休みがないって、こないだ言ってたよね? やっぱホントになさそう?」とワタシ。 「うん。でも3月になっちゃえばすぐ卒業だから。そしたら就職までの間は時間あることに気付いた」 「え! マジ?! 温泉行こう!」
もう、誘う前にもじもじしたり、断られるのを怯えたりといった、かつての儀式はすべて省略。 脊髄反射なみの速さで温泉打診でございます。 また返事は「無理」だろうと思いつつも、誘わない限り行けることはないんですからね。
「(笑)うん。もうこれでしばらくは無理そうだから、あたしもじょりぃを誘ってみようかなと思ってたとこ」
「無理」じゃなかった! 誘っておいてなんですが、「ええ?!」ってびっくりしてしまった、愛らしいじょりぃ。
・・・なんたるしあわせ。 じょりぃの脳内ねずみクンが、もう、滑車大回転の喜びようでございます。 さっきよりさらに余計に回しております。
もうちょっとしあわせになるために、もう一声かけてみます。(強欲)
「ね、じゃあさ」
と言って、ナナの目の前に満面の笑みでVサインをつきつけるじょりぃ。
「何それ」とナナ。 「2泊。 2泊3日で行こう」 「2泊かー(笑)」 「2泊したい。もうこれからしばらく出かけられないんだし。ゆっくりしようよー(´д`*)」 駄々駄々 「そだねぇ・・・次女ちゃんの受験が終わってからでもいい?」 「いい、いい。いつでもいい」 「なら、なんとかできると思う」
やったーーーーーーーーーーーー!!!!! (もし実現すれば)初めての2泊3日ですよ! 3日間一緒にいられるですよ!
どうしよう、そのまま駆け落ちとかしちゃったら・・・(ありえないことに妄想の翼をはためかせるじょりぃ)
・・・まあ、カッコ部分「(もし実現すれば)」が問題なわけですが。 この「もし実現すれば号」という船、大波はおろか、小波にも非常に弱くてですね。 座礁することが多いんですよね割と。
座礁しちゃうかもですが、現時点では、ナナもなんだか楽しみにしてくれているみたいですし。 ワタシはとても嬉しいです。 嬉しいあまり、今日のナナワタにオチなんてなかったりします。困った。
帰り際、駐車場でナナの車までナナを送りまして。
「卒業式、連絡忘れないでよね」と念押し。 「わかった(笑) でも、3月だよー?」 「3月なんてあっという間だし。あなた忘れそうだし」 「わかったわかった」
じゃあね、ばいばーいと別れまして。
で、今気付いたんですが。
次にいつ頃会えるか、約束を取り付けるのを忘れました。 卒業式と温泉に夢中になりすぎた。
卒業式まで会えなかったらどうしよう。 3月まであっという間、とか言ったの誰。遠すぎます。困った。
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