ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2008年08月28日(木) 肛門から挿入

先週頭くらいに
「レポート手伝ってくれないかなー。レポート用紙に5〜6枚って感じなんだけど。
 あのね、パソコンで清書しなきゃなんないの」
とナナから打診が来ましてね。

先週、鬼のように忙しかったワタシは「来週でも良ければ」と答えましたら「いいよ」と。
ああよかった、と思っていたのですが。

先週が鬼のように忙しかったとしたら、今週は神のように忙しくなっちゃいましてね、ワタシ。
でも約束しましたし。
ナナも来週頭にはレポート出さないと大変なことになってしまうので、ひぃひぃ思いながらもナナを待ちまして。

ところがナナが来る時間近くになったら、ものすごい大雨と雷ですよ!
外から帰ってきたきょんが「あちこち冠水してて、難儀したよー(´д`)」なんて言ってますし。
なので、慌ててナナにメール。

道路とか、冠水してるんじゃないかな。大丈夫?
今日でなくても大丈夫なら、ワタシは日をずらせるよ?



やさしい。
なんてやさしいんだワタシ。


なのにあのヤロウ、メール見やしねえ!ヽ(`Д´)ノ


「すごい雨だねー。途中、どうしようかと思ったよー」と、到着したナナ。
「メールしたんだよ、心配で」
「ごめん見てない」

ワタシがメール送った後に「これから向かいます」ってメールくれたくせに。
なのになぜ見ない。


で、レポート清書作業、たかをくくっていたら、医療用語って、変換がめんどくさいったらないんですよ。
鎮痙薬 なんて、一発で出やしないし。
ちなみに膣痙攣なら、今、一発で出ましたが。
注腸食 だって出ない。 一発だと中朝食ですよ。意味わからん。
残渣 なんて、ワタシ、ナナに読み方聞きにいきましたよ。
ワタシがナナに漢字をたずねることがあるなんて、ものすごい意外性で性的に興奮しました。嘘ですが。

そんなわけで、たかが5〜6枚のレポートの清書に2時間近くかかりましてね。
段落や番号の体裁も、人の書いたもんだと統一のしかたがわからなくて面倒でした。

しかし。

ナナの字のうまいことには、しゃっくりも止まるほど驚きましてね、ワタシ。

「これ、あなたの字?!」
「そうだよ」
「こんなにうまかったっけ? すげーうまい」
「最初はそれ提出するつもりだったから、丁寧に書いたしね」
「いつからうまくなったのだ? 何歳から? どうやってうまくなったの?」
「てか、あたし、昔からうまいから」

ウソつけ。
なんか、キツネが馬鹿笑いしたような字、書いてたじゃん!
ひとりだけうまくなってずるいずるい!


で、結局それから雨も雷も悪化する一方で(雷で地響きしてました)、ナナは「帰れない、困った」と言いながら朝の5時までおしゃべりしていたんですが。
仕事どうするつもりなんだろうワタシ。困った。
しかも今、更新作業なんてしてるし。アホか。
「手伝ってー」って甘えた声を出せば、自分のことはさておきメロメロしながら手伝ってくれるような便利な下僕がワタシにはいませんし。


でもまあとにかく。


「大腸内視鏡検査について」なら、今ならワタシ、患者さんにきっちり説明できる自信があります。
肛門とか便とか、何回キーを叩いたことか( ´_ゝ`)


ナナの字で書かれた肛門から挿入という文字を見たときは、性的に興奮しました。嘘。じゃありません。



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