ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2007年11月03日(土) もしもしもじもじ

前回のナナワタの続きです。

沈黙。 無言。 間。

となって、ナナが「トイレ行ってくる」と席を立ったので、せっかくなので覗きにいきましたってほどワタシも変態ではないので大人しく待ちました。
話題を見つけておきましょう。ええと。ええと。

ナナのバッグを見るじょりぃ。

そうだ。学校のこと聞きたかったんでしたよワタシは!
話のネタがあったじゃありませんか。
以前からちらほら話に出ておりますが、ナナは現在、准看護学校に通っております。
ワタシもその話なら興味津々です。

ナナが戻ってきました。
ええと、なんの話からしようかな。やはりワタシがいちばん興味のある話から無難にしていきましょう。

「それ、制服?(・∀・)」 じょりぃの興味なんてそんなもんです。
「そうだよ」
「ふうん。 けっこうフツウだね。事務員さんみたい。つまんないの」
「どんなの想像してたのだ?」
「いや、もっとこう・・・」

女子高生みたいなの。
と言おうとしたんですが、なんだか自分の中でそれがえらくいやらしいことのような気がしてしまいまして、
おまけにワタシの顔ったら変な具合ににーやにーやにーたにーたしてきちゃったものですから

「・・・もっとこう、アレかな、と思っていた」  アレってなんだ。
「アレか(笑)」

制服話、失敗。 もう終わってしまった。

「今日、教科書持ってるの?」 あたりまえのことを聞くじょりぃ。
「持ってるよ。一冊だけだけど」
「見せて」

『成人看護』という教科書でした。 どれどれ見てやろうぢゃないか。
ナナにわかるくらいだからワタシが見たらきっとちょろいに決まっt

読む気にもならねえ(´д`)

ワタシは文系の人間なんですよ! な、ナナよりバカなわけじゃないもん!

「すげえ!なんか、書き込みとかビッシリしてあるし!」とワタシ。
「あたしノートって取らないんだよね。だからだよ」
「中学のときは落書きしかしなかったくせに」
「してないよ!中学のときだって」
「教科書貸したら落書きだらけで返ってきたことあるけど?」
「あたしー? じょりぃに教科書なんて借りたか?」

しょっちゅう借りに来たくせになんだそれ。

「借りたよ。落書きはサービスだくらいの言い方で返してくれてたし」
「それはあたしじゃないと思う」 おまえだよ。

「で、通知票みたいのってやっぱもらうの?」
「もらうよ」
「何段階評価?」
「んーとね。そういうのでなくて、合計点が書いてあるの。
 自分の各教科の合計点と、みんなの平均点と、あと順位」
「へー。 で、一学期は何位だったの?」
「えー。いいよ恥ずかしいから」
「教えて」

聞いてびっくり。
かなりとてもものすごく良いです。
こう言っちゃ失礼ですが    意外(°▽°)

「すごいじゃん!!!」とじょりぃ。身を乗り出して。
「あたしってすごいんだよ」 顔を赤らめながら大いばりしております。
「おう、その成績ならいばっていいぞ!」
「(笑)でもさ、准看だし、みんな勉強してないしで成績取りやすいのよ」

そういうことはあるかもしれませんが、そういう環境で流されずにがんばっているのはなかなかえらいです。
ワタシなら流されます。ええ。

ナナ曰く「准看だとね、やっぱワケアリな人が多いのね」と。
「というと?」
「働きながら勉強してる人が多いし、それにバツイチ率ったら半端じゃないよ。びっくりした」
「なるほどね・・・」
「結局あたしもそうだけど、学歴もない、職歴もない、でも働きたいっていう人が来ることが多いじゃないですか」
「ふむ」
「あたしの状況なんてすごく恵まれてるわけよ。だから成績良くてあたりまえっちゃーあたりまえなんだよね。
 まあ、あたしが頭いいってこともあるけどさ(・∀・)」

ワタシに言われたくないと思うけど、ひとこと多いねキミ(°▽°)

あとは末子ちゃんの授業参観の話なんかをしまして。
スリッパは持参なの?とか、授業見てるだけでいいんだよね?とか、受付とかあるの?とか。
何しろ、ワタシの年頃のフツウの人にとってはあたりまえの世界ですが、ワタシには未知の世界ですからねえ。
余計な恥かいて、その上末子ちゃんにみっちり怒られるような事態は避けたいです。

「なんか悪いねー」とナナ。
「いやいや。なんかほら、本当ならできないはずの体験だしさ、楽しみだよ」
「そうだよね。貴重な体験を楽しんでくれたまえ(・∀・)」

末子ちゃんからは毎日授業参観に関するメールが来ます。楽しみにしてくれているみたいです。
末子ちゃんの隣の席の男の子は「かなりなイケメンだから、注意!」だそうです。
誘惑されないように気をつけたいと思います。

ごはんも食べ終わりまして、ナナがタイムリミットになり店を出ることになりまして。
ナナに借金がありましたので、ワタシがレジを済ませていると、ナナがレジ脇のオモチャ売場で、あるものを発見。

「ねえ、こんなの売ってる(笑)」

聴診器のオモチャ。

「『もしもし』だ(・∀・)」とじょりぃ。
「これももらえるはずなんだよあたし」
「マジ? じゃあそしたら、もしもしして(*´∀`*)」

いや、違う。 それはよろしくない。

「違う。間違えた。 もしもしさせて」
「は?」
「ワタシがお医者さん。キミ患者。
 患者の気持ちがわかるようになりましょうという授業ってことで」



無視されました。
何事もなかったかのように、ドアを開けて出ていくなこのやろう。
レジの人の視線が痛いぢゃないか。



ナナにもしもししたい。もじもじと。(´д`;)ハァ


あ、でも、恥ずかしーーーー!と思いながらワタシがもしもしされるのも羞恥プレイっぽくて良いでしょうか。
でもやっぱりワタシがもしもしする側で、いきなり乳首に聴診器当ててみちゃってやだ冷たいじゃん!とかそういう展開m


といくらワタシが悩んだり妄想地獄に陥ってみたりしたところで不毛以外のナニモノでもないわけですが。


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