ナナとワタシ
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さて。 前回のナナワタで、だらだらと要するに「ナナに会えた(・∀・)」と書いたわけですが。 あ、違う「子どもたちに会いに行った」んですよワタシったらもう。
玄関先で末子ちゃんのおしゃべりにも返事をしつつ、せっかくなのでナナともおしゃべりいたしました。 一度にふたりと話す能力を持つじょりぃ。 もう少しがんばれば聖徳太子です。
ということで、ナナと会っていないあいだ気になっていたことを聞いてみることに。
「忙しそうだねアナタ」とワタシ。 「うん。忙しい」 「泣いてないの?(笑)」
いやほら。この人すぐ泣くし。 自分の時間ないとキレますし。勉強大変そうですし。 変にマジメなので、行き詰まってないかなーとか、心配していたんです。
「は? あたし? なんで泣くのだ?」 きょとんとするナナ。 「いや。しんどくてつらくなってないかなとかさ。自分の時間がないし」 「ぜーーーんぜん(笑) 学校なんてちょろいよ」
ちょろいのか。
「成績取れてるの?」 <失礼なワタシ 「取れてるよー。あたしってやっぱり頭いいんじゃんて思った」
それは失礼しました。 中学のときにありえない点数取ってたあなたしか知らなかったもので。
でまあ、以下がナナの、最近の生活の感想であります。
みんなは『学校大変だよねー』とか『勉強やだー』とか言ってるけど、頭の中に子どもの悩みしかなくて悶々としていた頃を考えると、あたしにはものすごく楽しくてラクチン。 バイトだって、自分で好きでしてるんだし。 まあ、学費稼がなきゃって義務感はもちろんあるけどさ。 学校もバイトも、あたしの時間じゃん。楽しいよ。
---ってことらしく。
それはよかった(・∀・)-3 道理で今日のキミはなんだかキラキラとまぶしいよ。 とっても魅力的。
考えてみれば、いつも何かに悩んでるナナとか、フキゲンなナナとか、ワタシは基本的にそんなナナとばかりこの数年間つきあってきたような。
そして悩んでないキラキラナナのときは、ワタシに連絡くれないのねアナタ(°▽°) まあ、良いことですが。 ワタシもワタシで、ざっと計算しただけでもナナに時間が足りなそうなのはわかってましたし、 「がんばってるんだろーなー」と思うと、さしてさびしくなかったりしたのでした。 まあ、困ったこととか頼りたいことが起きたときだけはきっちり連絡来てましたし。
安心したところで
「で、いつになったら遊びに行けるのさ」
さっそく駄々をこね始める愛らしいじょりぃ。
このあいだのメールで「お茶しよーよ」と甘えてみたときは 「11月から実習になるから、○○病院で泌尿器系を受診してよ。そうすれば会えるよ(笑)」 と返信が来たのでした。
皮膚科 とかなら気軽に受診できますが、泌尿器系となると。 うっかりホントにそっち系の何かの病気になっていたりして、実習生ナナの目の前で尿道に管を通されちゃったりしたら大変です。 ということでそのセンは諦めたじょりぃだったんですが。 ていうか、ナナも本気で言ってないと思いますが。
で、いつになったら遊びに行けるのさ、なわけですよ。
「いつだろうねー(笑) まあ、『遊びに行く』のは無理だよ」とナナ。 「行かなくてもいいよ。会えれば」 「だからこのあいだも言ったじゃん。来週の午前中だけは空くよ」 「じゃあ会おうよ」 「あ、でも水曜日以降」 「そうか」 「そして土日はバイトだからダメ」
むむ。
「水木金のどこかの午前中ならいいんだね?」 「そゆことだね」 「じゃあ今決めちゃおうよ」
今すぐ決めさせる。営業の基本です。
「(笑)じゃあ水曜」とナナ。 「わかった」 「あ、でも出かけるのは無理。午後から学校だから。映画とかも無理」 「ココに来ればいいんでしょ?」 「ココでなくても、近場でお茶とか。あ、学校のある○○市で待ち合わせれば、少しでも時間が多く取れるよ」 「じゃあそうしよう」
「少しでも時間が多く取れるよ」に、大変気を良くしたじょりぃ。にこにこにこにこ。
結局、早い時間から入れるのはファミレスくらいだろうということで、○○市のファミレスで待ち合わせ決定。 ふたりでゆっくり会うのなんて、本当に久しぶりですよ!
末子ちゃんのいたずらメールのおかげで、棚からぼたもち的にデエトの約束を取り付けたじょりぃは、そろそろ帰ることにしました。
帰り際、
「そうだじょりぃ、中学の同窓会、どうするの?」とナナ。 「うーん。行きたくないから行かない。会いたい人もいないし。 でもアナタが行くならワタシも行くよ」 「じょりぃが行かないならあたしも行かないことにする」
じょりぃが行かないならナナも行かないんですって! 何それワタシがいないとさびしいんでしょアナタ!
ていうか、ふたりとも他にともだちがいないかのようです。なんだそういうことか(°▽°)
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