ナナとワタシ
INDEX|前へ|次へ
ナナは4月から、就職のための学校に通います。 ということで、「もう出掛けられなくなるから、2月か3月に温泉にでもお泊まりしようね」と、ナナから誘ってくれていたわけですが!
このまま流れてしまうのかしら。 何がいけないって、ワタシが忙しいのがいけないんですが。
と思っていたのですが。
時間ができそうなときに、なんて思っていたらいつになってもできないよね☆と気付いたじょりぃは、昨夜、ナナに「行かないの?」とメール。 自分の都合でしらばっくれていたくせに「行かないの?」と、相手のせいにしている風情を装うあたりが、実にワタシらしい愛らしさです。
「あなた忙しそうじゃない。行けるの?」と、至極当然な返事をいただきまして。
で、昨夜から今日にかけてちまちまとメールをやりとりしましてね。 日にちは決まったんですが、ナナが「ここかここがいい」と候補を挙げてくれたところ、どっちにしようかというところでなかなか結論が出ず。
ひとつは前ーーーに「桜の季節に行こうね」と言っていたものの、長女ちゃんの反抗騒ぎで流れた某温泉地のペンション。 ペンションというからには羊羹です。 違う。 洋館です。 洋館というからにはベッドです。
もうひとつは、ひなびた温泉地のひなびた温泉宿。 この「ひなびた」という響きに何度か痛い目に遭わされているワタシたちですが、凝りません。 学習能力のないふたり。 さらに今回、ナナが「あたし、学費でお金ない」ときたもんです。 ひなびた=ボロい になる可能性、大。
「どっちでもいいよ。じょりぃの好きなほうで」とナナ。 「そう。じゃあ、予約の空き具合とか料金とか調べてみる」
ということで、かたかたと調べるじょりぃ。
ふむ。
ペンションのほうが近いし。 前から行きたかったところだし。 こっちでいいかな。 料金をよく見てみましょう。
むむ。
ツインとセミダブルとあるんですが。 セミダブルのほうが、いくらか安い。 確か「お金ない」って言ってた人がいたなあ。
(・∀・)ニヤ
じょ「あのね、(状況を説明)ということなんだけど、どうしようか」 ナナ「じょりぃはどうしたいの?」 じょ「セミダブル。(・∀・)キヒヒヒ」
・・・・・返事が止まりましたけど・・・(・_・)
しばらくあとに返事が来ました。
「いいよ。盛り上がろうね☆」
なんてはずがないですよね!(・∀・)アハハハハハハハハハハハハ ( ´_ゝ`)ツカレタ
実際は
「セミは狭いよ。ダブルとかクイーンだったらまだ広いけど。じょりぃ、眠れないんじゃない? 最終的にはじょりぃがソファーに寝るハメになるんじゃないかなぁ」
Σ(゚Д゚;) ソファーに寝かせる気か!
がくっ
とは来ましたが、なんだか笑ってしまいました。 ナナワタ健在なり、なんて自分で思ったりして。
でもさて。 返事どうしよう。 いぢめるために駄々をこねてみようかな!<いじめ効果なんてなく、単に嫌がられるだけですが
「(´・ω・`)じゃあいいよー。 って人と眠れないのはワタシだっけな!(笑)」
明るく返してみましたよ? 実はワタシも「いきなりセミは狭すぎる」とは思っていたのでした。 何がいきなりなのかはよくわかりませんが。 とにかく狭い。 現実的に考えてみれば、ワタシがナナに悪さをできるはずもなく、悶々としたまま「むむ、ね、眠れない・・・」となって、ホントにソファーで寝るのが目に見えるようです。 まぶたの裏に、くっきりと。 ナナもきっと見えたのでしょう。 警戒はしてないと思いますので、ホントに「あんた眠れないじゃんそれ」と心配してくれたのだと思います。 (でもどうかしら。最近ちょっとずうずうしい発言も増えているワタシですので少々不安ではありますが)
結局ペンションのほうはもう予約が取れず、ひなびた方に決定したんですが。
まあ、ツインよりも布団のほうが、仲良し感がありますし( ^ ∀ ^ ) <懲りない人
なんだかんだ余裕ありそうなことを書いているワタシですが、今回もいつも通りもじもじしながら品行方正に過ごしてくる自分の姿も、まぶたの裏にくっきりと浮かびます。 とにかく、これでもう本当にしばらくはナナとお出かけできなそうなので、楽しんでこようと思います。 砂風呂があるんですよ! 温泉だけが楽しみですよホントにもう( ^ ∀ ^ )
|