ナナとワタシ
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2006年02月03日(金) |
キレイになったパシリ |
ナナに誘われて、ランチしてきました。
ものすごく久しぶりに会ったような気が。 実は1月中も何度か誘ってもらっていたのですが、ワタシが忙しくて ええと 仕事も忙しかったのですが、遊びもけっこう忙しくて、なかなかスケジュールが合わず、すべて断らざるをえなかったのでございました。
そうしましたら
「なんだ、あたしとは全然遊んでくれないのにね。さびしいな」
なんて、この人いったい誰なんだろうと思うようなこと言われてしまいまして。 あわあわしながら
「そんなことないよ!ワタシだってあなたに会いたいよー。 でもワタシの都合の悪い時を見計らうかのように誘ってくれるもんだから…」
と、すべてをナナのせいにするような返事をしてみたりしていたんですが。
やっとお互いの都合が合いまして、本日、1時間ちょっとの逢瀬とあいなりました。
「久しぶりに会えて嬉しいよ。やっと時間が合ったね」とにこにこと微笑むワタシに 「今日だって、あたしが拗ねたから無理に出てきたんでしょ」とかわいげのないことを言うナナ。 「いや、今日はホントにヒマだったんだ」と正直に返しましたが、もしかしてかえって失礼だったんでしょうか。
さて。
店に入り、席に案内されるときに「禁煙席と喫煙席とございますが」と店員さんに聞かれ、 いつもの習慣で「あ、禁煙席で」と答えたあと、しまった今日はナナと一緒だったと気づき 「うあー、やっぱり喫煙席で!」と、ぱたぱたと踊りながら必死に訂正を入れたじょりぃだったんですが。
「せっかく大慌てで喫煙席にしてもらったけど、あたし今日タバコ持ってない」とナナ。 「え。 じゃあ禁煙席のがいい?」 「ここ、売ってないの?」 「あー、売ってる・・・けど、男のタバコしかないんだ」 「(笑)なんだよ男のタバコって」 ワタシのことバカにしてます。 「・・・見てくればわかるよ」 「じゃ、買ってくる」
席に戻ってきたナナ。
「ホントだ。男のタバコしかなかった(笑)」 「でしょ?」 「てか、あれって男ってことなのかよ」 「ていうか、女子タバコなかったでしょ?」
タバコ吸うかたなら、だいたいどんなラインナップだったかわかっていただけるかと思うのですが。
「で、何買ったの?」とワタシ。 「買ってない」 「店の向かいに、酒屋があるからそこで買えるよ」 「じゃー買ってくるかな。・・・でも外寒いなー。めんどくさいなー」 「買ってきてあげるよ」 「マジ? だってどれ買っていいかわかるのかよ(笑)」 「わかるよ。ペシェでしょ?」 ワタシと一緒ー。 「なんでタバコの銘柄なんて知ってんの?」
ぐ。
ワタシ、ナナの前ではタバコ吸ったことないですし(一度だけ宿で目撃されてしまってますが)、非喫煙者ということになっておりますので、確かに不思議がられても無理はないのですが。
気づいているのかなーなんてことも思っているんですが、気づかれてないのなら「今まで隠れタバコだったんだ。ぷ」とか思われたくないもんですから。 目を泳がせつつ、問いをスルー。
「じゃわかった。買いに行かせてやるよ(笑)」と、財布から小銭を出しながらナナが言いまして。 「しかし、タバコ買ってこいって、まさにパシリだよね(笑)」とワタシ。 ナナ、ワタシに300円を渡しつつ「ホントだね(笑) 釣り銭は駄賃に取っておいていいから って言ってやりたいとこだけど」 「ペシェ、300円だろうよ(怒笑)」 「だからなんで知ってんだよそんなこと」
しまったタバコなんて縁のないはずのワタシなのに。
「あー、マッチもね」とナナ。 「はい。店のでよいですか」 「うんいいよ」
そして文字通り、店を出て酒屋まで走るじょりぃ。走れーじょりぃーとぅるるるるるるる♪
ペシェ買って。レジでマッチもらって。うん、ちゃんとできた!
にこにこしながらボスにパシってきたものを渡しました。「はい。お待たせ」にこにこにこ。
「ありがと」
ボスもにこにこと嬉しそうでございました。
とまあ、こんな具合に、パシリというか、なついている犬っぷりを発揮していたじょりぃだったんですが。
ナナの「なんだ、あたしとは全然遊んでくれないのにね。さびしいな」という言葉に象徴されているとおり、 現在ナナへの気持ちがクールダウン中なワタシなのであります。 なので、ナナと話していても変に萌え萌えそわそわしませんし、意識しすぎていたナナとの食事が苦手なはずのワタシがフツウにぱくぱくと食べられたりして、リラックスした時間を過ごせたのですが。 萌え萌えしないのはちょっと「つまんないのー」という感じではあったのですが、まあ、人間落ち着いているに越したことはないのでそれはそれで良かったなと。
時間になって、お互い仕事に戻るために別れ。
夜になって、ナナからメール着信。
今日はごちそうさま。なんか悪かったね。 忙しい上にお金使わせちゃって。
前回フレンチおごってもらっちゃったので、今回はワタシがおごっただけなんですが。
で、驚愕したのが、次の文面ですよ奥さん!
なんか久々に会ったら、じょりぃキレイになったね。
え!
だ、誰の話? ちゃんとワタシと会ったときの話をしているのでしょうかこの人。 ていうか、そんなはずかしいこと口にするなんて、オマエ一体ダレダ!? とりあえずナナぢゃないな!
雰囲気が前と変わった様子が感じられたけど。 落ち着いたイメージというか、オドオド感もなくなったし、いったいどうしたんだろうね。
いったいどうしたんだろうね って、そんなに不思議がらないでください、オドオドしなくなったからって。
まあ、とにかくですね。
ナナに対してクールダウンしたとたん、ナナのワタシへの評価がアップ!('-^v)
('-^v)とかやって喜んでいる場合ではないです。
人生って、恋心って、皮肉なものなのですねえ。 と感じた、本日のデエトでございました。
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