ナナとワタシ
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2005年12月19日(月) |
恋愛運到来に備えるワタシ |
昨日はナナと、4時間半ほどデエトしました。
「えー?1日使えないのー?」 と、かわいいことを言っていただけましたが、今は師走。無理。
「あーあ。せっかく今日は夜まで平気なのにー」
ええと。 「朝まで平気☆」だったらワタシもちょっと考えるかもですが。 今はムリ。ムリよ!12月キライ!
今日のナナははれぼったいです。顔が。
と、会うなり思いましたが、女性にむかって 「今日、はれぼったいね!」と言うのは、世間一般的には失礼にあたるのかなと思い、自粛。 ワタシはナナの顔、はれぼったいほうが好きなんですが。 顔つきがいくぶんやわらかくなりますし、昔のナナの顔に近づきますし。 そもそもワタシははれぼったい顔の女が好きなんです。
そうしましたら、ナナ自ら 「あたし、今日はれぼったいんだー」と、少々恥ずかしそうに。
「そうなの?」 「うん。寝起きに自分の顔見てびっくりしちゃった。パパも笑ってた」 「ワタシははれぼったいあなたの方が好き」 しゃあしゃあ。 「ああ(笑)。(<スルー) でも何かこう、ちょっと若がえる感じはあるよね。シワ少なくなってさ」
シワなんてそんな妙にリアルな話聞きたくないです。
そんなわけで、昨日はナナの顔を見てはにこにこと。
「キミ、いつもはれぼったければいいのに。かわいいよそのほうが」 「ははははは」<相手にしてない 「そーゆー顔になると次女ちゃんに似てるね」 「次女かー。うん。なるほどね。 ていうかあなた、すごく目がうるんでるよ。なんで?大丈夫?」
え?うるんでる? おかしいな、心当たりないし って、意味なくうるむって年寄りの証拠?
ていうか、その前まで 「占い師さんによると、今年はワタシ、恋愛においてせつないーとか悲しいーとか、生まれて初めて心底感じた1年だったんだって」 という話をナナに報告しておりましたものですから
「・・・ふっ。 悲しかったのかな」
とニヒルに決めてみましたら
「うわーー! 今の笑顔、あなたのお父さんにそっくり」 と。
「え! あのいつも満面シアワセ笑顔の爺さんに?!」 「うん(笑)」 「悲しかった、っつーポーズを決めたのになぜ笑顔なのだ」
軽くショック。演出不発。ていうか、ワタシなんで笑っていたのかし? へらへら顔の宿命か。
「・・・悲しかったの、大変だったね」と、突然やさしいモードのナナ。 「ははは。でも自分的には結局良い1年だったけど」 「うん。そんなもんだよね。 来年は素敵な恋がじょりぃを待っているといいね☆」 「あ!そのことなんだけどさ!びっくりしちゃったんだけどさ! ワタシ、占ってもらったら、まだ人生最初の恋愛運が来てないんだって!」 「きゃはははははははははははははは」
ここは静かなフレンチレストラン。カジュアル風味ですが。 ナナ、笑いすぎです。
「そんなに笑うなわははははははははは」自分でもおかしい。 「それってのんきすぎないかぁ?」 「ワタシも思った。 ていうかさ、今まで恋愛運もないくせによくがんばってたじゃん自分!とか思った!」 「うん(笑)そうだね。がんばったがんばった。 で、その恋愛運とやらは、いったいいつ来るのだ?」 「それがさ、来年か再来年なんだって」ウキウキ。
ちなみに、その他の運勢はしんどいらしいです。 しんどくて素直に弱気になるしかないので、そこで恋愛のチャンスが訪れるのだそうですよ。 今までみたいなカラ元気は通用しないのだそうですよ。 「さびしいよー」と相手に素直に言えるようになるんだそうですよ。 今もひねくれつつの変化球なら言えるんですが、結果はたいてい逆効果に終わってますからね('-^v)
「へー、いい年になりそうじゃん。どんな出会いがあるのかなー」とナナ。 「ていうかさ」 ここで足を組み直し、椅子にふんぞり返るワタシ。
「来年からいよいよ本気でキミを口説きにかかり、それにキミがコロッと参っちゃう、とかさっ」
ナナ、困ったようにはははと笑って、そのままスルー。
以前はこの困った顔が怖くて、申し訳なくて、言いたいことも言えず、もってまわったような言い方をしていたものですが。
先月会ったときに 「恋をするならキミがいい」と言ったワタシに(言ったんですずうずうしく) 「じゃあ、してなよ。あたしに」と言ってくれたナナだったのでした。 ちょっと聞くと傲慢なようですが、これを言ってもらって、ワタシがどれだけラクになって、どれだけ嬉しかったことか。 「でもあたしは、これからもじょりぃには恋愛感情は持たないよ」とも言われましたが。 それでも、勝手に好きだのなんだの大騒ぎした後に勝手に絶縁宣言したかと思えば今度は「キミがいい」と言うしょーもないワタシの気持ちをそっくり引き受けてもらえたのは、ひたすらありがたかったのです。
ああ、はしょりすぎてて、ちょっとうまく伝えられませんが。スミマセン。誤解を招きそうだなー。
というわけで。
今までより遠慮なく、こういったことを口にすることにしたじょりぃ。 相手はワタシに恋愛感情は持たないと宣言していることですし。 いっそ気が楽です。 なんだかおかしな話ですが。
さて。
時間になって「じょりぃは仕事なら、これからどうしようかなー。ひとりで映画でも見て帰ろうかなー」とナナ。
「何見るの?」 「何も考えずに見終わった後スカッとできる映画がいい」 「ということは、「ミスター&ミセススミス」だね?」 「うん(笑)」 「えーーー。それひとりで見ちゃうのーー? 一緒に見るって言ってたじゃん」 駄々駄々 「しょうがないじゃん。・・・ダメ?」<甘え声 「(にへらー)いいよ」
「でもあれだ」とワタシ。 「見終わった後、『ああ、じょりぃと一緒ならもっとおもしろかったのに…』ときっとさびしくなるに違いないよ」
またもやずうずうしく言ってみるじょりぃ。 何しろ来年再来年の初めての恋愛運がかかっているんですから!積極的に!素直に!
ナナ、うつむき加減に笑ったあと
「(笑)さびしくなるかもね。 でもだから、じゃあおまえは一緒に来られるのかっつー話なんだよっ」 「行けませんスミマセン」 「今日見ないで待ってれば、上映期間中に時間合わせて一緒に行けるわけ?」 「あー・・・うー・・・無理・・・かな?」 「ならぐだぐだ言うんじゃねえっつーの」
もっともでつ(°▽°)
積極的に、とか素直に、とか以前に。 自分のせいでできないことを相手を責めるような形で追求するなと。<よくやるのワタシ
来年再来年の恋愛運も期待できなそうだなこりゃ。 ( ´_ゝ`)
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