ナナとワタシ
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先日、ナナと長電話したときに出た話題なんですが。
「結婚前はパパも軽薄で浮気っぽかったみたいでさ」とナナ。
パパも、というのは、もちろんじょりぃも、にかかっている「も」なんですが。
「ふうん」 どーでもえーねんそんな話。 「なんか、女の子を口説くのが、彼なりにサービスだと思っていたみたい」 「ふうん」 ヤなヤツだな。<人のことが言えるのだろうか 「それなりに、けっこうモテたみたいだよ」
へえっ。(<「へ」を強く発音してください)
ここで、ワタシが聞いてもちっともおもしろくも楽しくもない、「パパしか証人のいない、パパのモテ話」を聞かされ、すっかり不機嫌になるじょりぃ。 (いやだって、ホントに、なんか眉唾ですよ、パパのその手の話ってさー) その話、あなた全部鵜呑みにしちゃっていいんですかぁ?<性悪・ひがみ・嫉妬
「へーえ。 まあ、パパがどんなにモテたか知らないけどさ、ワタシのが上だね」 <陳腐な勝負 「そうなの?(笑)」 「うん。まず、パパよりワタシの方が条件が厳しい。口説きづらいもの」 「まあ、そうだろうね」 「それに、数はパパの数がわからないから張り合いようがないけどさ、女性の質では全然ワタシのが上だね」 「たとえば?」 「まず、みんなキレイだ」 「ほかには?」 「アタマがいい」 「ほかには?」 「性格もいい。なにしろワタシとつきあえるんだもん」 根拠がなさけないですが。 「ほかには?」 「ええと、仕事ができる」 「ほかには?」 「スタイルがいい」 「ほかには?」
なぜそんなに訊く?
「なんで?」 「いいから。ほかには?」 「まあそんなとこかな。とにかく、ワタシという人間はさておき、ワタシのつきあった人たちはみんな素晴らしい!という自信はあるよ」にこにこにこ 「ふうん。 で?何が言いたいわけ?」
へ? 訊かれたから答えただけだけど・・・。
「いや、別に。張り合っちゃっただけ。えへへ」 「そう。あたしには『パパの選んだ女はたいしたことない』って聞こえたけど?」 「まあ、そうとも言うかも」 わかってるんじゃないか。 「そう。 じゃあ、あたしもたいしたことない女なわけね?」
Σ (゚Д゚;)そうきたか!
マズイ。
「それは違う」 きっぱりと言い切ったものの、さてどうしようじょりぃ。 「どう違うの?」 「パパも愚かで、きっとアホな女どもに声をかけまくったりモテまくったりしてしまったんだろうけれど ごほん」<口が減りません 「で?」 「最終的にこのように素晴らしい女性を手に入れ、奥さんにしたということで、パパって素晴らしい!、という話です」
ナイスフォロー! ・・・・・にはなって ませんよ ね。
「なんだそれ(笑)」 「とりあえず、ワタシには手の届かないものを手にしたパパは、ワタシよりすごいよねー、ということです」 「(冷笑)」
失敗。 ていうか、くそー、ひっかかってしまった。 ていうかナナ、そんな自分が不愉快になるような罠を張らないでください。
口は災いの元でございます。 あー、汗かいた。
ていうか、パパの悪口言っちゃダメですよ。もう。ダメだなあ。>自分
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