ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2005年02月02日(水) ちょっと成長

失恋モードでメソメソとした日記をアップした昨日のじょりぃだったんですが。
アップした夜、ナナからメールが来ました。
ナナ用着信音(プリキュアCM終了メロディ)を合図に、タックルする勢いで携帯を手に取るじょりぃ。
トテーモかっこわるいです。


元気にしてる?


嬉しい。
気にかけてくれたんだ。
なんたる幸せ。サンタルチア。って、ギャグにもなりません。


・・・って、またここで過剰反応してはいけませんよ?ワタシ。
この過剰な一喜一憂がいけません。

まずは、心をスナオモードに。
ソフト部魂のこもった書き込みの数々を思いだしまして。
直球よ直球。 取りやすい球を投げるのだ。
伝えたいことをそのまま伝えればいいのだ。
わかりやすい表現で伝えればいいのだ。
(だいたい、ワタシは「わかりやすい=カッコ悪い」と思っているフシがあります。それがいけない)


うん。まあまあ。

今までなら余計な心配をかけたくなくて、元気がなくても「うん」で終わらせていましたが、現在いじいじ落ち込んでいるというのが真実ですので、やや正直に「まあまあ」をつけることに。
こんなモンも「よいしょぉ!」という気合いで伝えるじょりぃ。
よいしょぉ!で「まあまあ」。 バカみたいです。

このあいだはゴメンね。
なんかやっぱ、ちょっとおかしいみたいだねワタシ。
すまんでした。


まずは謝りました。(しかしこれはいつものことという気も・・・)
いじいじビクビクおどおどモードでおかしくなっているのも事実ですので、そのことを打ち明けつつ、謝罪。

次女ちゃんのプレゼント買ってあるんだ。
夕方、次女ちゃんいるかな?


ホントは黙って行って、「ドアのところにプレゼントぶらさげて帰って来ちゃおうかな、でもそれって『陰湿』と誤解されたらどうしよう」なんて悩んでおりましたので、この機会にスナオに「次女ちゃんがいるなら渡しに行きたい」とお伝え。


えいっ。送信。

ドキドキドキドキドキ。


30分後、ナナから返信。


おかしいって?どこか具合悪かったの?

とんちんかんなこと言ってます・・・。が、無理もないのでしょうかね、あちらにしてみたら。

次女のプレゼント、ありがとう。いつもすみません。
でも今うちに来るのはやめた方がいいよ。


え!
なんで?

インフルエンザウィルスがいっぱいなので、もう少し後でもいい?

ほっ。
なーんだ。
インフルエンザか。

って。

なーんだ、じゃないですよねえ、ワタシったら。
ナナ宅は大変でございましょう。お気の毒に。


げ! インフルエンザはやばいな。<自分の身を案じております
わかった、日を改めます。
一応、次女ちゃんに、用意してあるよと伝えておいてください。
ママも気を付けて。


ここで、「おかしい」について、答えなきゃならないかしら?と思ったじょりぃ。
体調が悪いと思われたらウソツキになってしまいますし。
なんか難しいなー、それ。
でもまあ、考えすぎずに、心配かけないような内容を送ろうっと。

ワタシがおかしいのはカラダじゃないよ。心配しないで。
(といってもアタマがおかしいというわけでもないですよ。元気元気)



うん。
まあまあだなっ。<得意そう

と、ひとりで満足しておりましたら。
次のメールでさっそくカチンと来てしまった未熟者じょりぃ。


うん。伝えとく。

…心配しないでと言いつつ心配して欲しいのだろうなと、いつも思ってるんだけど(笑)。



カチーーーーーン。


こっちはいつも心配かけないようにいっしょーけんめー考えてるのにーーーー!
なんだよそれ!
失礼なヤツだな!!!!!

しかしここでひと呼吸おかねば。 はぁはぁはぁはぁ。

まず。
ナナがここでわざわざケンカを売ってきたとは考えづらいです。<いつもならこんなことにも後になってからでないと気付かないワタシ
次女ちゃんにプレゼントあるよ、ありがとう、の流れのあとに、イヤミを言うとは思えません。
きっと、悪意はないはず。 ならば怒るな早まるな。(標語)

で、ナナの愛する(けっ)パパは心配してもらうのが大好き。
なので「そーゆーもんだろ」と思いこんでいるフシも十分考えられます。

さらに。
今までのワタシの言動の積み重ねがあります。
「だいじょーぶだいじょーぶ」と言っているのに、フタを開けてみればたいてい大丈夫ではない、ということが、この3年ほどのつきあいで露呈していることでしょう。

ここまでは、「良い解釈」。

ワタシが引っかかるのは。

「ホントは心配してほしいなら、とっととそう言えよ、グーズ」

と言っているようにも取れることです。

いつもなら、こちらをピックアップして、またわかるようなわからないようなイヤミに満ちたメールを速攻で送ってしまうところですが。

まあ、待て。
直球だ。 取りやすい球だ。 わーたしピンクのサウスポーだ。 右利きだけど。

カッコつけた粋がったメールを送ったところで、険悪になれば結局「ホントはこう思って、それがイヤだった」とバレバレになるのは学習しております。
だからこそ「心配しないでと言いつつ、心配して欲しいんでしょ」なんて思われちゃってるわけです。
ならば、険悪の部分を省略して、最初からスナオに正直なところをバラしてしまえ。オブラートを捨てるのだ!


いや。心配しないでください、本当に。
そう思われるのはちょっとイヤ。


イヤ、って言えた。 すごいぞ自分。

それで行き違いになることが多い気がするし。
このあいだは、ホントになんてことなくメールしたかっただけなんだよ。
用がないから引け目を感じていたのだ。


正直申告。 税務署も喜びます。
ホントはそれに加えて「きょんさんには話せないの?」と、なぜかきょんを引き合いに出されたこともワタシがひねくれた原因だったのですが、それはメールだとこじれそうなので割愛。

「心配して」と思ったことはあまりないと思うよ。
「かまってちゃん」にはたまになるけど。


同じじゃねえか、とかツッコんじゃいけません。
ワタシの中では違うのです。
コミュニケートはしたい。 が、心配はかけたくないのです。

で、そういうときのワタシが、恥ずかしさと自信のなさで、素直にそれを伝えられないからいけない。
と反省した。


うわーーーん。こんなこと言いたくないけどーーーーー。
でもこれ言わないとだしーーーー。(どうも今ひとつ潔くないじょりぃ)

そして、メールって誤解を招きやすいよね。
今この話も、ちゃんと伝わるか不安。



はふーーーーーーーーーー。


つ、つ、疲れた・・・・・・・。


ケータイメール撲滅運動に一票。
ナチュラルキラー細胞が減ってしまいますこれじゃ。


こんなに苦労して送ったメールの返事は、これだけです↓


そうですね。メールは難しいよ。
でもじょりぃの言っている意味はよくわかったよ。



糸 冬  了 。



まあね。
ナナにしてみたら、ささいなことなんでしょう。
どうでもいいんでございましょう。
そんだけかよ!と、もちろん思いました。 思いましたが。


自分としては、よくやりました。
ナナの反応はそんだけかよ!ですが、とりあえず、険悪になりませんでしたし、なにしろ自己嫌悪にならずに済みました。
これって、精神衛生上、非常によろしいです。


気取り屋・カッコつけ・強がり・ひねくれた表現好き。
いずれもワタシの欠点ですが(もっとありますけど)、たぶん気に入っていた欠点だったんです。
いやらしいですねえ。

「それってジャマだから」とみぞおちに一発喰らわせてくれたのがナナ。
げほげほしているワタシの背中をさすりながら、あるいはその様を笑いながら
「そんなもん、いらないんじゃないの? バカだねえ」と介抱してくださったのはみなさまでございます。
と、勝手に解釈させていただきました。

おかげさまで、もしかしたらワタシったら、ちょっとだけ成長したかもしれません。
ありがたいことでございます。



が、すぐに退行してしまう。
それもじょりぃの愛らしい欠点でございます。

長い目でおつきあいくださると嬉しゅうございます。





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