ナナとワタシ
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2005年01月01日(土) いちゃいちゃ対決

晦日に完全告白した電話のとき。
朝もしらじらと明けてきた頃、ナナがワタシに言いました。

「ねえ、もしきょんさんとダメになって、ひとりになっちゃったらさ」

縁起でもありませんが。

「うん」
「うちで、一緒に住む?(笑)」


え。


ナナが何を考えて、どこまで本気で言っているのかわかりませんが。
まるっきりの冗談ではなかったみたいです。


咄嗟にワタシが口に出してしまったのは「心配してくれてありがとう」ということよりも

「・・・・なんか、ちょっとツライかも」 でございました。

「ツライの? なんで?」
「・・・・・毎日パパと一緒にいるとこ見るのもさ」
「(びっくりしつつ) いつもツライの? パパとあたし見てるの」
「あいや、いつもいつもってわけじゃないよ」
「パパがいるときって、じょりぃ、楽しくなかったの? パパがいるとうちに遊びに来るのイヤ?」
「いや、そんなことないよ。ゴメンゴメン。 たださ」
「うん」
「いちゃいちゃしてるときは、やっぱイヤかも」

どうせならもっとスペシャルにいやらしいことを展開してくれれば。
って、そんなのもちろんホントはもっとイヤですけど。


「いちゃいちゃ?」 とナナ。
「あ、こう言ったからって遠慮せずに、今までどおりいちゃいちゃしてくれていいんだけどさ」
「あたし? いつパパといちゃいちゃした?」
「キミがすることはないけどさ。パパはするよ」
「どんなことだぁ?」
「後ろから抱きついたりさ、顔触ったりさ」
「そんなの、いつだってしてるし。わざわざしてるわけじゃないと思うけどね」

カチン。
誰がわざわざって言ったよ。
ていうか、なんだか話がそれてきましたか?

「ワタシのまわりの夫婦は、あまり人前でそういうことをしないものでね」イヤミ
「ふうん。そうなんだ。あれくらいのことしないのか」

カチン。

「しないだろ。普通」
「うちは普段はもっといちゃいちゃしてるけどね」

カチン。
ていうか、本格的に話題がすり替わってまいりました。

「あっそ」
「そーだよ」
「でもアレだ」
「なに?」
「ワタシときょんのほうが、日常ではキミんちよりいちゃいちゃしていると思うな」

対抗してますワタシったら。幼稚。

「(笑)あ、そーなんだ」
「うん」
「おたくのことは知らないけどさ。 うちだってけっこういちゃいちゃしてるよ」
「だからうちはもっとなんだってば」



アホか。勝手にやってろ。 (自らあくび)






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