ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2004年12月31日(金) ナナワタ2004〆(完全なる告白)

前回の日記でぐだぐだ言ってたあたくしだったんですが、結局ナナと電話いたしました。

今日は子供の話はなく。
しょーもないことをだらだらとおしゃべり。



相変わらず、ナナがワタシときょんのことをつっこんでまいります。
なんだかじょりぃ、いつもちょっとさびしそーじゃん。と。
きょんさんはじょりぃのこと好きなの?と。

ワタシったら、そんなに冴えない顔してるんでしょうか。
そんなにきょんのことグチグチ言ってるんでしょうか。
言ってないと思うんですけど。
訊かれたことには答えてますけど。

とはいえ。
今までワタシがおつきあいした人たちの中で、きょんはダントツに(というか、他にこんな人いなかったのですが)、ワタシのことをどうでもいいと思っているのは事実でございます。

なーんてことに気付いてしまったので、ワタシったらついうっかりぽろっと

「ワタシのこと、それはそれは愛してくれた人もいるし、自分で言うのもなんだがもっとうんと愛されてもいいワタシ、という気もすごくするんだよなあ。昔は華やかだったんだがなあ」

なんてくだらねえことを言ってしまいまして。
こうしてあらためて書いてみると、ホントにしょーもないこと言ったなという感じですが。

これを聞いたナナ
「またそーゆー生活に戻ればいいじゃん」と。
「もう戻れない」
「なんで?」
「あの頃のワタシと今のワタシは違うから」
「何それ(嘲笑)。何かのセリフ?」
「違うよっ」(ぷんすか)(恥)
「どう違うの?」
「・・・・・・・・」

言いづらい。

「どう違うの?」もう一度ナナ。
「今はワタシ、好きな人(ナナです)と話せるようになってしまった」
「・・・・で?」
「だから、もう他に好きな人ができないもん」
「どういうこと?」
「もう、いっぱいいっぱいだもん。気持ちが」 ぽ。
「(笑) ならさ、好きな人と話さなくなればいいんじゃん」


はい?


どゆ意味?
ワタシの好きな人はナナって、もう知ってるはずでしょ?
「あたしなんかと話さなくていいから、他に好きな人つくれば?」ってこと?


「・・・・なにそれ」<じょりぃ
「  なにが?」
「ひどくない?」
「どうして」
「好きな人と話さなくなればいい、なんてさ」
「だってそうすれば、元の華やかな生活に戻れるんでしょ?」
「だからもう戻れないんだってば」
「そうなのか。 それはゴメン」
「戻れる戻れないじゃなくてさ、話さなければいいなんてひどいよ」
「どうして?」
「もうワタシと話さなくなってもいいの?」
「誰が?」


誰が? (°▽°)

ワタシとアナタの話なんですが、もしかしてもしかしたら、いまだにワタシのずっと好きだった人が誰だかわかっていないんでしょうか。


「・・・え? あれ? ・・・もしかして、話がかみ合ってないかも・・」急に弱気なじょりぃ。
「かもね」
「あ、 じゃあ、  いいです」 退却
「よくないよ。 なに?」
「・・・・ワタシの好きな人って、誰だか   ええと   わかってなかったりして」
「うん」


うん ですって。 (°▽°)


「あ  そ」
「ていうか、確信が持てないので困ってます」
「だって前に、そんなような話、したじゃんか」
「ハッキリは訊いてないよ」
「あう」
「・・・・じゃ、ズバリ訊いていい?」
「え!」
「訊いていいの?」
「ワタシはいいけど」
「誰が良くないの?」
「キミ」
「(笑)あたしに都合が悪ければ、あたしは訊きたがらないよ」
「えー・・・・・」
「ズバリ訊いていいですか?」
「ワタシはいいです」
「あたしもいいよ」

何言ってるんでしょうワタシたち。

「じょりぃの好きな人ってさ」
「・・・・・・・」
「うーーーーーん・・・・・・・」
「・・・・・・・」ひたすら待つじょりぃ
「・・・・あたし?」
「   うん」
「あたしなのね?」
「   うん」
「わかった」


って、それでおしまいかい!

「待てっ。ワタシはまだわだかまっている」
「(笑)なに?」
「さっきの話さ。 話さなくなって、それでいいの?」
「それでじょりぃのまわりがまた華やかになるならいーじゃん」
「キミは、ワタシと話せなくなっても、それでいいんだね」
「別にそんなこと言ってないよ」
「じゃなんであんなこと言うのさ」
「好きな人のせいで、華やかになれないー って後悔してるんなら、その人と話さなきゃ元の生活に戻れて幸せなのかなと思った」
「ワタシ、華やかに戻りたいなんて言ってないよ」
「そう聞こえたんだもん。好きな人と話せたことを後悔してるみたいにさ。 まあ、あたしの勝手な解釈だったかもね。ゴメン」



そして話はまた、きょんのことへと戻ります。
ナナはきょんの話がだーーーーーい好き☆

「あたしねえ、やっぱどう考えても、じょりぃはきょんさんのことがいちばん好きだと思うのだよ」
「比べられないけど。 キミよりきょん、ということはないよ」
「んーー(笑)。 だってさ、きょんさんのことは、欠点までみんなわかった上で、でも好きなんじゃん。
 毎日一緒に生活していて、イヤなところ全部見て、それでも好きなんでしょ?」
「うん・・・・まあ」
「それにきょんさんだってさ・・・・あたし、じょりぃがきょんさんに怒るみたいに、
 たとえばこたつで寝るときの怒られかたされたら、たぶん絶対キライになるよ、じょりぃのこと」 そうですか。
「ワタシ、キミのことは怒れないもの」
「そうなの? じゃ、気に入らないことがあったらどうするの?」
「だから、キミとは一緒に暮らせない」
「・・・・・・・」
「ワタシもキミも、たぶんダメになっちゃうよ」
「言ってることはよくわかるよ。 じょりぃはあたしを理想化しているもん。イヤなとこ見ようとしないもん」
「そんなことないけど・・」
「そんなことあるよ(笑)。でもそうだね。だから、一緒には暮らせないね」


ここだけ読むと、まるでナナがワタシと暮らしたがっているかのようですが、違います。
この会話の少し前に、この人、↓このように神経逆撫ですることを言い放っております。

「あたし、パパのこと大好きだもん。
 今度生まれ変わっても、きっとパパのこと好きになるの」



なんですか?この日頃の醒めた態度からかけ離れたメルヘンっぷりは。


じょりぃの落ち込んだこと落ち込んだこと。
でもまあ、それって、ナナにとっては幸せなことでございます。
だからいいんですけど。 いいんですけど。 いいんですけど。 理性と感情は別物なのがやっかいであります。

「・・・生まれ変わっても、また同じ人を好きになったらどうしよう」 しょんぼりとワタシ。
「(笑)違う人を好きになるから大丈夫だよ」
「そうか」 泣きたい
「今の気持ちだってさ、わかんないよ。じょりぃの長い勘違いだと、あたしは思う」
「長すぎるよ」
「中学の時に、あたしがよほどかわいかったのだろうね(笑)」 歯?(°▽°)寝言?
「よく言うよなー」
「中学の時に、想いが叶っていればよかったのにね」
「どうして?」
「そうすれば、きっとこんなに引きずることはなかったんじゃないかな」
「どうかな」
「叶わぬ想いが、じょりぃの中で、どんどん美化されて、膨らんでいってしまったのだと思うよ」
「言ってればいいさ。 キミにワタシの気持ちなんてわかりっこないよ」
「わかんないよ(笑)。でもね、一度でも結ばれてしまえば、『なんだ、こんなもんか』って、
 きっとガッカリしておしまいにできちゃうと思う。そのじょりぃの気持ちって」

え。

「じゃ、結ばれてみてくれ」 だってそうじゃん!
「それはイヤ(笑)」

イヤって。 イヤって。 ハッキリ言うなコラーーーーー。(絶叫涙)





「ねえ、以前好きだった人たち・・ていうか、つきあった人たちのことって、まだ好きなんでしょ?」
「うん」
「好きって、どういう好き?」
「とっても好き。 あ、でも、キスしろとかエッチしろとか言われても、もうできないと思う。そういう好き」
「ふうん」

間。

「じゃあさ」とナナ。
「うん」
「なっちゃんにはキスとかエッチしてもいいなって思う?」
「できないなー。姉妹みたいなもんだしさ」
「ふうん。   じゃあ、あたしとは?」

えっ!!!!

「え!」
「あたしとはキスやエッチ、してもいいと思う?」
「そ、それは、 答えてしまっていいのかな」
「うん」
「そんなこと訊いてどうするのさ。 なんだか不毛だ」
「(笑)知りたいんだもん」
「その気もないのに、なんか、ずるい」
「(無視) あたしとは、してもいいと思う?」
「       してもいい、っていうか、  したいな と思う  よ?」
「思うのか」
「うん」
「そういう関係になりたいって思っているの?」
「・・・・うん」 
「ふうん」


ふうん。て。
そんな返事のためにしつこく訊いたんですか?
そんだけ?

「きょんさんとは? そういうことしてるの?」
「ええ!?」
「教えて」
「えええええええええええ」
「そういう『好き』なの?」
「・・・・・はい」
「そういうこと、したいのだね?」
「    はぁ」


「ねえ、じゃあさ」 とナナ。 まだ来るか。
「攻めるのと攻められるのは、どっちが好き?」

えっ!!!!

「うわあ、なんだそれ!」
「知りたいの」
「(あうあうあうあうあうあうあう)・・・・キ  キミはどっち?」<逃げました
「あたし?(笑) あたしは、気分によって。どっちもです」


いつもパパと攻めたり攻められたりですか?
ダメだ。
興奮しすぎました。
ていうか、相性いいんじゃん?ワタシたち。<無理に粋がってます


「    わお」
「じょりぃは?」
「ワ、ワタシも、 どっちも  好きです  あの  りんきおうへんに」 <負けてます
「そうなんだ(笑)」


だから。
そんなこと訊いてどうするのだ。
からかってるだろーーーーーーーーーー。

「それにしてもさー」とナナ。「じょりぃが攻めてるのも攻められてるのも、まったく想像できないね」 そうでしょうとも。
「性的なイメージがまるでないんでしょ?」とワタシ。
「うん。 ないねー。  でもしてるんだ」
「もごもごもご」
「想像できねーーー」

どうやら、ナナにとってセックス対象外みたいですワタシ。 わかってましたけど。 くすん。
でも、なら訊くなよー。(楽しかったけど)



そしてまた、「あたしを知れば知るほど、じょりぃはあたしにガッカリする。そしてそれは、ホントの好きじゃないと思う」とナナ。

「確かにさ。妄想だよね、ほとんど」とワタシ。
「うん」
「でもさ、妄想だとか一番だとか、そういう問題じゃないんだよ」
「なにそれ」
「前にも話したことがあるけど、もはや細胞レベルで好きなのだよ。ワタシの細胞のひとつひとつに想いが既に存在しているようなさ」
「『世界の中心で愛を叫ぶ』的なノリだね(笑)」

ワタシがセカチュー鳥肌立つほどキライって知っててこの人わっ。

「やーめーろーーーー」
「(笑)」
「例えばキミと会えなかったブランクのときも、呼吸するみたいに、心臓動いてるみたいに、
 ワタシが生きているという前提がある限り、あたりまえにいつもその存在があったんだよ。
 でもだからって、どっちが一番かと問われれば、それはまた違う問題でさ。別モノなのだ」
「・・・前に『理屈じゃないんだよ』ってじょりぃ言ってたけど、
 あたしはじょりぃのあたしに対する気持ちって、
 きょんさんへの想いよりもよっぽど理屈っぽい気がする」
「説明しようとしてるから理屈っぽくなってるけど。そもそも説明のしようがないんだよ。
 前にも言ったじゃん。刷り込みされてるいるのだきっと」
「(笑)でもねー。 じょりぃはきょんさんいなくなると、それこそ理屈抜きですごくさびしいと思う」
「そりゃ、さびしいだろうね」
「そして、きょんさんと別れたとしても、ひとりではいられないだろうね」
「そうかな」
「うん。 じょりぃはうさぎと一緒。ノリピーが言ってたじゃん(笑)。さびしいと死んじゃうんだよじょりぃ。マジで」
「  死ぬかもね」 情けない
「うん。 じょりぃはさびしいと死ぬ。さびしくなっちゃいけないと思う」

ワタシが「好きな人」という代名詞でなく「ナナ」に向かってきっちりと気持ちを話したのは今回が初めてなわけですが。
この会話に限らず、ナナへの気持ちを話すと、すぐにきょんへの話題にすり替えられてしまいます。
おまえなんだかずるくないか?(ずるいのはワタシか)


「でもとにかく」とナナ。
「あたしは、今のこのスタンスでいるしかできないよ。状況的には」
「うん。 そのままでいてくれたほうがいい。好きになってほしいなんて思ってないから、安心して」

と、エラそうに答えた後気付いたのですが。

「状況的には」って、深い意味あるの?
じゃあ「気持ち的には」どうなるの? ってことにならない?

いや、ダメダメ。
自分に都合良く解釈しちゃダメですよ?自分。


「あたしさ」とナナ。「自分がいちばん好きなの」
「(笑)うん」
「誰でもそうって気がするけど、あたしにはあたしより大切な人なんていない」
「うん」
「子供のこと考えてるのも、結局それって自分にとって大事なことだからじゃない?」
「うん」 それがわかっているキミはエライ。
「でもね  じょりぃが少しでも悲しい気持ちでいると思うと、あたしたまらないんだよね」
「たまらないのか」 ぽ。
「勝手なのはわかってるけど、幸せでいてくれないとイヤ」
「幸せでいるよ」

なんだなんだなんだ。
なんか、いい雰囲気じゃないですか。

と思ったら。

「どうしたら、じょりぃはきょんさんと幸せにいられるの?」
「なんだそれ」 がく
「大きなお世話なのはわかってるんだけどさ。 じょりぃの幸せって、きょんさんにかかってるじゃん」
「・・・なんか、すごく母親的愛情って気がするね、キミ」
「そうだね(笑)。 母親的だと思う。幸せでいてって、子供たちにと同じようにうるさく思っちゃう」
「・・・どうも」

わかったよ、ママ。


「あーあ」とワタシ。
「なに?」
「ワタシが本気を出せば、キミなんてコロリなのにな」
「コロリって、なに?」
「メロメロになっちゃうってことさ」<ちなみに本気で言ってます
「きゃははははははははははははははは」
「笑いすぎだから」
「あはははは。じゃあ本気出してよ」
「出さないよ」
「じょりぃの本気って、どういうの?」
「それは企業秘密」
「ふうん。  じゃ、メロメロにしてみて☆」
「なっちゃダメでしょ」 <マジメ口調
「そうだね」


「ねえ、あたしがこう言うのもなんなんだけどさ」
「うん?」
「そんなに一人の人を、ずっと強く好きでいられるなんて、幸せだね。なんだかうらやましい」
「そうかな」もじもじ
「うん。あたしもそんな風にバカみたいにあけっぴろげに大好きって誰かに言ってみたい」
「・・・・・・・・・・あの・・・」


20年以上ひた隠しにしてきた気持ちを、やっとご本人に完全に告白できたと思ったら、「バカみたいにあけっぴろげ」扱いされました。



にこ。


午前1時45分頃から朝の7時半過ぎまで。
徹夜でつきあってくれたキミも、相当バカだ。ありがとう。

ナナワタ2004年は、完全なる告白で〆となりました。
なんか、出来杉クン。


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