ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2004年11月26日(金) しゃあしゃあ

くさくさくさくさくさくさ 草 臭ー。

と、ここのところいまいちこう、ぱあっと気分が晴れないじょりぃだったんですが。
どーしてなんだろー と青い空を眺めながら天に唾を吐いてみたりするという、不毛なことを実はしてはいなかったんですが。

なぜ気分が晴れないのかといえば。


ナナと話がしたいのに、できないからです。

という言い方を以前ナナにしましたら
「できないって? 何それ。 自分がしてこないだけでしょ? あたしが悪いような言い方しないでよ」
と怒られたことがありますが。

へいそのとおり。

正確には「話がしたいと伝えることができない」のであります。

忙しいだろうしな とか。
ワタシと話がしたいなんて思ってないだろうしな とか。
うざがられたらイヤだしな とか。
今日の夕飯何食べようかな とか。
きょんはちゃんと「大奥」を録画してくれてるかな とか。

話がしたいのにー、という状況に加え、かようにいろいろウジウジと考えてしまって、気分が晴れないのであります。


ハワイのおみやげも渡してないし。

先日会ったときに持って行ったのですが、「子供たちへのおみやげがあるのなら、直接渡してあげてほしいな」と言われ、すごすごと持ち帰ってきたのであります。

は。

電話の口実があったじゃありませんか。おみやげおみやげ。


というわけで。
お昼休みに、ナナに電話。
こ、こんな明るいうちから。 って、 たかが電話でございます。 落ち着きましょう自分。


「おみやげ、いつ渡しに行っていい?」<口実
「あ?  ああ。  忙しいんでしょ? いいよいつでも」

しゅん。


としたものの。

すぐに切るようかなと思っていたのですが、思いのほか話が弾みました。
嬉しい。

「なんかさー、 何もする気になれないのだよ」とナナ。
「それは気が滅入っているからだ。 遊びに行こう」
「ヤダ。 寒いから」

あっさり断られました。 理由もひどいです。

「寒くないとこにさ」 食い下がるじょりぃ。
「  どこ?」
「映画行こ」
「映画かぁ。   何見るの?」
「なに見たい?」
「ジョニー・デップ見たい」 シークレット・ウィンドウですね?
「ワタシも見たい」
「もうやってないかもね。 調べて」
「はい」

カタカタカタ。

「やってない」
「なんだよー」
「スミマセン」
「見るもんないじゃん」
「うん」
「見るならオールナイトがいいね」
「うん」 にこにこ。
「でも見るもんないから行けないね」
「・・・うん」 しょんぼり。

本日はアップダウンが激しゅうございます。


なんだかんだ話しているうちに、「顔の変化について」の話になりまして。

「ワタシさ、毎朝自分の顔見て、けっこうチェック入れるのよ。体調とか、精神状態とか」とワタシ。
「ああ。 わかるわかる。 あたしもすげーチェックするよ、自分の顔」
「心の状態って、ダイレクトに顔に出るよね」
「うん。あたし、顔が日替わりだもん(笑)」
「わははははは」

確かに会うたびにビミョーに顔が違いますけどこの人。
奥二重の人って、二重になったり一重っぽくなったり、体調と睡眠量でけっこう顔つきが変わりませんか?

「今日目がはれぼったいなーとか、やつれてるなーとかさ。そういうのって、精神状態と生活が反映されてるよね」とナナ。
「うん。 ワタシなんてここ2年ほどは、鏡を見るのがイヤだった」 

変な顔だったんですよ。
いえ、つくりは元々のものなのでしかたないんですが、醸し出すものが、変。ブス。
自覚はあったんですが、自分ではどうにもできませんでした。
どうにかしなくちゃなあとは思っていたんですが。
ここのところ、やっと元に戻りつつある感じです。疲れた顔は相変わらずですが。

「あたしも最近、イヤ」とナナ。
「そうなのか?」
「うん。 ひどい顔してるもん」

そうかなあ。

「でもさー」とワタシ。
「なに?」
「こーゆーこと言うと、また嫌がられるかもしれないんだけどさー」
「・・・なに?」 <警戒してます
「このあいだ会ったとき、ママ(ナナ)見て、ああ、相変わらずキレイだなあこの人、と思ったよ」


しゃあしゃあ。



と言ってみたものの、またいつものように無視ですよ無視。

と思っていたら





「     そぉ?」








ちょっと嬉しゅうございました。






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