ナナとワタシ
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パパに「ナナはじょりぃちゃんのことを放っておきすぎじゃねえ?」と言われたことについて、ナナと話がしたいなぁと思いつつ、ナナのほうがそれどころじゃないのでまあいいかと思っていたじょりぃだったのですが。
先日のナナからの電話のときに、思いがけず、ナナからその話題を振ってまいりました。
「パパが(・・・・略・・・・)ってじょりぃちゃんと話してたんだよーと言っていた」 「ああ」 「話したの?」 「ワタシから話したわけじゃないけど」 「あははははははは。そんな話してたんだ」
あはははははは じゃ ない。
「やっぱりパパもそう思うのか、と思ったよ」とワタシ。 「・・・ていうことは、じょりぃもそう思っていたの?」 「うん」 「そうだったのか」 「自覚はなかったのか」 「うーーーーーーん・・・・・・あった(笑)」
・・・あったんですか。
「じゃ、わざと放っておいているわけ?」 「あ、ここぞとばかりにあたしを責め立てようとしているでしょ?(笑)」 「(笑)責める気はないよ。 知りたいだけ。 そもそも怒ってないし」 「何を知りたいの?」 「なんで放っておくのか」 「でもさ、 そういうのって、子供とかパパがいるときだけでしょ?」 「どういうこと?」 「ふたりだけでいるときは、あたし、そんなことないと思うんだけどな」
まあそうですけど。 ふたりだけでいても無視されてるようだったら、ホントに遊びに行けません。
でもなぁ。 なんだか腑に落ちません。 なので
「そうかなぁ?」と言ってみるじょりぃ。 「そうでしょ? ことさら洗濯物たたんだりお茶碗洗ったりしてないでしょ?(笑)」 「・・・うん」 なによことさらって。 「ちゃんとゆっくり、一緒にソファに座ってるでしょ?」 「(ぽ) うん」
なんだか恥ずかしかったんですが。 一緒に座ってる、とか言っても、大きいソファのあっちとこっちに座ってるわけですが。 まあ、それでも一緒に座ってることには違いありません。
「まず、子供・・・特に末子がいるときは、あたしとあなたはまったく話はできないでしょ?そもそも」とナナ。 「うん」 「次女ちゃんがかわいそうなくらい、末子がひとり占めしてるもんね、じょりぃのこと」 「うん」 「でも嬉しいでしょ?(笑)」 「うん。 嬉しい」 「なんでそこまでと言うほどなついているもんね」 「うん。 いつまでなついてくれるのかな」 「さびしいと思うよー、末子がじょりぃ離れしちゃったら」 「うん」 「でも、そうしたら、まず一個クリアでしょ?」 「なにが?」 「放っておく理由」
嬉しいような。 さびしいような。
「あとはさー」とナナ。「パパとのことに関しては、パパとじょりぃで話してるから、あたしがジャマしちゃ悪いかなと」 「それは違うだろー。 うそつき」 「(笑)だって盛り上がってるじゃん」 「パパがね」 「まあね」 「でもさ、パパはママがそんなだから、気を使ってワタシに一生懸命話しかけてくれてるところもあるんだと思うんだよ」とワタシ。 「ああ。それもあるだろうね」 なんだよどっちが先なんだよ。 「だから、最初からママが参加してればいいんじゃないの?」
「それについてはさー、あたしもちょっと考えるところがありまして」とナナ。 「なにを?」 「たぶん、あたしとじょりぃで話が盛り上がっちゃうじゃん? そうするとさ、パパがさびしがるじゃん」 「うん」 「そうするとさー、 なんかさー 」 <言いづらそう 「 心証悪くなるかも、と」 <助け船 「(笑) 気を使いすぎてるのかもしれないんだけどさ」 「いや」 「パパがじょりぃとおしゃべりして、楽しいな、と思ってくれるほうがさ、いいじゃん」 「なにが」 「じょりぃが良く思われてるほうが なんていうのかな」 <ふたたび言いづらそう 「遊びに来やすい」 <ふたたび助け船 「そう。 それ」
ふうん。<この「ふうん」にはいろいろな思いが含まれております
とりあえず、「なんとなく放置」とか「じょりぃに関心ないから放置」というわけではなかったのですね。
だったらいいや。
「あたし、だからパパともあまり話してないと思うんだけど。じょりぃがいるときは」 「いないときを知らないものワタシは」 「そりゃそうだ(笑)。いつもはもっと話すのだよ」 あっそ。 「ふうん。 なんで話さないのさ」 「パパにも気を使うけど、じょりぃにも気を使うから」 「そりゃすみません」 「まったくだよ」 「す、すみません。 しかし、モテモテだね、ママ」 「ホント。 モテモテ。 困っちゃうよマジで」
ずうずうしいですこの女。
「だからさ、末子がもうちょっと大きくなれば、とりあえずじょりぃが子供から解放されるから、そうしたらもう少し話せるようになるんじゃない?」 「うん」 「でもそれはそれでさびしいんでしょ?(笑)」 「うん」 「勝手なヤツだな(笑)」 「すみません」
ワタシ、どうも分が悪いです。 おかしいな。 こんなはずじゃなかったんですが。
が、なんにせよ、話したいと思っていたことを、ナナから話してくれたのはありがたかったです。 というわけで、そのことを伝えてみました。
「ワタシがキミに話したかった話というのは、実はこのことだったので、話を振ってもらえてよかったよ」とワタシ。 「なーんだ。 こんなくだらないことだったのか」
くだらなくてスミマセンねえ。
ということで。
まだまだしばらく、「家族といるあいだはじょりぃ放置」が続きそうでございます。
ああ嬉しい。(やけくそ)
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