ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2004年10月31日(日) すみませんねえ自分のことで

前回のナナワタで、パパに「ナナはじょりぃちゃんのことを放っておきすぎじゃねえ?」と同情されたかわいそうなじょりぃだったんですが。

実はその日のうちに、ナナに「今日は楽しかった。夕飯もごちそうさま。おいしかった」という内容とともに

今日はもう寝ちゃうだろうから後ででいいんだけど、話したいことがあるです。
たいした話じゃないですが。


とメールしてありました。
話したいことというのは、パパに言われたことを、ナナにちょっと確認というか訊いてみたいというか。
とはいえ、メールしたはいいんですが、いざ話そうとすると何をどう話したらいいのかわからなくて、どうしようかなぁなんて思っているのですが。

その日はナナも「今日じゃなくていいの?」なんてメールをくれたのですが、少し時間をおいて自分も落ち着いてからの方がいいかもと思ったので「うん。急いでないから」と返事をしておいたのですけど。


その日から4日経って今日。
ナナからメール。

なんだかまた、長女ちゃんのことで不安の発作が襲ってきたらしく。
落ち着かないよー不安だよーどうしよー、という内容とともに
「で、このあいだじょりぃが言ってた話したいことって、長女に関係することなんじゃないの?」と、勝手に。


全然違うから。


ナナって、こうなっちゃうと、ホントダメですね。
頭の中はそればっかりになってしまうようで。
困ったモノです。

以前のワタシなら「なんだい! 自分(と子供)のことしか考えてねえのかよ!」と拗ねまくるところですが。
ワタシもオトナになりましたし?
ナナのこういう状態にも慣れてまいりましたので。
ここは穏やかに返信。

全然関係なくてもーしわけない(笑)。
長女ちゃんのことは、まあ不安になっても無理もないけど、絶対良い風になるから心配ないよ。
あったかいものでも飲んで、少しリラックスですよ。大丈夫だから。



ああ。
なんてやさしいワタシ。(これくらいフツウの人にはフツウです)

と、ワタシが自分の寛容さにうっとりしておりましたら、メール着信。


なんだ。


・・・・・・・・・これだけ?

失礼なヤツだな。

子供のことじゃなくてどーもすみませんでしたねえ。ということで返信。


すみませんねえ自分のことで(笑)。


かろうじて「(笑)」をつけました。
まあ、そもそも怒ってはいなかったのですが、「(笑)」をつけておかないと、さらにナナの不安が拡大するかなと懸念したのであります。

ああ。
なんてやさしいワタシ。(言わせてください自分しか言ってくれないんですから)

しばらくして、ナナから着信。


いいえ。


・・・・・・この「いいえ」は「NO」の「いいえ」でなく、「いいえどういたしまして」の「いいえ」ですよね?


いいえじゃないだろおまえよーーーーーー!


が、そのあと「何かまた心配事?」だの「なにかあった?」と続けてくれてはいるものの。

「とはいえ心身共に体調不良のため、たとえ長女の話だとしても聞く気になれない」と勝手な言葉が続き。
さらに


じょりぃの落ち込んでる話も滅入りそうだし、かといって浮かれた話もムカつきそうだ。



失礼なヤツだな。
勝手なヤツだな。
正直なヤツだな。
感心したぞ。



そのあと「本当にごめん。じょりぃに当たるつもりはないのだ」と続いてますが、当たってませんかアナタ?

で、「そんなわけでもう寝る」そうですよ。「おやすみ」だそうです。


まったく。
しょーがないヤツだな。


しかしまあ。
今、ナナは不安定の波に翻弄されているのであります。
ワタシだってそんなときはあり・・・・ますけど、こんな風にたいした態度で誰かに話したことはありませんけど。
でもナナはワタシではありません。
まいっちゃってるんですきっと。
決してワタシをないがしろにしているわけではありま・・・・せんと思いたい。


で、返信。


うわお。
フツーは怒るぞコレ。
しょーがないなぁ(笑)

ゆっくり眠れるといいね。おやすみ。



やさしい自分を演じてみました。
もー今日はしょーがない。


そのあと「ごめんね」とメールが。
「気にしてないです。ゆっくり寝て。おやすみ」とワタシが返して、終了。


しばらくは、ワタシの話どころではなさそうでございます。
ワタシもどうでもよくなってまいりました。

とりあえず、今はナナの心身に平安が訪れるのを祈るばかりであります。
困ったもんだ。





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