ナナとワタシ
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2004年07月07日(水) 渡せない手紙・1

ええと。

自分でサイトを始めてからは、すっかりダダ漏れ状態で気持ちを書きつづっているおかげで、ナナへの気持ちに対してうまく折り合いがつけられるようになってきた(これでも)じょりぃでありますが。
みなさまのご意見・ご感想をうかがえるのも、客観的な視野を得るのに本当に役立っていて、いつもありがたく思っております。

が、サイト開始以前、というか、ナナワタ開始以前。

ワタシは苦しくて苦しくてしかたなかったのです。
再会前の、まったくナナと接点のなかった頃には、自分の中だけで押さえ込めていられた感情が、ナナと接することができるようになってからは自分の器に気持ちが入り切らなくなってきてしまって。
気持ちが暴走しそうになったり、バカみたいに落ち込んだり、アホみたいに盛り上がってしまったり。

まりあに、だーーーーーっと書き殴ったメールを送って、それを読んでもらうことで、いくらかラクになったのですが。
それだけでは足りなくて。

ワタシは、自分の気持ちを文字にして吐き出すと、とりあえずかなり落ち着くんです。
みなさんそうだと思いますが。
そんなわけで、心を吐き出したメモのようなものがぽつぽつと存在している、ワタシのMacの中。
突然ワタシが死んでしまったらどうしよう、と、たまに不安になります。

今日、仕事から逃避しながらそれらを読んでおりましたら。
恥ずかしさのあまり、穴があったら入りたいような気持ちとともに、
「ああ、サイトで書いていることって、やっぱりワタシ、心の思うままには書いていないんだな」(当然ですが)と思ったりもして。

ワタシったら「ええカッコしい」なので、サイト上では「別にどうってことない」という風情を装ったり、「笑いに落とせば恥ずかしくないかも」と体裁をつくろったりしちゃってるんですが。

本当はもっと思い詰めているんです。
うじうじしてるんです(あれよりもかよ!と思うでしょうが、あれよりもです)。
そして、自分で言うのもなんですが、マジメなんです。(白目)


・・・という恥ずかしいワタシをご披露するのもまた笑いが取れるかなと思いましてね。
だって、自分で読んでも笑えるんだもの。
恥ずかしすぎて笑えます。

というわけで、本日はそれら「笑える恥ずかしいものシリーズ」の第一弾として、「渡せない手紙」フォルダにあるものからひとつ。
気持ち悪いですよーう。
覚悟するといいです。


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気持ちが伝えられないから、渡せないけど手紙を書く。
ばかばかしいけど。
どこかに気持ちを吐き出さないと、たぶん良くないんだろう。
思いあまって気持ちを伝えてしまったら、きっと困ったことになる。
キミは思ってたほど器用でも要領良くもないみたいだから、考え込んじゃうか、あっさり私を切り捨てるかしてしまうだろう。

それは、どっちにしろ困る。

なので、ここで気持ちを伝える。
この手紙は渡せないだろうけど、渡すつもりで書く。
その方が私にとっては少しでも気持ちがラクになる手だてになりそうだから。



2002.6.12

昨日の電話は、また考え込んでるような感じだった。
電話が来るのはとても嬉しいけど、不安定なときにかけてくることが多いのかな。
私ではたぶん役不足だ。
それはわかってるんだけど、なんとか力になりたくて、考えて、話をする。
力づけようと思って話したことが、逆に傷つけてしまったり。
やっぱダメだ。私。
こういうことは昔から苦手。
ごめんなさい。

「パパでよかった」
「パパじゃなきゃ、あたしはダメだろう」
そう聞くたびに、きれいごとでなく、心から「よかった」と思うのは事実。
ずっとずっと、幸せだろうかと心配していたけど、文句のないだんなさんを見つけて幸せにやってる。
これはすごいことだ。宝くじにあたることなんかより、全然すごい。
私もパパに感謝してる。勝手に。
パパに会うたびに「この人で本当によかったな」と心から思える。

同時にどうにもならない、なんだか取り残されたような気持ちにもなったりして。
やきもちとはまた違うんだけど。
なんというか、どうしようもない無力感を感じてやるせなくなる。
「なんてことない、素晴らしきこの世界」とのんきに思いながらも、生きてることに興味なんて全然ない私が、ひとつだけ執着しているのは、キミのこと。
キミがいるなら、私もまだここにいたい。
顔が見たい。声が聞きたい。ていうか、生きててくれるだけでいい。
でも私はキミにとって、「都合のいい友達のひとり」。
ホントにばかばかしいことだとは思うんだけど、パパの影響力と存在感に圧倒されて、自分の居場所がないような、心細い気分になる。

こんなこと話すとパパの話できなくなっちゃうだろうから、絶対言えないんだけど。
パパの話は聞きたいんだよ。なんでも聞きたい、話してほしい。
それも正直な気持ちで、でも、聞くと心細くなるのも正直な気持ち。

キミを思いやる気持ちよりも、好きだっていう自分勝手な気持ちが勝ちすぎて、全部話してしまいたくなることもあって。
そんなとき、キミに「なんか今、すごくそわそわしてるよ」って言われるんだけど。
話せば何かいいことあるかっていうと、お互い何にもいいことないんだよね。
「聞かなかったことにして、今まで通り、ひとつよろしく」ということができるタイプではなさそうだし。キミがね。
私はできるけど。今までとぼけて生きてきたわけだし。
でもきっと私が気持ちを伝えたら、キミの悩みが増えるだけ。
結果、キミは友達をひとりなくして、私はキミの顔も見れなくなるし、声も聞けなくなるんだろうな。
まあそれでも私はもちろん生きていくんだけど。
それはそれで、ラクになったりしてね。今はまだわからないけど。
でも今のところは、この想いが、私の中にある唯一の真実だから、まだそれを潰しちゃう気持ちにはなれなくて、しらばっくれてキミを思う。

なんか気づかれてる気もするんだけど、どうなんだろうな?

今朝、夢を見た。キミの夢。
キスしてたよ。ていうか、してくれたよ。
とても幸せな感じの夢だった。
こうして会うようになる以前もたまに夢を見たんだけど、夢の中でもキミと話ができたことがなかった。
どうしても話しかけられなくて。
もちろん、キミからは話しかけてくれるはずもなく(夢でもね)。
目が覚めると「夢の中でも話しかけられないのかー」という自己嫌悪と「でも会えた」という満足感で、しばらくのあいだ、せつなく幸せにすごせた。
それを思うと、私の夢も進歩したもんだ。
夢が自由に操作できれば、私も悩まなくて済みそうなんだけど。
そうなれば、けっこう夢で満足できる。

でも欲はどんどん深くなっていくものだから、結局そうなったらそうなったで「夢を現実にしたい」と強く思うようになっちゃうんだろうな。
去年の2月、久しぶりに会えたときは「これからは年に1回くらいは会えるのかも」と思った。
そのうち「月に1回くらいは会えるようになるかも」に変わって、今では1週間連絡が来なければ不安で不安でしょうがない。
こんな具合だから、「夢で好き勝手できれば満足」なんて思ってたって、すぐまた次のだだをこね始めるんだろうな。
人間て、イヤね。って、私だけか?こういうの。



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ここでぶっつり終わってますが。
気が済んだんでしょうかね。
だいぶ思い詰めてますね。かわいそうに。
と、自分で言ってみました。

そして、これって2年前に書かれたものなんですけど、
今もほとんど進歩がないことに呆れ返ります。


ダメだこりゃ。


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