ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2004年05月05日(水) 精進します

GWのはじめに「今日電話して平気?」とナナにメールしたんですが。

とんと返事が来なくてですね。

最初は「忙しいのかな」なんてのんきに構えていたのですが、日が経つに連れ、悪い方に悪い方に想像が膨らんでいきまして。
「あーあ。ワタシのことなんて、連休中にこれっぽっちも思い出さないのね」から始まって

「末子ちゃんに手がかからなくなってきた途端、声がかからなくなったわけですか。けっ」 になり

「もしかしたら、具合悪くしちゃってるのかな」 になり

「入院とかしてたらどうしよう」 になり

最後に「サイトのことがバレて、もう口もききたくないとか思ってたりして!」に行きついて、そう思い出したらいてもたってもいられず、いきなりナナワタのリンクを外すという、小心者という以外の何者でもない行動に出た、お茶目なじょりぃ。

いえ。
まったくもってお茶目じゃないことは承知しているんですが。
自分でこのくらいは言ってあげないと、ワタシもちょっとかわいそうじゃないですか。
ちっともかわそうじゃないですかそうでしょうね。

そしたらなんてことはない、「携帯、長女がずっと持ってたのでメールに気付かなかった。ゴメンね。今夜電話する」と、本日ナナからメールが来まして。

ホッとしたことはしたんですが。

「電話の様子を確認してからでないと、サイトのことがバレたかどうかはわからんっ」と、さらに一人で警戒していたんですが、電話来て話してみたら、ただ単にワタシに無関心だっただけでした。


なーんだ。
よかった。


て、ちっともよくないです。


でもまあ、ナナが無事で、サイトも無事で、とても安心いたしました。


GWの話を少ししまして。
せっかく子供たちを連れて遠出したのに、やたら混んでいて、上の二人は全然喜ばないばかりか不機嫌なばっかりでさー、なんて話を。

「もう、連休に遠出してあげるのやめた」とナナ。
「せっかく連れてったのになぁ」
「そうだよー。 でね、子供たちが今回の雪辱に、ディズニーランドに行きたいって言っててさ」
「ふうん」
「県民の日に行こうと思ってるんだけど」

県民の日って、秋じゃん。
ずいぶん先の話ですね。

「いいんじゃないの。他の県の人は休みじゃないから、混まないしね」
「でもねー、パパは秋から仕事が忙しくなるから、行けそうにないんだって」
「ふうん」
「運転手がいないの」

イヤな予感。

「ふうん」
「パパが『じょりぃちゃんに連れてってもらえば』って言ってるんだけど(笑)」

やっぱり。

「運転手ですか」
「実はもう我が家ではそういう話になってるんだ(甘え声」
「そんな勝手に」
「ディズニー好きのパパの妹に声かければ、喜んで車出してくれるんだけど、子供たちはじょりぃちゃんのほうがいいって言ってるんだよね」

ずるい。
子供たちが「じょりぃちゃんと行きたい」と言ってくれていれば、ワタシは嬉しくて断れません。

「いいよ。一緒に行く」
「無理してるでしょ」
「してないです。行きたいです。楽しみです」


わ、わあい。
ディズニーランドだネズミの国だー。
ハーメルンの笛吹にもらった笛を持っていって、偽善に満ちたネズミ共をすべて海に沈めてやるぞー。いえーい。


ていうかナナ。


アナタ、ホントに、必要なときしかワタシを誘いませんね。


知ってましたけど。


それでもいいや。
連絡来ないよりは。


せいぜい、ナナから「お願いごと」をされる機会が増えるよう、己を磨き、精進したいと思います。
頼りにならなくなったら、きっとワタシ、ナナから忘れられてしまいますから。


電話の後、一抹のさびしさと、それでもかなりの安堵をもって、もそもそとナナワタのリンクを元に戻したじょりぃでありました。
ホントカッコ悪いわ、ワタシ。


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