ナナとワタシ
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ダウナーだった日にナナがランチに誘ってくれた日のことでございます。
おそば屋さんに行きまして。 ナナとワタシ、向かい合って座りましたら、一緒に行った末子ちゃん、どちらの隣に座ろうかしばらく悩んでおりました。
「どうしたの?末子。 どっちに座るか悩んでるの?」とナナ。 「そうなんだけどーーー。 やっぱりママがすきだから、ママのとなりにするー」 「あっそ」とワタシ。
「だって末子、ママのことだいすきなんだもん」
かわいいですね。
「しあわせなママでよかったー」とママに抱きつく末子ちゃん。
たぶん、末子ちゃんの言いたかったのは「あたしを幸せにしてくれるママで良かった」ということなんだと思うんですが。 そのへんまだ言葉が足りません。
「幸せなママって、なんだかすごくアホっぽいねー。なんも考えてなさそう(笑)」と笑うナナ。 そんなナナに抱きついて、末子ちゃんはナナの胸に顔を埋め、なんだかもそもそしております。
「ちょっと末子。 ママの胸さわさわするのやめてよー」とナナ。 「ママのちちのみたい。ちちくれー」
乳くれーってアナタ。 おっぱい飲みたい、ならわかりますが、ダイレクトに乳ですか。
と、ワタシとナナは笑いまして。
そうしたら末子ちゃん、ママの耳元でなにやらナイショ話を。 私の方をちらちら見ながら、なんだかいじわるに楽しそうでございます。 やはり母親が意地が悪いと、子供もキッチリイジワルになるようでございますね。
ナイショ話が終わるとナナが笑いながら「今の話、じょりぃちゃんにも教えてあげれば?」と。
「やだー」と末子ちゃん。 「どうして? 教えてあげればいーじゃん」とナナ。 「おしえなーい」 「教えてよ、末子ちゃん」とワタシ。 「やーだー」 「教えてあげようよー」 ナナもなぜそんなに教えたがるのか。
しかし、「教えて」と頼めば教えてくれないのが末子ちゃんのセオリーです。
ナナもそれを利用して「あそ。別にじょりぃちゃん、聞きたくないからいいって」と。 ワタシも「うん。別にいいや。聞きたくないし」と。
案の定末子ちゃん「おしえてあげてもいいよ」と。
「わたしねー、おふろでねー、ママのおっぱいのてっぺんなめるのー」 「へー。 え?」 「ちちをもらってるのー」 「乳を!」
ナナ、笑っております。
末子ちゃん、ワタシの隣に移動してきまして。
「じょりぃちゃんも、ママのおっぱい、なめたい?」
え。
「そ、そうだね」 「なめたい?」 「うん。 なめたいかも」 ああ、ワタシったら何を言ってるんでしょう。 「ママの乳、おいしいんだよー」 「え。 まだ出るんですか」 「でるよー」
ここでナナの顔を見ましたら「出るわけないじゃん」と。 そうですよね。
「じょりぃちゃんも、ママのちちのみたい?」 「うん。 飲みたい」 <ちなみにマジです 「ほんとにおいしいから」 「ええと、どんな味なのかな?」 「よくわかんなーい」 「甘いのかな?」 「うん。 いちごみるくみたいなあじ」 「おいしそうだね」
ていうか、色的に血乳って感じ?
ナナ、ずっと笑ってましたが。
なんでそんな話、あんなにワタシに振りたがったの? 性悪オンナめ。
って、そんな深い意味ないんでしょうけど。 おかげさまでひとときの間、イチゴミルク味のすんごい楽しい妄想ができましたので、良しとします。
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