ナナとワタシ
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2004年01月10日(土) 不穏なメール展開

一念発起して、ナナにメールすることにしたじょりぃ。
なんだかもうホントに、ぐおおおおおおおおおおっという感じに発起しまして、渾身の勇気を振り絞りました。
第三者から見れば「何をおおげさに」と鼻で笑われてしまうかもしれませんが、我が身の愚かさを思いながら、震える指で携帯メール。

「ワタシにはつまらないプライドなんてないっす」とヘラヘラしていたじょりぃだったはずなのに、やっぱりワタシにもあるんですね。こっつまんないプライドが。
そうです。
たぶん、「こちらから気さくに声をかける」というのが気軽にできないのは、つまらないプライドが邪魔しているんです。

ということで、プライドを捨てて送ったメールがこれ。


お元気ですか?って、昨日の電話では元気そうだったね。
年末からこっち、話ができなくてつまんないなあ。



とにかく、素直になろうと。
なので、「話がしたいな」というニュアンスが伝わるように、じょりぃの小さな容量の脳みそでいっしょーけんめー考えた拙いメッセージでございます。
あまり「せっぱつまった感」が出ないように。リラックスした雰囲気になるように。



返事、来ないし。



お風呂に入ってるのかな、とか、もう寝ちゃったかな、なんて思いながら自分を納得させまして。
とはいえ、クヨクヨクヨクヨ。
ワタシの「話がしたいよー!」という思いは、ちゃんと伝わるのかな。
無視されないで応えてもらえるのかな。



返事、来ないし。



あきらめかけた頃に、メール着信。


話ができないって?
意味わかんない。









ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。




落ち込みました。

意味わかんないんだ。
てことは、向こうは「最近会話が少ないな」なんてもちろん思っていないし、「じょりぃ、もっと話がしたいって思ってるのか」とも思ってくれなかったんだな。


ショックで喉の奥がカラカラに乾きました。
水。 誰か、水をください。 ここはタクラマカン砂漠ですか。

と、ムリにおちゃらけてますが。
やっぱりおもしろくないですね、こういうおちゃらけって。
でも笑ってください。 ワタシも笑います。 はははははははははははは(乾


しばらく微動だにせず落ち込みまして。


いつもなら、ここでもう「これ以上深追いして嫌われたくない。もういいや」と自分の殻にこもってしまうじょりぃですが、今日はもうちょっと勇気を出して。
勇気を出すって言葉自体、いつもなら「さむーーーーーーっ」とツンドラ状態のワタシなんですが。
他に適切な言葉が見つかりません。 サムいワタシでいいですもうこの際。

「ゆっくり話ができなかったからしたかったんだよ」ということと、「今の返事、ワタシちょっと拗ねたよ」ということが伝わるメッセージを送ることに。
「拗ねたよ」を伝えるのも今まではできなかったんですが、これも逃げずに伝えてみようと。

とはいえ、もともとが素直じゃないワタシ。


ゆっくり話をする機会が少ないように感じてつまんないなあと思ったんだけど、
なんだかそう思ったことが今は恥ずかしいです。忘れて。



今読み返すと、目標はとりあえず達成してはいるものの、最後に相手を拒絶してますね。
送ったときは精一杯だと思ったのにな。これなら大丈夫、と。
やっぱワタシって「さびしい」「かまってよ」って大切な相手にはちゃんと言えないんだ。
以前、きょんともそのことでケンカになったことがあります。
「さびしいならさびしいって、そう言ってくれればなんてことないんじゃん! どうしてあたしを責めるような言葉でそれを伝えようとするの?」と。
ふざけて言うのはいつでもできるくせに、肝心なときにこれらの言葉が出てこないワタシは、相手に弱いところを見せられないという弱さがあるのでしょうね。
と、自己カウンセリング中じょりぃ。

どきどきしながら返事を待ちます。


返事、来ないし。


あーあ、スルーかぁ。
当然かもね。
ナナはどんな風に思ってるんだろう。
「じょりぃ、話がしたかったのか」くらいには思ってくれたかな。
「そうだよね。たまにはお茶でもしましょうか」なんて返事を、もしかしたら明日あたりくれるかもしれない。
そうだ。 そう考えよう。

と思っていたら、メール着信。


分かった。








それだけ?







さっきの27倍くらい落ち込むじょりぃ。

ホントにどうでもいいんだ。
痛感。

脱力。

「忘れて」って自分で言ったくせに「分かった」と言われて落ち込む自分にも激しく自己嫌悪。
なんだかいやらしいワタシ。
相手に依存した、話の展開をしていたんだ。


あーあ。それにしても、ナナの気持ちがわかっちゃった。
もういいや。



泣くもんか。
ワタシから涙は出ません。
そういう仕組みになってるはずです。



じゅん。


しばーーーーらく、ひとりで燃え尽きた矢吹ジョー状態。
呆けるじょりぃ。
が、頭の中ではぼんやりといろんなこと考えて。




でも待てよ。
もうひとがんばり。

いつもは引いちゃうとこだけど、どうせあきらめるのなら(といっても、ナナへの想いは消えないと思いますが)、自分の気持ちをちゃんと伝えて見切りをつけられるほうが、あきらめることもあきらめがつきます。


さんざん悩んで、またメール。


なんつーか、冷たいね、キミって。
逆の立場なら私はそんな風に対応できない。相手が誰であろうと。
すごくさびしい気持ちです。
勝手に、と言われればそれまでだけど。




あれ?

今読み返してみると、私の言いたいこととビミョーに食い違ってる内容。
「さびしい」って言いたかっただけなのに。
どうしてワタシってこういうんでしょう。
なんでこのメールで送っちゃったんだろな。

でも送ったときは真剣に考えた内容だったんですよ。
送ってからも、手のひらにじっとりとイヤな汗をかきっぱなしで。

そしてやはりしばらく放置。
いよいよ返事がこないかもな、と手のひらをじとじとさせながら思っていたら、着信。


そうね。全ては私が悪いよね。
いつも私の事を責めているかぎり私は話したくても話せなくなります。




え!?


何? この内容。
ワタシが悪いんですか?
ていうか、ワタシ、ナナを責めたことってあった?

混乱。


何怒ってんの?
全然わかんない。
ワタシのせいで話ができないの?

すぐさま返信。


責めてるの? 私。


しばらくして、着信。


今電話した方がいい?



ということで。

電話に続きます。



あ、メール内容そのまま載せちゃった。
マナー違反です。 マネしてはいけません。 ばれたら相手に殺されますしね。


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