ナナとワタシ
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2004年01月07日(水) なぜ意地を張る?

本日、やっと年始回りに出掛けることができまして。

ひととおり今日の分を終えて、実家にもちょいと顔を出しまして。
ここまで来たから、ナナの家にもお年賀届けてみようかな、と。

会うのに良い口実だし。

というわけで、勇気を出して、電話してみました。

「年始のあいさつに、寄らせてもらえればと思ってるんですけど。一瞬

一瞬て。 どんなあいさつができると言うんでしょう。

まあ、そんな具合にもじもじと切り出すじょりぃに、ナナ

「んーーーー・・・・・・どれくらいで着きそう?」と、気のない返事。

「20分・・・30分くらいかな。今の時間だと」
「んーーー・・・どうしようかな。  今じゃないほうがいいんだけど」

用があるのかな。
それとも来ないでほしいのでしょうか。

「忙しいなら、日を改めてうかがいますけど」
「じゃあ、そうしてもらおうかな」
「ん。 わかった」


じょりぃの勇気、空振り。


「今どこにいるの?」 とナナ。
「実家」
「じゃ、すぐなんじゃん。 なら大丈夫だよ」
「ていうか、声が変だけど、具合悪いの?」

最初電話に出たとき、違う家にかけてしまったのかとすら思ったじょりぃ。

「うん。 実は寝てた(笑)」
「だいじょうぶ?」
「うん」
「ならなおさら今日は遠慮するよ。  明日は?」
「明日かぁ」
「  ・・・・・じゃあいいよ。 ついでのときに、通りすがりにでもポストに入れておくから」

それって「年始のあいさつ」と言えるんでしょうか。よくわからないんですが。

そして、自分からこう言っておきながら、「そんなこと言わないで、寄っていってよ」と以前のように言ってもらえることを期待していた他力本願なじょりぃだったのですが、ナナの答は

「ん。 わかった」


・・・・・・・・・。


わかっちゃったのか。

それでいいのか。

ふうん。




落ち込み。




ワタシもワタシなんですけど。
以前なら、そのためだけにナナの都合に合わせ、ナナの家まででかけていたんですから。
やっぱり意地張ってるんだワタシ。
ワタシにはそんな権利まったくないというのに。
なにやってんだか。
すっかり身の程知らずになってしまっております。


で、意地張ってたのもあったし、実際これから数日はアポが詰まっていたということもあったしで、今日そのままナナの家に向かい、隣家の犬に吠え立てられながら、お年賀をポストに投函。
もちろん、誰にも会わずに帰って参りました。


帰りの車の中で、胃がキリキリしくしくしはじめまして。

胃に来るくらいクヨクヨしてるのなら、スナオになつけばいいものを。


なぜできない。
なつくのはワタシの得意技なのに。
他の人にはやりすぎなくらいなつくのに。


夜になって、ナナからメールが来ました。

「結局今日来たんだね。顔出してくれたら良かったのに。ありがとう」と。

ちょっと浮上。

でも、ホントはそんなこと思ってないんだろうなという自信があるのですが。
これって、ワタシ、曲解しすぎなんでしょうか。
だとしたら、どうしちゃったのワタシ。


昨日も書きましたが、ナナのことより、自分のことがよくわからなくなってるみたいです。
ちょっと心配。 自分が。


早く脳天気(死語)なワタシに戻りたいものです。
あ、今も脳天気は脳天気なんですけど順調に。
ナナに対しては、ネガティブでシリアスな、哀愁漂うじょりぃ。ひゅるりーらら。
これでは「じょりぃのさびしそうな横顔がステキ!」とモテモテ状態になってしまい、じょりぃ、ずっと横向いてないといけなくなってしまいます。

なんてことになれば、もうナナのことなんてどうだっていいんですけどね。

と、ナナに聞こえないところで無理に憎まれ口叩いてるワタシったら、「最低博物館」ができたら、陳列してもらえるかもしれません。
便所の隅っことかに。
トイレじゃなくて、便所ね。便所。




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