ナナとワタシ
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2003年11月23日(日) キスとえっちとハグ、どれが好き?

ナナと電話で、話の流れでAセクについてちょろっと。

「えっちはもちろんキスもイヤ、という人もいるんだよ」とワタシ。

「へえ。 もったいないね」

「もったいないっていうのもさ、ワタシたちの感覚でモノ言ってるわけだからさ、そんなのもったいないかどうかなんてわかんないじゃん」

「あたしがもったいないって言ってるのは、キスっていいのにできないのがもったいない、っていうことじゃなくて、キスだのえっちだののせいで、その子の足かせになっちゃってるとしたらもったいない、ってことだよ」

「ああ。そういう意味ね。 ワタシはキスって好きだから、勝手に勘違いしちゃった(赤」

「好きなの? キス」

「は?」

「じょりぃは好きなんだ?キス(笑)」

「す、好きですけど」

「どうして?」

「どうしてって・・・・好きじゃないの?」

「(笑)」

どうして答えてくれないんでしょう。
好きじゃないんでしょうか。



しばらくキスの話から遠ざかったあと、気になったので話の流れを見てふたたび話題を戻すワタシ。

「じゃあさー、キスとエッチとハグ、どれがいちばん好き?」

「えーーーーー?・・・・・んーーー、  じゃ、ハグかな」

「へーえ」 キスにしといてくれよ。という問題ではありませんが。

「えっちもさー・・・(笑)」

「え?」

えっちも、なんですか? 好きなんですか?


あまり生々しいことは聞きたくないんですがアナタの口から。
でも聞きたい。 揺れる乙女心。

「なんて言ったらいいのかな・・・・うーーーん・・・」もじもじしているナナ。

「・・・・・・・・・」そわそわと待つじょりぃ。

最後の段階が、好きじゃないんだよね(笑)」

「最後の段階?」

最後の段階って?


様々な「最後の段階」が脳裏を駆けめぐるじょりぃ。
どこからが最後なのよ。
段階って何?
ストレートにアノことですか? ソフトにアノことですか? それともアノこと自体ですか?


「そう。最後の段階(笑)」

「最後の段階・・・・って、どこが最後よ?」

「途中までは好きだよけっこう」

それはよかった。
って、いいのかな、悪いのかな。よくわかんないや。
それどころじゃないしなんとなく。

「最後の段階って、どこからが最後? なんかいろいろ頭の中を駆けめぐってしまってるんですけど」

「・・・ちょっと! 自分の体験と照らし合わせて変態的な行為を想像しないでよね!」

「なんだそれ!」

「フツウの想像してよ。とんでもないプレイとか(笑)してないんだから。  何考えてるの?じょりぃ」

「ふ、フツウのこと考えてると思うんだけど・・・・だから最後ってどこよ!」

「(笑)    あのねー、どっちかというと、えっちそのものよりも、えっちに至るまでの感じの方が好きかな」

話そらしましたね。 あの、最後の段階の話は・・・<くどい。

「ああ。わかるわかる」

「そうなるまでのかけひきとか、焦らしたり焦らされたりとか、そういう感情の高ぶりが好き」

「なるほど」 じ、焦らしたり焦らされたり? か、感情の高ぶり?

「してみちゃうと意外とがっかり、みたいな(笑)」

「はははははは」


・・・と笑ってますが。

とても緊張した会話でございました。
あまりこの手の話はふたりでしないもので。


「なんかさ、つきあってるときでも、そろそろえっちかな?なんて頃までがいちばん楽しいよね。ドキドキして」

とナナ。



キミ、けっこうこっちの素質あるんじゃないの?
と、根拠もなく、なぜかなんとなくそう思ってしまったのですが。



ていうか、もし万が一ナナと相思相愛になったとしても(ならなそうだけど)、常に行為に至る手前の寸止めでいるのがベストみたいですね。
がっかりされたらイヤですからねえ。
でも、それってヘビの生殺しとかいうヤツですか。


性欲強くなくてよかった。
それに、けっきょくのところ、ワタシも似たようなもんだわ。
それまでが楽しい、ワタシも。
いや、しても楽しいけど。
ていうか、したほうが楽しいかなやっぱり。
なんでもいいのかもしれませんが。



ところで、最後の段階って、やっぱアノことかな。
でもなんでキライ?
よくわかんないや。


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