ナナとワタシ
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2003年10月07日(火) けんちん哀歌

夜11時頃、ナナから電話。
正確には末子ちゃんから電話だったのですが。その会話は割愛。
ナナに代わって。

「長女が留守電入れておいたはずなんだけど」と。

「入ってないよ」
「夕方から夜にかけての時間に、電話してたよ」
「携帯かな。  ・・・・・やっぱ入ってないよ」
「そう。 あのね、けんちん汁作り過ぎちゃったから、取りに来ないかなと思って電話させたんだけど」
「取りに行く。  って、もう遅いからダメだよね? 今も末子ちゃんに遊びに来いって言われてたところだったんだけど」
「うん。今日はもう寝かせちゃうから。明日取りに来てもらってもいいんだけど」
「じゃ、明日行く」

やった。久しぶりに顔が見られる。

「ところで、長女ちゃんの留守電はどうしちゃったんだろう。ていうか、誰にかけちゃったんだろうね」
「きゃはははははははははは。全然知らない人の留守電に『けんちん作ったから、鍋持って来れば』とか入れちゃったのかな。きゃははははははは」
「わはははははは。しかもその人、来ちゃったりして本当に」
「どうしよー。玄関開けたら、知らない人が鍋持って立ってたら
「『こちらでけんちんもらえるって聞いたんで〜・・・』とか、申し訳なさそうに言ってたしりてね」

と、バカ話で大笑いしていたんですが。

長女ちゃん、ホントにどこに電話してしまったのでしょう。
市外局番1桁違いで、よくとある会社と間違えてウチにかかってくるんですが、そこかしら。
だとしたら、翌朝、事務員さんが出社して留守電聞いたときに「じょりぃちゃん?あのね、ママがけんちん作ったから鍋持って来ればだってさ」とか流れてきたら、楽しいでしょうね。

で、本日、鍋持って行ってきました。
なんだか相変わらず忙しそうだったので、ホントに鍋にけんちん汁を入れていただき、そのまま玄関だけで帰ってきてしまったのですが。
相変わらずそっけなく冷たかったです。

さびしい。

ワタシに気のないのは知ってますけどね。
ちょっとくらい、なんかこう、おしゃべりとかですね。
って、ワタシもかなりそっけなかったので、お互いさまですけど。
ナナがそっけないのは、ワタシに気がないという前提がありますのでムリもないんですが、
ワタシがそっけなくすることについては、なんだかワタシ何かを間違えているんじゃないかという気もしないではありません。

で、鍋からこぼれないように、玄関先で袋で縛ったりさらにその鍋を袋に入れたりしてくれていたんですが。

ナナったら、今日はまたもや襟の大きく開いたカットソー。
かがんで一生懸命作業してくれておりまして。

ああ、神様ありがとうございます。

今まででいちばんよく見えました。胸。
今回は、ナナに気付かれている心配はないでしょう。余裕のじょりぃ。
けっこうじっくりと見てしまいました。

ちょっとそっけなくされたくらい、なんだと言うのでしょう。
今日は良い日ですね。


車に乗り込みながら、
「ねえ。いつになったらヒマになるの?」

と、突然、拗ねモード系質問をぶつけるじょりぃ。

「んーーー・・・」
「いいけどさ。別に。ちょっと訊いてみただけ」しゅん。
「月末に出掛けない? 子供たちも連れて」
「うん」
「それでもいい?」
「うん」

うん。 とは言ったものの、なんかスッキリしないなあ。
自分がヒマだった頃は、ワタシが忙しくても連日呼び出したりしたくせに。
「さびしいよー帰んないでよー」なんて言って、無理矢理引き留めたくせに。

まあ、あれは幻だったということで。
と、自分を納得させるじょりぃ。


悲しみじょりぃ。


あ、でも胸の谷間見られたからいいか。
と、単純なワタシ。


それだけで、あと5年は片思いいけるな。
と言い切れるところがまたかわいそうです。自分。
たかが谷間で。
されど谷間なのよ。
ていうか、自分を納得させるのが得意なのワタシ。

いえーい。


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