ナナとワタシ
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昨日、ひさーーーーしぶりに、ナナ宅へ遊びに。
「あたし、来てもらってもあまりおかまいできないかもしれませんけど」 「今回あらためて言われなくても、いつもそんな気がします」 「そっか(笑)」 「いずれにせよ、子供たちの顔が見たいのですよ」 「なら来れば」
子供たちがなついてきてくれなかったらどうしよう、なんてドキドキしながら。 今回の訪問の目的はまさに子供たちと遊ぶことだったのです。
行ってみたら、全然心配いりませんでした。
子供たちみんな、母親ナナより全然気が利いてやさしくてですね。 おまえ見習えよナナという感じです。
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4歳・末子ちゃんのサービス。
「お股見る?」
・・・・・・見せてくれました。
ていうか、見たくなかったんですが。ホントに。 かなりしつこかったです。 見ちゃったあとは、どうしても母親のも想像してしまって、なんだかイヤです。自分が。 いえ、もちろん、克明に見たわけでなく、パンツ脱いで目の前で立っていた姿を、油断してたときに見せられちゃっただけなんですけど。一瞬。 やっぱできれば見たくなかったな。 せっかくのサービスですが。 ノーサンキュウでした。
ナナが同じサービスをしてくれれば。
よろこぶ間もなく気絶しそうです。 なんだ、もったいない。 しっかりしろじょりぃ。
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小4・次女ちゃんの気の利きよう。
ナナが夕飯の支度の途中で、長女ちゃんを塾に送りに行き、じょりぃ・次女・末子の3人で留守番をしていたときのこと。 「じょりぃちゃん、ビール飲みたいんじゃない?」 「うん。飲みたい」
美人ふたりにお酌され、良い心持ちのじょりぃ。
「じょりぃちゃん、おつまみがほしいんじゃない?」と次女ちゃん。 「ビールだけで十分ですよ」 「次女がウインナー焼いてあげようか?」 「ママの留守中に火を使うと危ないから」 「だーいーじょーぶー。・・・ねえねえ、次女が作ったら、食べる?」 「う、うん」 「じゃ、焼いてあげるね?」
上手に、おいしく、タコさんウインナーを焼いてくれました。
「タコさんじゃん!」 「そうだよ」<照れ笑いしててかわいい 「じょりぃちゃん、作ったことないよ。タコさんウィンナー」 「ええええ? 大人なのにー?」 「うん」 ぽ。
ナナが帰ってきてから「ビール勧めてくれた上に、つまみにタコさん焼いてくれたんだよ」と報告。 「すごい!次女ちゃん、気が利くねー」 「ね」 「お酌もしてもらったの?」 「うん。ふたりから」にこにこにこ。 「じゃあ、お席料いただかないと」 「 え 」 「当然でしょ? うちの子は高いよ」 にっこり。
本気だな。
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中1・長女ちゃんの気の利きよう。
11時を過ぎてもなかなか寝ない長女ちゃんと次女ちゃん。 「もう寝なさい」とナナ。 ぐずぐずする子供。 「じょりぃちゃんいると寝ないんだろうな。 じゃ、帰るよ」とワタシ。 「ダメ! ちゃんとすぐ寝るから帰らないで!」と次女ちゃん。 それ、次女ちゃんにとって意味ないんじゃ・・・。
「寝なそうだから、帰る」と腰を上げると 「え? 帰っちゃうの?」とナナ。 子供たちが寝れば、ふたりでゆっくり話ができるはずだったのです。 「うん。だって寝ないんだもん」 「じょりぃちゃん、いなよ。ちゃんと寝るからあたしたち」と長女ちゃん。
「でも今日は帰るよ。ママも眠そうだし」 「眠くないけど」 「眠そうだよ。眠いって言ってたじゃん」 「眠いけど」 「眠いなら帰るよ。いた方がいいのならいるけど。どっちでもいいのなら帰る。ワタシも仕事があるし」 「・・・・・・」
返事がなかったので、よっこいしょとバッグを肩にかけたとき
長女「じょりぃちゃん、ママ、帰んないでほしいんだって」 じょ「え?」 長女「ママ、帰んないでって言えないんだよ。 ね?ママ」 ナナ「そうなんだよー。かえんないでー(変な声)」 長女「ママきもいよその口調ー」 じょ「わははははははは」 長女「この人、スナオじゃなくてゴメンねじょりぃちゃん」
バツの悪そうなナナの顔。 ママの顔見て「してやったり」とニヤニヤしてる子供たち。 そしてたぶん嬉しそうな顔のワタシ。
なんかもうホント。 娘たちの方がよっぽどママより気が利いてますね。 サービスいいし。
見習いたまえこのやろう。
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