ナナとワタシ
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ワタシ、本当に外ヅラがいいのです。
実はワタシ昨日は、ここしばらくなかった落ち込みぶり。 日頃テキトウで楽観的で「なんとかなるさ」なワタシが、悲観的に絶望的に、かなり追い込まれておりました。 食欲もなく、出るのはため息ばかり。 ため息をひとつつくと、ひとつシアワセが逃げるとTBSラジオの人生相談でも言っておりましたので、ため息つくたびに「あ!またシアワセが・・・」とさらに落ち込むじょりぃ。
しかしまあ、昨日の日記でも書き込みなどでも「じょりぃ、どうもかなり落ち込んでいるらしい」とは思われなかったと思うんですが。 そう思ってるだけで、実はみなさん、こっそりと祈祷師を頼むほどにじょりぃの様子を心配なさっていた、とかだとえらいカッコ悪い話ですが。
まあ、これが外ヅラの話ですね。
では内ヅラはと言いますと。
まず、なっちゃんが仕事に来たときに、言っておきました。
「今日、落ち込んでるから、暗いけど気にしないでね」と。 伝えておかないと「怒ってるのかな?あたしなんかやっちゃったかな?」と不安にさせてしまいますからね。
「うん。わかった。気にしないでゆっくり落ち込みなよ」
なっちゃんも心得ております。友とはありがたいものです。
きょんが仕事から帰ってきても
「今日、ダメ。もう、や」とワタシ。 「どしたのー。だいじょうぶー?」 「だいじょうぶじゃないかもしれないけど、ほっといてね」 「えー。どうしたらいいんだろう? 何かできることある?」きょん、おろおろ。 「そう言われると余計プレッシャーだから、ほっといてくれればいいから」 「そう・・・・何かあったの?」 「あったけど。 あとで話すよ」
しばらくしてきょんが気を遣って「何があったの? 話せる?」とふたたび。 「・・・・・・」 「誰かに何か言われたの?」 「・・・・・・」 「ミスしちゃったの?」 「話したくないんだよ。今は。めんどうなの。思い出すのもイヤなの」 「・・・・・そう」
勝手です。 スミマセンねえ、内ヅラチームのみなさま。
話して発散できる方もいらっしゃるかと思いますが、ワタシはひたすらこもってしまいます。 なぜなら話すのがおっくうだからです。それだけ。 話したって、ワタシの気持ちなんて相手にわかりゃあしませんから。け。てな具合です。 特に、文章と違って、会話って伝えづらい。 じっくりと考えながら話を進める、という作業が、会話というカタチではワタシにはとても難しいんですね。
でも、実は昨日、話したい相手がおりました。
そう、ナナです。
ナナにやさしくしてもらえば、「じょりぃならだいじょうぶ」と言ってもらえれば、かなり復活できるような気がしておりました。 日頃冷たい相手に、ちょっと甘えてみたかったんでしょうね。
電話してみようかな、落ち込んでるときにまさか冷たくしないよな、なんて悩んでいたんですが、これってかなり危険な橋です。 ナナの気分・状況次第では、冷たくされてしまって、落ち込みは回復不能な状態にまでなってしまいます。 そうなれば3日間くらいは寝込むことになります。 ただでさえ仕事が終わらないのに。マズイです。
しかも、ワタシもナナに電話をしたところで「これこれこういういろんなことが重なって、今最悪の精神状態」という話をするつもりはないんです。 話したって、ワタシの気持ちなんて相手にわかりゃあしませんから。け。てな具合です。<コピペ だとしたら、ナナに対して失礼ですし、ナナは心配して気になって眠れなくなってしまうかもしれません。 対応は冷たくても、心配はきっちりしてしまうという、ある意味大変損な性格のナナであります。
というわけで、自分一人でなんとか乗り切って。 「イライラ・不安感も解消する頭痛薬」なんてものも飲んでみて。 サイトの更新なんかもうーうー唸りながらもやってみて。(眉間にシワ寄せて、あんなアホなこと書いてたんですよワタシ)
朝になったら意外にスッキリ。 鬱状態からちょっと抜けたらしく。
で、本日。 夕方になって、思いがけずナナから携帯へメールが届きました。
元気ですか。私は元気です。
またもやタイムリーです。見られているのかもしれません。きょろきょろ。
いつもなら「元気ですよ」と元気がなくても送るのですが、先日来のナナの言動(あたしには大事なこと何にも話してくれない、というヤツです)がちょっと気になったので、素直なメールを送ることに。
実は仕事に追いつめられていて、昨日はかなり深い鬱でした。今日はだいぶ復活してます。 声聞きたくて、昨日何度か電話しようかと悩んだんだけど「もし今冷たくされたら立ち直れないかも」と思い(失礼か)やめておきました。 そちらが元気ならよかったです。 どうしているか気になっていたので。
じゃあ今日うち来れば? くるならビデオでも借りてくるけど。 と言っても忙しいでしょうから無理しなくてもいいけど。 もう今日は元気になったんだっけ。
あ。気を遣ってる。やさしいですね。
すごく行きたいけど、仕事しなきゃ…。 お気遣いどうもありがとう。
そうか。じゃあ頑張っちゃえ。 電話もしない方が良さそうだね。 では無理しないように。
ありがとう。がんばるよ。
なんか元気なさそうだね。本当に大丈夫なの? 電話した方がよければかけるけど。 12時過ぎに電話いれようか? それまでひと頑張りすればだいぶはかどるかな?
ありがと。 でも話をするのもおっくうなので、電話はいいよ。 気をつかってくれてるのにスミマセン。 心配しなくて大丈夫ですから。 そっちはホントに元気なのかな。
わかった。こちらも全く元気なのでどうぞお気遣いなく。
いわゆる「やさしげな言葉」はかけてくれませんが、やっぱりやさしいみたいですねこの人。 それに比べて、じょりぃの偏屈なことよ。 でも「話したくないから電話しないで」と伝えられたのは、ワタシにとってはかなり心を開いた行いでございました。 そのへん、伝わってくれていればいいんだけど。
しかし考えてみれば「声聞きたかったんだーぐすん。でもアンタ冷たいからさー」みたいなメール送っておいて、相手が気をつかって「うちに来る?電話しようか?」と言ってくれているのに「話、したくない」と答えているワタシってどうなんでしょう。
「ワタシは落ち込んでいます」と伝えることができ「でもほっといてよ」と言えることが、ワタシにとっての最大級の甘えの表現なのかもしれませんです。
今日はその甘えにつきあってくれてありがとうナナ。 そしてゴメンゴメン。
ホントはギュッと抱きしめて胸に顔を埋めさせてくれたりすると一気に元気になりそうなんですけどなんて口が裂けても言えません。 言えないけどいつか実行し(以下強制終了 ぴーーーーーーーーーーー
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