ナナとワタシ
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2003年05月08日(木) やきもちのやきかた

「ねえ、じょりぃって、友達の彼とか好きになってしまったことある?」

「あるよ」

「どうするの? そういうときって」

「なんも気にしませんが。しょーがないじゃん、好きになっちゃったら」

「あたしはもう、友達の彼って時点で、好きにはならない。対象外」

「ふうん。『友達の彼』って、魅力的な状況だと思うけどなあ」

「・・・意外とヤなヤツだな」

「え」

「あたしは魅力的な状況なんて思えないなー。
それに、もし好きになっちゃって、もしうまくいっちゃったとしても
いろいろ気になっちゃって、すごくつらいと思う」

「いろいろって?」

「いろいろさー。
『その子のこといちばん好きだったときより、あたしの方が好きじゃなきゃイヤだ!』とかさー。
どんなことでも自分とその子を比べて、いちいち『あたしとその子とどっちがいい?』って確認したくなっちゃうと思う。 ウザがられるほどに。
でもそんなこと絶対したくないし。 でもすごく気になるし。
どうしていいかわからなくなっちゃうもん」

「・・・かわい〜」 

「かわいくないよ」

「やきもちやきなんだ」

「そうなのかなー。でも、だからやかないんだよ。
そういう状況に自分を置かないようにするの。
カッコ悪いじゃん、そんなの。カッコ悪い自分なんて、見せたくないじゃん」

「ふうん。(やっぱりカッコつけのすまし屋だったか)
・・・パパはそういう思いをさせないわけ?ママに」

「させられたことあるよ。
昔つきあってた子のこととか、そんなことまで言うかなーってことまで聞かされてさ」

「んーと、 えっちなことも含めて?」

「まあね。って言うか、それがメインだったかな、その時は。ホントにイヤだった。
なんて・・・あれ?なんだっけ?・・何がない人って言うんだっけ?」

「デリカシー」

「そう。デリカシーのない人なんだろうって、腹が立った」

「なんか、意外とかわいいんだね」

「そういう問題じゃないじゃん」

「知らなかったよ。
全然気にならないし、やきもちなんかもやくタイプじゃないと思ってた。
日頃のカッコつけの成果だね(笑)」

「なんだそれ(笑)。じょりぃは気にならないの?」

「気になるけど、昔のそういうの聞くの、すごく好き。
相手にいやがられるほど詳しく聞きたがったりしちゃう。にやにやと。
で、聞いておきながら、そのあときっちり腹が立ったりして(笑)。
でも聞くと『おお!私の知らないこの人が!』て感じで、なんかワクワクするんだよね。」

「変わってるねー。変だよ、それ」


やきもちの焼き方も100人いれば100通りなのでしょうね。
みなさんはどんなタイプでしょうか。

七輪とアミ使って、いい頃合いにぷくーっと膨らむまで
とかいうボケはなしですよ。 言っときますが。


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