Memorandum − メモランダム − 目次|過去|未来
「派遣、強行するな」 市民や議員らが反対集会 別に「自衛隊派遣反対」という意見自体は、ひとつの政治論としてあってもいい と思うのだが、ただその帰結が決まってテロリストの擁護または代弁にしか ならないというところにこの問題の本質があらわれているように思う。 例えば、 >会場からは「イラクの治安悪化で小泉政権が動揺しているのは確か」 >「今が正念場だ」といった発言が相次いだ。 というのは、殆どテロリストの論理と変らないのである。 それにだいたい、土井たか子なんかを先頭に担いでいる時点で、もう終っている。 イラク問題でテロの恫喝に屈してこの先、北朝鮮とか中国のような近隣軍事国家 との対応で日本にどんな態度を取らせたがっているのか、見え見えなのである。 自衛隊派遣「心配している」…河野議長が就任会見 長らく政界の片隅に燻り続けていた状態から議長席の高い所に上がって 脚光を浴びたので、例によって錯乱しているらしい。洋平が政治家として どんな思想信条を抱いていようと自由だが、公正中立であるべき議長が就任会見で それを披瀝して、今後の国会審議に水を差す馬鹿がどこにいる。土井たか子だって 議長時代には自分の立場をわきまえてその手の政治的発言はうかつには口に しなかったというのに、この河野一郎の息子は66才にもなっていまだスタンドプレー しかできないらしい。かつて消費税導入の法案採決の時には自民党議員でただ1人 (正確には2人)欠席した前科の持ち主だけに、この分では、自分の気に入らない 法案の審議になったら議長の立場を忘れてボイコットしかねない様子である。 民主党:鮫島議員の処分検討 「比例は公明」問題で これは、どう考えたって比例と自分の選挙区とで公明=創価票のバーター取引をやっ たとしか思えない。この民主党議員は選挙区では落選しているので、結果としては うまく行かなかったようだが、公明党の力がなければ立ち行かないのは自民党であれ 民主党であれ同じであるということをはしなくも暴露してしまった。:先日も書いた が、2大政党制などと言っても結局、どっちかが圧倒的得票で単独政権を樹立しない 限りは公明党を駆逐し得ないという政治状況は変らないのである。 菅内閣」閣僚名簿が白紙に…小沢氏「変な話だ」 変な話だと閣僚名簿に記載された本人が思っているぐらいだから、 まして有権者にとってはもっと理解に苦しむ話である。 今までもここで何度も書いて来たが、本気で政権を取るつもりなのなら 選挙限りでの場当たりで思い付きな発想ではなく、普段からの原則の 積み上げが大事なのである。結局、菅直人という政治家は長年の野党ボケ から頭が切り替わらず、次の政権を狙う野党第1党の党首としては相応しくない。 民主党は次の選挙で大敗したくなかったら即刻、党首をすげ替えることであろう。 「おわび」声か細く、元同僚は恨み節…辻元被告初公判 >土井前党首は20日、事務所を通じ、「辻元さん、五島さんの問題は私自身の選挙 >にも党全体にも大きく影響したと思う。公判については厳粛に受け止めたい」とコ >メントした。 まるで他人事のような言い草だが、五島は土井の秘書、そして辻元はその五島の指 南で給与詐取を、しかも議員会館の土井の部屋で謀議したのではないか。 それなのにこのコメントからは、その自らの責任に対する反省は全く窺えない。 ただ、この給与ネコババの件さえバレなければ選挙も楽勝だったのに運が悪かった、 と悔しがっているだけのようである。 >一方、社民党内では、辻元被告の事件が衆院選大敗の一因になったと >受け止める声が多い。 最初の自衛隊派遣反対集会風に言えば、民主党合流を望む反土井派議員の間ではさぞ、 「辻元の裁判で土井院政が動揺しているのは確か」 「今が正念場だ」といった発言が相次いだ、 のだろうね。
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