Memorandum
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2003年11月18日(火) 菅・小沢・真紀子、そして土井・・・民主党版「オール怪獣大進撃」只今好調撮影中!

田中真紀子氏、民主党会派入り

かつてロッキード事件で被告の身に置かれた田中角栄は自民党を離党し、
以後ずっと無所属で通したが、実際には「田中軍団」を率いて政界を支配
し続けた。それは金権政治と言われたが、元々人望があったからこそ
角栄に人が付いてきたのである。
だが真紀子は大口叩いても無所属では何もできないし誰にも相手にされない。
だから民主党「入党」ではなく会派入りという姑息な方法でとりあえず軒を借りて
おいて、いずれは母屋も乗っ取ろうという魂胆だろう。
既に母屋の座敷奥深くにまで入りこんでいる男(小沢)が、その手引きをしようと
待ち構えているのである。
小沢は「いつも足し算しかできない男」と言われる。
非自民連立政権で、近頃自民党本部に肖像画が復活した「軽くてパー」こと海部を
担いだ時も、血迷った中曽根が「海部クンを支持」などと言い出したため
社会党右派が逃げて行くという引き算が頭になくて敗北した。
成功したかに見える今回の民主党と自由党の合併でも
それで逃げ出した票がたくさんあったのだ。
この上、真紀子、そして更に社民党土井一派も引き入れれば、
民主党はさながら政界化け物屋敷か怪獣ランドの様相である。
選挙中、真紀子は菅を批判していたのだが、やれ、マニフェストだ、
何だとか言って誇っていた政策の整合性はどうなるのだろう。
かつて民主党の達増(元自由党)が外相時代の真紀子を「虚言癖、精神分析の対象」
と攻撃していたが、今や民主党そのものが「虚言癖、精神分析の対象」である。



自公、18日に党首会談=連立政権合意書に署名へ
小泉政権の変質だ=自民・保守新党合併で岡田民主党幹事長

マスコミ総応援団で民主党勝利のための一大キャンペーンを展開したのに
完敗した悔し紛れからか、選挙が終ったら今度は公明党との連立を標的にした
自民党攻撃が始まった。
特に、「公明党=創価学会の協力・支援がなければ自民党は選挙で勝てなかった」と
鬼の首でも取ったかように騒ぎ立て、創価票抜きなら民主党第1党だったはずだと
か、仮定の計算で得た数字を弾き出して喜んでいる論調もあるぐらいである。
個人的感情論から言えば私も公明党=創価学会は嫌いだが、
しかし現に存在するものをなかったことにして空想を描いて見せることに何の意味が
あるのか理解に苦しむ。
そもそもこの手のアンチ自民論者たちは、細川・羽田という公明党が参加していた
非自民連立政権があったことは都合よく忘れているらしい。
また、もし次の総選挙で与党が過半数割れして民主党が第1党になるようなことが
あっても、公明党とは絶対組まないと確約、それこそ「マニフェスト」できるのだろ
うか。
そんなに自公が連立しているのが気に入らないのだったら、民主党が来年の参議院
選挙で負けれるようにすればいいのである。
そもそも自民党が公明党と組むきっかけになったのは、参議院選挙で敗北して過半数
割れしたことが原因だったからだ。
したがって来年の参議院選挙で自民党を圧倒的に勝たせて単独過半数を回復させて
やるのが、公明党を政権から追っ払うための第1歩である。
少なくともこれから最低、衆議院選1回、参議院選では2回も勝たなければ単独政権
の取れない民主党なんかに期待するよりは、ずっと早道なのである。


1000万円流用し買収工作 日テレ視聴率操作

この問題が表面化してからというもの、テレビ局の視聴率偏重主義への批判が
高まっているのだが、その前に、そもそもビデオリサーチ1社の、しかもたった300
世帯だけの調査対象が基準で全てが評価されているという、視聴率システム自体
のあり方が問題なのではないのだろうか。
例えば新聞や雑誌だって、多少眉唾ながら公称何千とか何百万部の発行部数が
対象になっているのに、たかだが300程度の対象が基準になっているというの
は、クライアントである広告主を騙すにもあまりにいい加減過ぎるというものだ。
視聴率主義を正して番組の「質」で評価されるべきだ、なんて言ったって、
結局じゃあ何を基準に測ればいいのか、客観的な尺度はあり得ない。
番組の「質」は「王監督侮辱問題」の時のように視聴者の良識でチェックされるしか
ないのである。
むしろビデオリサーチ1社に頼っている方式を改め、民放各社で金でも出し合って
視聴率調査会社でも設立して複数の調査体制を確立し、
そして更に調査対象サンプル数ももっと増やして万単位でより正確で厳密な数字を
弾き出せるように適用する方向で是正することを考えるほうが現実的なのではあるま
いか。




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