Memorandum
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2003年10月26日(日) 菅内閣が実現したら外務大臣は真紀子なのか?


鳩山氏も主要閣僚に−菅氏 苫小牧市内で記者会見

タトゥーに「次期首相です」=菅民主代表、小泉首相と火花散らす

民主党の選挙CMでも、「閣議で指示をする菅首相」を演じていたが
政権交替の現実性をアピールしているつもりにしても、
何だか、政権ゴッコのおママごとをやって嬉々として遊んでいるようにしか
見えないので、こっちが恥かしくなってくる。
もっとも、選挙は水もの、
特に小選挙区ではその個々の当落でオセロゲームのように勝敗が転じてしまう
こともあり得るわけだから、政権交替の可能性が全くないわけではない。
しかし「菅首相」の実現というのは実際の話、どれくらいリアリティを持って
有権者に受けとめられているものだろう。
そもそも、民主党関係者自身、どれくらい本気なのか。
例えば菅を担ぎ上げている小沢一郎は、次のように言っている。

「菅直人首相」のメはどのくらい?
> いまや、民主党の二枚看板の一人として、菅政権の産婆役のような立場
> の小沢一郎さん(旧自由党党首)は、菅さんに首相が務まるか、と問われて、
> 「小泉さんでもやってるんだから大丈夫、務まるよ」
>  と言ったという。この発言はややこしい。
>  小泉は口先だけのパフォーマンス政治家で中身は空っぽ、と小沢さんは
> ことあるごとにこきおろしてきた。そんな小泉と比較して大丈夫では、菅さんも
> 〈小泉よりはまし〉という程度か、菅さんこそ、ではないのか、と思われてしま
う。

なーんだ、
またしても例の「御輿は軽くてパーがいい」だったのか。
小沢って、海部〜細川の時からちっとも変らない。
しかもそれで大体失敗している。
今回もどうせ菅は使い捨てで、その後で党内を引っ掻き廻そうという
魂胆なのだろうけど、
この人の実力なき実力者振りもいい加減、
底が割れて来ている。


「党の顔」地元に張り付く=剣が峰の土井氏、必死の訴え−
> これに対し、土井氏は演説では拉致問題には一切触れず、
> 「専売特許」である憲法改正反対を愚直に訴えている。
> だが、支持者からも「護憲一本やりの土井さんの時代は終わった」
> (労組幹部)との声も漏れる。
> 「土井さんが負ければ党も終わる」(関係者)。
> 社民党の屋台骨を支えてきた「党の顔」は剣が峰に立たされている。
 
まさか土井は落ちないんだろー、
と思っていたが、想像以上に厳しいようだ。
何はなくともただ護憲、
やりたいことは、とにかく護憲。
しかし憲法は国家国民のために存在するのに、
憲法のために国家国民が存在すると思っているのだから、
本末転倒している。
そう言えば、土井が社会党委員長に就任した時の総理って、
中曽根だった。もう17年も前の話である。
土井にももう、社民党を道連れにお引き取りいただいたほうがよいのではないか。


母に甘えたい…4歳児の願い届かず 名古屋・虐待死事件

> 名古屋市昭和区で母親と交際していた高校3年の少年(18)に
> 虐待されて死亡した4歳の男児は、日ごろから「お母さんに甘えたい」と訴えていた。
> 少年をかばった犯人隠避の疑いで逮捕された母親の森島彩容疑者(28)は
> 「捕まれば彼に会えなくなる」などと供述しており、男児のささやかな願いは届かなかった。

痛ましいというか、哀れというか、
「子供は親を選べない」というが、
ほんとにこんな親のもとに生れてきた子供が可哀相だ・・・。

それにしても、何というのか、
私が言うのも何だが、
精神が未熟なままただ肉体だけ大人になったような人間が多すぎる。
先日も、小学5年生の教え子を強姦しようとした教師の事件があったが、
「親」であるとか「教師」であるとか、そういうもろもろの社会的存在としての
自己認識の欠如した大人がただ本能と欲望の赴くままうようよ生きている
というのは恐ろしいことだ。
何故こんな世の中になってしまったのだろうと、つらつら考えてみると、
説教じみたことを言うようだが、やっぱり、バブル時代を挟んでここ20年あまりの間、
ただ自分さえよければいい、
そして、その場その時の刹那的で即物的な享楽をひたすら満たせればいい、
という風潮が蔓延し、
社会や人間を律してきたモラルとか規範とかいうものが悉く破壊されてしまった
せいのように思える。


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