Memorandum
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2003年10月11日(土) 志位さん、共産党のマニフェスト(=宣言)は勿論マルクスの『共産党宣言 Manifest der Kommunistischen Partei』ですね?!

さて、衆議院解散、総選挙である。
見所は、社民党と保守新党が生き残れるのかどうか、
だけであろう。
政権交替はまず、不可能である。
私の予想は自民230〜250、民主160〜180前後というところだ。
どちらかと言えば野党支持の私としては、ほんとはそれでは困るのだが、
でも今の民主党はまだひどすぎる。
特に外交・防衛政策が滅茶苦茶。
もっとも、政権を取ったらそこはより現実的にやってくれると
期待するしかないが(かつての村山社会党のように)、
ただ、野党が政権を奪取するには、
死にもの狂いというエネルギーがあまりないのが気がかりだ。
「マニフェスト選挙」に持ち込んだ菅の作戦は見事だったが、
でも、くれぐれも結果が「マヌケカニフェスト(マヌケ菅フェスト)」
にはならないように希望する。


「白い巨塔」初回22.8%、フジ同枠で2番目

私も第1回を見たが、予想したよりはいい出来だった。
もともと山崎豊子の原作は重厚な名作なのだから、
シナリオと演出さえとんでもなく外さなければ、
見るに耐えるドラマにはなるはずなのである。 
ただ、いかんせん、役者が致命的に軽すぎる。
これはこの作品に限ったことではなく、今の泡沫テレビドラマの宿命だが、
財前役に文字通り命をかけて演じた田宮二郎はもとより、
山本学(里見助教授)、中村伸郎(東教授)、小沢栄太郎(鵜飼教授)らの
25年前の熱演には比べ物にはならない。
何でも昔が良かったとはいいたくないのだが、でもこれは
芸能界のありかたが違ってしまっているのだから、しかたがない。
オールドファンとしては、せめて原作、そして田宮の遺作の名を
恥かしめぬドラマにして欲しいと願うばかりである。


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